kagemiya@ふたば - バベル

基本情報

【元ネタ】創世記
【CLASS】ルーラー
【マスター】
【真名】バベル
【性別】無し
【身長・体重】210cm・2000kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力:D(A) 耐久:EX(A〜E) 敏捷:E 魔力:D(A) 幸運:D 宝具:EX

【クラス別スキル】

真名看破:A(-)
何かしらの形で『会話』をしたサーヴァントの真名・スキル・宝具などの全情報を即座に把握する。
あくまで把握できるのはサーヴァントとしての情報のみで、対象となったサーヴァントの思想信条や個人的な事情は対象外。
また、真名を秘匿する効果がある宝具やスキルなど隠蔽能力を持つサーヴァントに対しては、幸運値の判定が必要となる。
ルーラーは第一宝具の効果により直接会わなくとも、念話と言う形で『会話』を行う事で真名看破を使用する事が出来る。

神明裁決:A(-)
「ルーラー」の最高特権。
召喚された聖杯戦争に参加している全サーヴァントに対して、2回まで令呪を行使できる。他のサーヴァント用の令呪を転用することは出来ない。
ただし、第二宝具を使用中に令呪を行使する事は出来ない。

【保有スキル】

対魔力:EX(A〜E)
魔術を全てキャンセルする。
事実上、魔術ではルーラーに傷をつけられない。
ただし、第二宝具の効果により徐々にランクダウンしていき、それに伴い魔力によるダメージを与える事が出来るようになる。

石像の体:A(-)
ルーラーは石像の肉体を持っているため非常に頑丈だが、自力で移動する事が出来ない。
移動するためには重機などを使用した大掛かりな運搬が必要となる。
第二宝具発動と共に全身に皹が入り、下半身は完全に崩壊。このスキルは失われ、その頑丈さと引き換えに浮遊移動が可能になる。

【宝具】

『塔よ、天に刻め消える事なき我らの名を(タワー・オブ・バベル)』
ランク:A 種別:対界宝具 レンジ:??? 最大捕捉:???
かつて人は共通の言語を話していたと言う記述から生まれた宝具。常時発動型宝具。
聖杯戦争の戦場となる土地と参加者、サーヴァント全員を対象とし、その土地に居る限りルーラーを中継して任意の相手と言語を問わず念話を行う事が出来る。
この念話は相手側が拒絶すれば当然伝わらないが、同時に「相手が自分の念話を拒絶した」と言う事実も伝える事になる。
また、ルーラー本人は対象達とて強制的に念話を送る事が可能であり、この念話は魔力判定に成功しなければ拒絶する事が出来ない。
この宝具は第二宝具発動中は使用出来ない。

『塔よ、神の名の下に混乱を迎えよ(バラル・オブ・バベル)』
ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:??? 最大捕捉:???
神の怒りにより人々の言葉は乱れ、共通の言語を失ったと言う記述から生まれた宝具。
戦闘時以外の状況で発動する事が可能。
この宝具が発動すると、ルーラーのステータスとスキルランクは()のものに変更される。
そしてルーラーの耐久と対魔力は12時間が経過すると共に1ランクずつ低下していき、耐久がEを下回った瞬間に消滅する。
宝具発動からルーラーが死亡か消滅するまでの間、聖杯戦争の戦場となった土地に居る全ての者は、言葉、文字、念話、身振りといったあらゆる意志疎通能力を失う。
これはサーヴァントとマスターにも影響し、魔力か幸運の判定に成功しなければ意志疎通はおろか令呪の行使すら出来なくなる。
そして、聖杯との意志疎通…願いを伝えると言う行為すらも阻害する。
この宝具が発動した事により大きな二次災害…不和と混乱と暴動が引き起こされるだろうが、それはルーラーの与り知る事ではない。

『塔よ、神鳴る光を受けて崩れ去れ(コラプス・オブ・バベル)』
ランク:A+ 種別:対城(塔)宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:500
第二宝具『塔よ、神の名の下に滅びを迎えよ』を発動中にのみ使用可能な宝具。
正確には、ルーラー自身を崩壊させている膨大な魔力エネルギーを口部に集中させ、光の奔流として発射する排出行為。
宝具扱いするにはお粗末な代物だが威力はランク相応。まともに直撃すれば、サーヴァントとは言えただでは済まない。
また通常ならばありえない事だが、この宝具がルーラー自身に直撃した場合、同一性質の魔力衝突により何らかの反応が発生して、ダメージが倍増する。

【Weapon】

『石造りの腕』
石と魔力で固められた腕による攻撃。
本体から分離飛行して敵サーヴァントに打撃を与えたり、指からビームを出したりする。

【解説】

2m弱の石造りの像と言う異様な姿を持つルーラーのサーヴァント。
その真名は、創世記に名を残す巨塔バベル。
かつて天に届く事を目指して建造されるも、神の怒りにより崩されたとされる塔。タロット≪塔≫のモチーフとなったそれ。
その記述がルーラークラスのサーヴァントとして形を成し、現界したもの。
石像としての姿も、塔の頂上に造られたとされた石像の姿を原型としている。
人以外のものに由来するためか、或いは現界した姿に影響されているためか、感情は希薄で石像である外観以上に機械めいた印象を与える。
その思考もルーラーのクラスに相応しく聖杯戦争を円滑に進め、滞りなく終結させる事のみに絞られ、多少の犠牲は厭わないというもの。
聖杯戦争が露呈しそうになったならば、原因となったサーヴァントに向けて指示として…或いは令呪を行使し目撃者を皆殺しにさせる事さえも行う。
そして、聖杯戦争により世界の崩壊が招かれると判断すれば第二宝具を発動させ、全てを犠牲にしてでも阻止しようとするだろう。


TRPGに不向きな、ありきたりなラスボスかラスボスに利用される枠。
ゲロビームが撃てるオペレーター系サーヴァント。

CV池田秀一

『王よ、貴方の帰還を私は待っていた』