kagemiya@ふたば - ジェヴォーダンの獣(騎)

基本情報

【元ネタ】ジェヴォーダンの獣事件
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ベート
【異名・別名・表記揺れ】ジェヴォーダンの獣
【性別】雌
【身長・体重】160cm・67kg
【肌色】毛に覆われて見えない 【髪色】くすんだ茶 【瞳色】赤
【外見・容姿】背中に一筋の縞が入っており、異常に首の発達した狼のような獣。
【地域】フランス・ジェヴォーダン地方
【年代】1760年代
【属性】混沌・悪
【天地人属性】地
【その他属性】魔獣
【ステータス】筋力:D 耐久:B 敏捷:B 魔力:D 幸運:D 宝具: C

【クラス別スキル】

騎乗:EX

騎乗の才能。
ベートの持つこのスキルは、乗り物を操るというそれではなく、あらゆる獣を乗り替えるという意味である。

対魔力:D

魔術への抵抗力。
魔力避けのアミュレット程度の物。

【保有スキル】

戦闘続行:C-

往生際が悪い。
ベートは銃弾で撃たれようと槍で刺されようとまた起き上がり人を襲う。
ただし生前の逸話より、喉への攻撃と銀弾に対しては十分な効果を発揮できない。

魔獣の唸り:C→E

猟犬の群れが如き唸り。
聞く者の精神の均衡を奪い、恐慌状態に陥らせる。
第一宝具使用後は大幅にランクダウンする。

魔術:E-→B

魔道をどれほど扱えるかを示すスキル。
通常時は自己の身体能力強化程度にしか扱えないが、第一宝具使用後は一流魔術師が扱う基礎魔術をサーヴァントの出力で使用可能となる。

闇夜捜影:B

あんやそうえい。気配遮断の類似スキル。
ベートを探す場合、しらみ潰しに捜索しても決して見つける事はできない。
確かな経験と知識に基づく予想から、「そこにいる」という確信を持った場合のみベートは現れる。

【宝具】

矜持拾得・混獣人ベート・キ・ディジネ

ランク:C 種別:対獣(自)宝具 レンジ:1 最大捕捉:1
生を受けた肉体を捨てる前、魔獣と人の混合種であった頃に立ち戻る宝具。
発動後は獣の特徴を宿した人間の姿となり、獣由来のスキルの一部が失われる代わりに、高い知性が蘇り、高等魔術の使用が可能となる。
この状態ではサーヴァントと言うよりも能力がサーヴァント級の魔術師として戦闘を行う。
発動自体の魔力消費はそれなりだが、一度使えば数日間は容易に維持が可能な燃費を誇る。

宝具使用後プロフィール

偽・受け継がせる魂ドゥブニ・ウン・ベート

ランク:E 種別:対獣宝具 レンジ:1 最大捕捉:1
自らの背中に埋め込んである刻印と回路を切り離し、他の獣に取り付けることで肉体を交換する宝具。
ベートが生前から有する固有魔術ではあるが、生前の時点で並の獣には耐えられなかった回路が、サーヴァントとなって強化されることでさらに受け入れ難くなってしまっているため、例え魔獣と呼ばれるものにこの宝具を使用したとしても、活動時間は一時間に満たない。
自身と同じように獣の特性を有するサーヴァントが相手なら成功率は高いが、抵抗を受ければ容易に弾かれてしまうため、基本的に使用されない。

【Weapon】

爪牙

ベートはその鋭い牙と爪を持って人を襲う。

【解説】

フランス・ジェヴォーダン地方において人間を襲い続け、恐怖に陥れた怪物。
国を挙げた捜索、駆除でも消し去ることはできず、数年にわたり人を殺し続け、最終的に地元の猟師の手により殺された。

冗長になったので折りたたみ


長い三行

【人物・性格】

残虐にして傲慢。自分が自由に生きるために他者を喰らい、踏み潰す事になんら躊躇を覚えず、野生の掟すら知るものかと喰らうため以外の理由で人を襲う怪物。
知性は獣より多少マシな程度しか無く、召喚後は人語こそ解するが命令には従う様子を見せない。
生前は人の体を求めて人間を襲い続けたが、聖杯戦争においては聖杯に願えばそれが叶うと把握しているため、無差別に人を襲う事はあまりしない。
しかし、目の前に素体として最適な魔術師の肉体があり、さらにそれが抵抗困難なほど弱っている場合などはこの限りではない。
そのため特に女性のマスターは聖杯戦争中に深い傷を負うことは避けるべきである。

元箱入り狼なので表面上はお嬢様気質。
もっとも理性が無くてはその片鱗も見ることができないが。

イメージカラー:血濡れた泥
特技:人間を探す
好きなもの:柔らかい腸
嫌いなもの:筋張った肉
天敵:ジャン・シャステル
願い:人になりたい 自由になりたい

【一人称】あたし・私(わたくし) 【二人称】お前・あなた 【三人称】あいつ・あの方

【セリフ】

「グルルルル……ヴォーン!!!!!!」

「ウォーッ!オッ!オッ!オッ!」

「『矜持拾得・混獣人』」

「改めましてマスター。サーヴァント、ライダーです。戦闘中ですのでお話は後ほど」

「大人しくあたしに食われてな!」

「この程度でくたばってたまるかよ…!」

「お恥ずかしいところをお見せしました…私戦いとなるとどうにも野生の血が疼きまして」

「この身体醜いでしょう?あなたのような綺麗な肌が羨ましいですわ」

「これ!これなんですの!?私こんな柔らかいお肉食べたことありませんわ!?」

【因縁キャラ】

ジャン・シャステル:親にして宿敵。ベートからの感情は嫌悪と警戒。ジャンからは期待と怒り、そして罪悪感と子への愛。ジャンがベートを野放しにし続け、最後は自分の手で葬ったのは、異形として生み出してしまったことへのせめてもの償いと弔いである。

ジェヴォーダンの獣:無辜の影響を受けた自分自身。

【コメント】

ジャン・シャステルがベートを殺したことは史実。あとは全部泥。