【元ネタ】イングランド伝承「スピンドルストンの醜い竜」
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】チャイルド・ワインド
【性別】男性
【身長・体重】
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力：D 　耐久：B 　敏捷：C 　魔力：A 　幸運：A　 宝具：C

【クラス別スキル】
陣地作成：B
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
“工房”の形成が可能。

道具作成：A
魔力を帯びた器具を作成できる。

【固有スキル】
魔術：A
攻撃・防御魔術のほか、対象を別の生物種に変えるなどの大魔術を行使可能。

神性：E
オーディンの末裔。魔術の才としてボーナスを発揮している。

魔力放出：A
武器ないし自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出することによって能力を向上させる。
いわば魔力によるジェット噴射。

ハッピーエンド:EX
御伽噺由来のサーヴァントのみが持つ特殊スキル。常時発動型。
聖杯戦争参加中にいかなる原因で消滅した場合であっても幸運判定を行い、極小の確率ながらその敗北をなかったことにし、初期状態のまま最召喚される可能性がある。
ただし、記憶など召還後に得た知識や技能は一切引き継がれない。

(対魔力：A)
宝具によるパッシヴボーナス。Aランク以下の魔術を全てキャンセル。

【宝具】
『祓いの白花(アミュレット・ローワン)』
ランク：C　種別：結界宝具　レンジ：-　最大捕捉：-
北欧における魔除けのお守り、ナナカマドの枝。
魔女の呪いの尽くを防ぎ切った対魔術宝具。Aランクの対魔力を所持者に与える。
さらに、解放した場合は当時の軍船一隻を覆えるサイズの防御壁が展開される。これは物理攻撃にも有効。

『竜に三度の接吻を(スライス・キス)』
ランク：C　種別：対人宝具　レンジ：0〜1　最大捕捉：1人
対象に触れることで持続している特殊効果を打ち消す宝具。「呪いを解くキス」のひとつ。
別にキスする必要はない。触れればいいだけ。

『愛しき君に誓う(ワームスレイヤー・デッドエンド)』
ランク：EX　種別：対物語宝具　レンジ：0〜99　最大捕捉：死亡することで物語が成立しなくなる主要人物全て
竜が自分を傷つけたならば即座に竜を剣で叩き殺すという誓い。
相手からの攻撃を受けた時に解放され、強力なカウンター攻撃を叩きつける反撃宝具。
……というのが表向きの説明。
物語の中では結局この宝具が振るわれることはなかった。ハッピーエンドに終わった物語に血なまぐさいバッドエンドへの保険は必要ないからである。
世に現れなかった神秘は熟成し――そして発酵し、呪いとなった。
チャイルド・ワインドが倒れるなどといった原因で「彼を主人公とした視点で」ハッピーエンドに終わることが不可能になった時に発動する。
放たれた斬撃がその物語の成立に必要な主要登場人物を殺戮することで強制終了させる。

【Weapon】
『無銘・剣』

【解説】
イングランド・ノーサンバーランド地方の伝承の主人公。
魔女である女王によって醜い竜に姿を変えられてしまった妹を救うため立ち上がった王子様。
最後は妹とちゅっちゅして元の姿に戻し、女王はカエルにした。
鎧兜に剣とキャスターらしからぬ姿で召喚される。外見と性格はだいたいおとぎ話の王子様そのままといったところ。
ふふふ……魔除けのお守りナナカマドが使われた、というわけか！
そして……この私がナナカマドによって呪いから守られた、というわけだね？
やめなさい、対魔力：Aの私にそんな魔術は……通じはせん！
ガシャッ(物理系サーヴァントの攻撃)
ぎゃ〜〜〜っ！！
うわ〜〜〜っ！！
マスタ〜〜〜っ！！