kagemiya@ふたば - ナラシンハ
【元ネタ】インド神話
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】ナラシンハ
【性別】男(可変)
【身長・体重】160cm・55kg(可変)
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力:B 耐久:B 敏捷:B 魔力:B 幸運:B 宝具:A+
【クラス別スキル】
気配遮断:B+
自身の気配を消す能力。完全に気配を断てばほぼ発見は不可能となるが、攻撃態勢に移るとランクが大きく下がる。
アサシンの場合物の中に隠れることで攻撃が成功する瞬間までBランク相当の気配遮断を維持できる。

【保有スキル】
変容:B
能力値を一定の総合値から状況に応じて振り分け直すことができる特殊スキル。スキルのランクが高い程総合値が高い。なお、AからA+に上昇させる際は2ランク分必要となる。
アサシンの場合通常時は宝具以外オールBのステータスを自由に振り分けることができる。

神性:×(A)
神霊適性を持つかどうか。ランクが高いほど、より物質的な神霊との混血とされる。
本来ならば維持神ヴィヌシュの化身として最高ランクの適性を持つが、彼が生まれ落ちた理由より完全に剥奪されている。

武の祝福:C
天上の神々からの祝福。正面からの戦闘時に筋力に若干のボーナスがかかる。

【宝具】
『阿修羅を滅す人獅子(アヴァターラ・ナラシンハ)』
ランク:A+ 種別:対不死宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
ありとあらゆる不死を会得した偉大なる阿修羅王を殺害したアサシンの逸話が宝具として昇華されたもの。ありとあらゆる不死無敵を貫通する絶対殺害特権。
相手が不死身や無敵の逸話を持つ英霊の場合、自身の肉体・スキルや周囲の環境をその不死身・無敵が発動できない状況へ変化させ、不可避にして致命の一撃を放つ。耐えるには素の耐久力のみが要求される。
ただし、この宝具は「昼でも夜でもない時間」に「建物の中でもなく外でもない場所」でしか使用することはできない。

【Weapon】
『素手』
あらゆる武器で殺されない阿修羅王を殺すために素手で殺した。


【解説】
維持神ヴィヌシュの10ある化身の一人。第四化身人獅子ナラシンハ。ラーマ君とかクリシュナとかの同類。
兄弟をヴィヌシュの第三化身ヴァラーハに殺されたアスラであるヒラニヤカシプはその復讐のために苦行を重ね続け、その報酬に創造神ブラフマーから力を得ることに成功する。
「神にもアスラにも人にも獣にも昼にも夜にも家の中でも外でも、地上でも空中でも、しかもどんな武器でも殺されない体」を得た彼はその事実上無敵の肉体を持って神々に戦いを挑み勝利し、三界を滑ることに成功する。
アスラの脅威に苦しむ神々の要請を受けたヴィシュヌはナラシンハとして転生し、彼の信者であったヒラニヤカシプの息子の力を借りて暗殺を試みる。
かくして「神でもアスラでも人でも獣でもない」人獅子の肉体を持つナラシンハは「昼でも夜でもない」黄昏時に「家の中でも外でもない」玄関で「地上でも空中でもない」膝の上で「武器ではない」己の肉体を持って不死身の阿修羅王の殺害に成功した。
これによりデーヴァ神族はマハーバリが支配するまで三界を支配することとなる。

獣の頭を持つ中性的な青年。ただしこれは基本的な姿であり身長体重・ケモ度・性別・胸の大きさまで変容スキルによって自由自在に変更することができる。そんなふわっとした存在である上、生まれた理由からして不死身の阿修羅王であるヒラニヤカシプを殺すことのみだったので人格という物が極めて希薄。
聖杯に賭ける願いは「自己の確立」。自分が生まれた意味は既に果たしたのだからあとは好きなように生きてみたい。その好きな物を探すために新たな生を望む。彼(彼女)の人格はマスターや聖杯戦争に関わる人たちによって大きく左右されることになるだろう。
戦闘面に関しては変容スキルのおかげで死にステを減らせるため堅実に強い。また宝具は発動さえできれば大抵の敵は殺しきることができるだろう。しかし真名がバレると逸話から宝具の制限がバレやすいため、その時間にその場所に行かないという単純な対策で宝具が封じられてしまう。