kagemiya@ふたば - キルケー(殺)
【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】キルケー
【性別】女性
【身長・体重】159cm・56kg 108(N)/57/89
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力:E 耐久:D 敏捷:E 魔力:A+ 幸運:C 宝具:B
【クラス別スキル】
気配遮断:D
 サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
 魔術の痕跡すら消失させる隠蔽術により、毒を忍ばせる場合に限りランクが跳ね上がる。

【保有スキル】
道具作成:A+
 魔力を帯びた器具を作成できる。
 毒薬・魔法薬の生成に加え、己が宝具の量産(コピー)すら可能。

千里眼:A-
 視力の良さ。遠方の標的の捕捉、動体視力の向上。
 透視、過去視さえも可能とする。

妖姿媚態:C
 妖艶な美貌と、相手を籠絡する手練手管。
 数多の男を閨に迎えた、魔力によらない精神干渉。

【宝具】
『過ぎたるは果ての冥海(テスプロティス)』
ランク:B++ 種別:対人宝具 レンジ:1〜4 最大捕捉:1人
 真エーテル加工塊。神代の神血すら滅す、悪性極めた接死の魔槍。
 僅かでも“毒”に触れたなら最後、対象はその身を四散させ死に至るだろう。
 Cランク以上の神性によってのみ抵抗判定を実行可能。

【Weapon】
『テスプロティス』
 鍛冶神が鍛えし宝具。詳細は先述。
 アサシンが毒性のみを煮詰めたことで現在の魔槍へと変質した。
 ヘパイストスに贈られたものの、自身は実験に用いるばかりであった。

『絶世符牒(マカロネソス)』
ランク:A+ 種別:対界宝具 レンジ:− 最大捕捉:4人
 深紅の魔鍵。星の内海(エリュシオン)への通行手形。
 サーヴァントという殻に縛られている現在は移動が不可能となっているが、
 世界の裏側より多少の真エーテルを汲み取ることならば可能である。
 アサシンはこれによって、魔槍の量産を行う。


【解説】
キルケーがアサシンとして現界した姿。
スキュラを陥れた毒の散布を気配遮断の逸話と判断。加えて外典に現れた
要素を逆算し、持っているものとして設定。
結果、遠距離から猛毒弾頭で爆撃するアサシンというアレなサーヴァントに落ち付いた。

魔術も一応使えるが、ごく一部を除いた全ての性能が数段階ダウンしている。
各礼装や陣地、幻想種も持ち込めていないため、大幅な弱体化に他ならない。
洒落にならない火力を手に入れたとはいえ、これならキャスターで喚ぶ方がずっと強いだろう。
裏切り防止の一環としてであれば、大人しくなっている分かなりの効果がある。


【外見】
彼女はオデュッセウスとの“約束”を死ぬまで律儀に守り、孤独なままに死んでいる。
そのためオデュッセウスとの出会い以降は男に尽くすこともなく、身の回りの世話すら
精霊侍女に任せることが多くなっていた。つまるところ動く頻度が激減したのである。
そして、長い長い、その果てに――――見事に、肥えてしまった。

とはいえ、決してだらしのない生活をしていたわけでも無い。無いのだが、司令塔の人工精霊(クレア)が
寂しそうなキルケーを元気づけようと張り切ったばかりに豪勢三昧の生活を送らせてしまったのである。
脂肪が胸ばかりに向かったのは救いか。邪魔だの体型が崩れただの愚痴るが、実のところ本人も満更ではない様子。
「だからと言ってちょっと下品過ぎないかしら……?」と悩むことはあるらしい。

――――この極端な成長には、百獣母胎(ポトニア・テローン)の一端が関係していると推測される。
大地母神は生と死(創造と破壊)を司り、そして月と関連付けられることが多いとされるが……。
失われて久しい百獣の支配者たる彼女の神性は、或いはそういうものだったのかもしれない。

その他の部位はキャスターの彼女と大した違いはない。
お姉さん、と言える程度には大人びている。正当に成長したと思ってよい。


【人物】
基本的にはキャスター時のそれと同じ。
しかし人並みの感情を知った時期より暫く後の時代の姿で召喚されていることから、
ある程度は落ち付いた性格になっている。

……というよりは、厭世的というべきか。
表情は大抵影のあるものであり、だいぶダウナーになっているように見える。
――――その癖して、自分の人生は幸せだったと断ずる人物。

人の歩みの尊さを知り、 成長する/死に向かう ことを良しとしたけれど。
それでも魔女は長命だ。永久に等しい時間の中で、その余生は地獄と同義。
恋い焦がれたままそれを諦め、叶うことのない願いに灼かれ続ける。
けれど――――だとしても、彼女は天命に従った。

“だって、ほら。時間を掛ければ、人らしくなれるかもしれないでしょう?”
“その希望と、彼への想いが残っている事実だけで、私はとても、幸福で――――……”

一人称は「私」。甘ったるい蠱惑的な雰囲気は薄まり、大人びた美しさに寄っている。
口調は敬語の頻度が多くなった(他者を寄せ付け難くなった)。
また奉仕する側からされる側になっており、特に食事の優先度が上がっている。脂肪は薬でこれこの通り。
なおサーヴァントとしての現界であるため、奉仕(家事)をするのに衰えはなかったりする。


【願い】
幸福とは言ったけれど。
結局のところ、その生涯が地獄であることに変わりない。
だから、見えぬ希望ではなく、形ある光明を前にした彼女は――――堰を切ったように、想いを吐き出した。

どうか彼との、もうひと時の逢瀬を――――と。


【備考】
海より来りて果てる宿命。
槍はヘパイストス→キルケー→テレゴノスと渡っているようなのでオデュッセイアでも持ってることになりました。
基本的にこれのコピーを作成し壊れた幻想でぶっぱなし特上の汚染地帯を生み出す。ガス会社の仕業に出来ないレベル。
とはいえ所詮は聖杯による再現(サーヴァント)なので、いつまでも残留し続けるという程でもない。というかその内世界に修正される。

通常時の魔鍵は“紋様”へと変化しており、アサシンの下腹部に刻まれる形で保管されている。流石に貴重品なので管理は怠れない。
と言っても仮に奪われたところでメディア級の魔術師でもなければ利用なんてできないのだが。

乳はほら、Nカップになってる画像貼られたことがあったのでつい……。
ちなみにこのサイズだと56kgの内9kg程がおっぱいの重さになるらしい。


【因縁キャラ】
・ラダマンテュス
御機嫌よう。お久しぶりにちょっかいを出しに来――――なんでしょう、その迷惑そうな顔は。

・ヘパイストス
エーテルの高純度化は楽しい実験でした。武器を女に贈るなんて、と思ったけれど、侮れないものですね。

・プロクリス
うnうn横恋慕でも恋は恋よね。応援しますわ。

オデュッセウス(殺)
アサシンになると肥えるのかしら……。

パシパエ
こんなことで血の繋がりを感じるとは思わなかったわ。

オノテレイア
一品……いえ、フルコースを所望します。

葛の葉
食っちゃ寝してたら胸が膨らむのは自明の理ですよね。
それはそれとしてこのサイズには危機感を覚えるのでお菓子は控えることにします。

シスター・アントニア
…………えっと。お菓子、食べます?