性格
傍若無人な社会不適合者。
過去・現在・未来を混同しているフシがある。
動機・サーヴァントへの態度
世界各地の怪事件に関わりを持つ中で「視」た聖杯戦争というワード。
願いを叶えられるという餌とかつて無い大事件の予感に釣られてやってきた。
聖杯を求めてはいるが性格破綻者なので精神汚染持ちか消極的なサーヴァントが相性がいい。
役どころ
占いを通して他の勢力や何やらをランダムに呟く狂言回しにして、引き起こった事件を解決する探偵役。
ワトスン役(ルビ:介護役)がいないとうまく機能してくれない。
台詞
「私の名前はタオ・インヤン。フェイ(妖精)なんてアダ名を付けられてる可愛い名探偵さ。私が来たからには謎は文字通りお視通しだ」
「ヘイ、初めましてだ愛しのMr.ワトスン!キミのタオだよ。実に久しぶりだね。ん?人違い?名前が違うだって?――――当たり前だ!今私が決めたからな!」
「なんだい殺人現場かい。つまり寝っ転がってる彼が被害者か。おい!キミは死んだんだから動くんじゃない!何?生きてる?知った事か!キミは死んでるんだよわかったな!……よーし!わかればよろしい!」
「よしキミが加害者か!今から崖はないからその辺の噴水で代用するとして端っこまで追い詰めてやるから泣き崩れて殺人に至るまでのありふれた悲劇が無いなら捏造してもいいから早く話せ早急にハリーアップ!
――――なぜ話さない!」
「ハッハー!私にかかればジャックポットもこれこの通り!視えたところにテキトウにベットすれば楽勝だ!――――ってなんだこの未来?なんでやけにイカツイスーツ野郎が。
………………用事を思い出した!あとはキミに任せたぞワトスン!」
因縁キャラ
強いて言えば数年前に日本を訪れたときに出会ったジャパニーズヤクザ。
曰く、「ずんばらりんとイかれるかと思った」
来歴
辻名探偵を名乗る少女。占筮による占星推理で謎を解く。
事件の度にどこからともなく現れるため「フェイ(蝿)」のアダ名が付いた。
後述の直視の魔眼を封印するために世界中の怪事件を回っており、
自分の魔眼を完全に封じることの出来るものがないか探している。
その正体はグロース紋章院の命題のひとつである『記憶遡行による擬似的千里眼の後天的付与』の成功例。
幼いころに誘拐されて紋章院のミエヴェル家に素体として売り払われており、既に両親ともに処理されているため実質は天涯孤独の身である。
証明のために脳内に仕掛けられたトレーサーから人格負荷サンプルを観察中であるため彼女が自然死するまではミエヴェル家との接触はないと思われる。
魔術・礼装
あらゆるモノに付随した歴史を見抜く「直視」の魔眼の所有者。
人に限らず物や場所の過去や本人の自覚していない過去まで読み取れる。
正確無比な測定が可能なため未来視の真似事も可能ではある。
しかし、ともすれば根源まで見通しかねない眼は精神を破壊しかねないため、
以前手に入れた礼装で意図的に再認機能を抑制し、条件付けによる自動記述を行っている。
そのため、自分が役柄を決めつけた相手以外は反応できない場合が多い。
魔眼殺しを所有しているが材料の歴史を白亜紀まで見せられたので普段は外している。