kagemiya@ふたば - ゾィクタ・セクションストーン



「…俺達にとって俺達は善で、お前は悪だ」

「お前にとってお前は善で、俺達は悪だ」

「そのどちらかが正しいか、その正解を決めることなどできはしない」

「故に俺達は皆戦うのだ。他者の善を放逐し、自分の善を掲げる為に」




【基本情報】


【氏名】ゾィクタ・セクションストーン
【性別】男
【年齢】21歳
【身長】174cm
【体重】57kg
【肌色】
【髪色】
【瞳色】
【外見・容姿】刺々しい長髪を肩の下まで伸ばした黒衣の青年
【イメージカラー】黒
【属性】秩序・善
【魔術属性】無
【魔術系統】両断
【起源】『独善』
【特技】善行
【好きなもの】自分
【苦手なもの】迎合、空気を読むこと


令呪


魔術・礼装

『両断魔術』

彼の「無」が現実と為す非現実、「一即ち二」を魔術として放出するもの。
全ての「一つの存在」を二とみなし、それを一と一に分断することを可能とする。
対魔力や魔術障壁で対策されてしまうものの、それらの無い物質・生物に対しては一撃での切断を可能とする強力な魔術。
ちなみに両断の際には、質量が均等になるように二つに切断される。

『無双刀』

極東の島国の職人が道楽で作った両刃の刀。
二本の直刀の日本刀を背中合わせに溶接してあるもので、その二つを一つと為した出自故に彼の魔術と非常に相性が良い。
彼はこの刀に魔術を宿し、触れたものに魔術の効果を発揮させられる。

人物

オリジンストーンの分家、セクションストーンの出奔者。
放浪の旅を続け、願いの成就ために強力な聖杯を求め続ける旅人である。

【一人称】俺達
【二人称】お前、あんた
【三人称】呼び捨て

性格

二重人格でありながら完全に合一した意志を示す異端のストーン一族。
意思が二つながらも一つなのは、彼等は「無」属性、つまり、ありえないが物質化するものの属性を持ち、「一即ち二」「1=2」を現実化する力を得ているためである。

全ての障害を悪と断じ、自身の正義のためには当然だとして容赦なく切り捨てる冷徹な人物。
どんな相手にも臆さず、屈さず、無謀なまでの力量差の相手でも、ほんの少しでも勝てる手段を探す不屈の精神性を持つ。
自身の行動を絶対的な正義としているが、それが他人にとって悪であろうと「自分にとっては正しい事だから」という理屈で押し通すため、何が正しいかを考えるべしという説得は通用しない。

聖杯戦争に臨む態度・参戦動機

願いを叶えるため。

聖杯に掛ける願い

『全ての人間の善悪の観点を同じにする』。
それは即ち、全人類の意思の統一とイコールであり、ほぼ破滅そのものと言っていい。

サーヴァントへの態度

自身の考えを曲げない範囲で、願いの為に共に戦う。

自身の判断、思考に従う、或いは賛同する者を喚ぶために、縁による召喚を試みる。

役どころ

どんなだろう…

台詞

「多数が善か。…だが、その多数は全て一で出来ている。故に、一でありながら二である俺達は、その多数の全ての一と等価値だ。俺達は、それを是正するための正義を求めるのだ。全ての善を等しくするために…!」

「あらゆる障害は断つ。…俺達が善であるがゆえに!」

「俺達は二人だ。俺達は一人だ。俺達は善だ。俺達は悪だ。俺達は、俺達は………?」

因縁キャラ

「1=2」の弊害、そしてその性格故に全ての人間に対して固定の印象を持たないどころか、区別すら曖昧。
そのため、特定の相手との因縁らしきものはない。

来歴

比較的本家に近い分家であるセクションストーン家に誕生し、人格の分割を受ける。
希少な無属性の魔力を持つとして英才教育を受ける、が──その司っていた性質故に二重人格が完全に意気投合。
言うなれば二重起源とでも言う状態となった所為か、妙な善悪観を語り出すと、「聖杯を手に入れればならない」と言って勝手に出奔した。
それが16の頃で、現在に至るまで各所を放浪している。

コメント

中二病かと思ったらガチのキチガイだったぜ!みたいな