2m弱の石造りの像と言う異様な姿を持つルーラーのサーヴァント。
その真名は、創世記に名を残す巨塔バベル。
かつて天に届く事を目指して建造されるも、神の怒りにより崩されたとされる塔。タロット≪塔≫のモチーフとなったそれ。
その記述がルーラークラスのサーヴァントとして形を成し、現界したもの。
石像としての姿も、塔の頂上に造られたとされた石像の姿を原型としている。
人以外のものに由来するためか、或いは現界した姿に影響されているためか、感情は希薄で石像である外観以上に機械めいた印象を与える。
その思考もルーラーのクラスに相応しく聖杯戦争を円滑に進め、滞りなく終結させる事のみに絞られ、多少の犠牲は厭わないというもの。
聖杯戦争が露呈しそうになったならば、原因となったサーヴァントに向けて指示として…或いは令呪を行使し目撃者を皆殺しにさせる事さえも行う。
そして、聖杯戦争により世界の崩壊が招かれると判断すれば第二宝具を発動させ、全てを犠牲にしてでも阻止しようとするだろう。
TRPGに不向きな、ありきたりなラスボスかラスボスに利用される枠。
ゲロビームが撃てるオペレーター系サーヴァント。
CV池田秀一
『王よ、貴方の帰還を私は待っていた』
超大型統一言語解析装置:EX
このルーラーが存在する聖杯戦争の参戦サーヴァントにニムロドが居る場合、以下の効果を発揮する。
ニムロドは『塔よ、天に刻め消える事なき我らの名を』を介して行われた会話と真名看破の全てを把握しても良い。
ニムロドは『塔よ、神の名の下に混乱を迎えよ』の影響を受けなくても良い。
ニムロドはバベルの持つ魔力から自身の行動に利用する魔力を徴集しても良い。
ニムロドはバベルの持つ『他のサーヴァントの令呪』だけは使用できない。
もちろん、ニムロドはこれらの効果を一切利用せずに神へと挑んでも良い。
『王よ、いざ共に神へと挑まん(リベリオン・オブ・バベル)』
ランク:EX 種別:対神宝具 レンジ:- 最大捕捉:1
『我々は反逆する』の発動と同期して発動するバベルの最終宝具。
発動と同時にルーラーは塔の頂上…『我々は反逆する』の頭部へと強制転移し、合体する。
合体したルーラーは『我々は反逆する』の頭脳となり、ニムロドを的確にサポートし、機能が追加される。
『我々は反逆する』の口部分や指の一本一本から『塔よ、神鳴る光を受けて崩れ去れ』相当の魔力光線を発射可能になる。
そして、胴体を破壊されようとも頭部を分離させて戦闘継続が可能となる。
精神コマンド
鉄壁 必中 直撃 かく乱 自爆
やったねバベル!ラスボスに利用されちゃえるよ!
いやさ、だってさ、建造主が来ちゃったらさぁ。