kagemiya@ふたば - パフ・ザ・マジックドラゴン
【元ネタ】楽曲
【CLASS】キャスター or ルーラー
【マスター】
【真名】パフ・ザ・マジックドラゴン
【性別】ドラゴン
【身長・体重】ドラゴン
【属性】秩序・善
【好きなもの】子供 友達 海 桜
【嫌いなもの】闘争 ひとりぼっち
【特技】歌 ボート漕ぎ
【イメージカラー】エメラルドグリーン
【ステータス】筋力:A 耐久:B 敏捷:D 魔力:A+ 幸運:D 宝具:B

【クラス別スキル】
陣地作成:B
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 “工房”の形成が可能。

対魔力:A
 Aランク以下の魔術を全てキャンセル。

騎乗:B
 Bランクでは大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、幻想種あるいは魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなすことが出来ない。

【固有スキル】
変化:A+
 いかなる人物、物体にも姿を変えることができる。
 変化の際、体積は無視されるが無限大に拡張するようなことはできない。
 このサーヴァントの場合、召喚された際にマスターの好みに合わせて自由に姿を変える。

魔術:A
 攻撃・防御・治癒魔術の他、天候を操作するなどの大魔術を行使可能。

竜種:A
 最強の幻想種。
 呼吸するだけで魔力を生成し強大な力を持つ。

さみしいの呪い:EX
 このスキルを持つサーヴァントの周囲に親しい者がいない場合、すべてのステータス、スキルがワンランクダウンする。
 またこのサーヴァントは友達になった者から離れたがらず、可能であれば一日中24時間どのようなとき、場合であっても友達と一緒にいようとする。
 そしてどうしても友達から離れなければならない場合、このサーヴァントは只管に待つ、どれだけ涙を流しても待ち続ける。たとえそれが永遠の別れでも――。

【宝具】
『竜の冒険船(ボースト・オブ・シップ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:10
竜の漕ぐお手製のボート。
この宝具を発動すると周囲に霧の海が立ち込め、その霧に乗ってボートで移動できる。
ボートの移動速度は、通常の手漕ぎ船より少し早い程度。
この竜の乗るボートを見た人物は、どのような者であれその乗り手に敬意を示さねばならず、例え戦闘中であっても戦闘を中断し礼を交わさなければならない。
また、ボートの乗り手はこのボートに乗っている限り、他者を攻撃することはできず、他の何者からも攻撃されることはない。
ただし精神汚染、精神異常、狂化などのスキルを有するサーヴァントを対象にする場合、対象へのこの宝具のランクと効果は2ランク分ダウンする。

『秋霧の海(オータムミスト・イン・ザ・ホナリー)』
ランク:A 種別:結界宝具 レンジ:1〜500 最大捕捉:レンジ内のすべての人物
この宝具を発動したサーヴァントの周囲一帯に白い濃霧が発生し、レンジ内のすべての人物の視界を奪い孤立させる。
この宝具が発動している間は、戦闘を行うことが出来ず、戦闘中の場合、戦闘を強制終了させ、千里眼、仕切り直しなど特定のスキルの効果、一部の宝具の発動を無効にする。
宝具を発動したサーヴァントを含む、レンジ内に補足されたすべての人物は、お互いに自らの心の内をすべて公開しなければならず、嘘を吐くことはできない。
宝具を解除するとき望むのであれば、自らを含む補足した人物それぞれを、好きな場所に配置し直すことができる。
ただし精神汚染、精神異常、狂化などのスキルを有するサーヴァントを対象にする場合、対象へのこの宝具のランクと効果は2ランク分ダウンする。

『魔法の島・ホナリー(ウィズアウト・イット・ライフロング・フレンド)』
ランク:EX 種別:結界宝具 レンジ:1 最大捕捉:聖杯戦争に参加するサーヴァント以外であれば魔力の限り何人でも
この宝具を持つサーヴァントが聖杯戦争での勝利を諦めたとき、マスターの持つすべての令呪と引き換えに発動できる。
この宝具を発動したサーヴァント並びにマスターは、直ちに聖杯戦争に敗北し、そして聖杯戦争の勝者が決まるまでの間、竜の作り出した固有結界『魔法の島・ホナリー』に閉じ込められる。
この固有結界は他のどのような干渉も受けることなく、与えることもない。一度閉じ込められたら聖杯戦争の決着がつくまで決して外には出られない。結界内での戦闘は禁止され、戦闘行為は無効となる。
固有結界の内部は、海に秋霧のたなびく入り江、桜の咲き誇る豊かな島となっている。大きさはサーヴァントの保有魔力量や必要によっても変わるが、大体伊豆大島くらいの大きさ。
宝具の最大捕捉人数は決まっておらず、十分な魔力さえあれば都市一つ、国一つの人口でも収容できる。固有結界の内は絶対の安全が確保されており、衣食住すべての面において困ることはない。
また相手が同意する場合、他のサーヴァントのマスターでも収容でき、このサーヴァントのマスターは結界に入ることを拒否することもできる。結界の内では穏やかな時が流れ、限られた時間を優しく温かい日々が祝福する。

【Weapon】
『まほう』
『大きなしっぽ』

【解説】
魔法の島・ホナリーに住む魔法の竜。竜としての姿は、エメラルドのように輝く鱗と、美しく立派な肢体と翼、尻尾を持つ、太古から存在する不老の竜種である。
慈愛に満ちた優しい性格で、他の竜種とは違い積極的に人間と関わろうとするなど、好奇心や幼さを残しつつも、面倒見の良い年長者としての風格も見せる。
太古の竜種であるため、高い魔力を持ち、その心臓はいかなる魔導炉をも超える強大な魔力を常時生成しており、マスターがおらずとも魔力に困ることはない。
その息吹はあらゆる傷を癒し、守護の魔術と輝く鱗の前にはどんな攻撃も無力と化し、傷一つつけることはできない。
このサーヴァントは非常に闘争を嫌い、他人が傷つくことに何より心を痛め、何があっても決して他者を攻撃することはない。
目の前で起こるすべての争いを阻止しようとし、たとえ自らが傷ついたとしても、躊躇うことなく傷つくものを守護り、その傷を癒そうとする。
聖杯戦争においてもこのサーヴァントは、常に戦いという手段を避け、スポーツやゲームなどの方法で勝負をつけることを望み、可能な限りすべてのマスターとサーヴァントの望みを叶えようとする。
そもそも聖杯を起動する方法をこのサーヴァントは知らないので、必ず殺し合いをしなければならないことを知ると曇る。とても曇る。パフはかわいいですね。
太古の竜種であることから、高位の魔術師でも召喚できないような印象を受けるが、本来の人の好さからどんな未熟な魔術師、聖杯に選ばれただけの一般人の召喚でも応じてしまう。
特に、このサーヴァントの頭の中は子供っぽく好奇心旺盛で、精神年齢の波長の合う子供とは相性が良く、サーヴァント自身も子供が好きなので子供の召喚には簡単に応じて召喚されることとなる。
基本的にこのサーヴァントは聖杯戦争というものをよく知らず、聖杯を使って叶えたい望みもない。強いていうならばマスターの望みを叶えることが唯一の願いである。
召喚された際には極めて献身的にマスターに尽くし、自身のマスターがどうしようもない悪人や罪人、邪悪な人間でもマスターのすべてを受け入れ、打算で裏切ることはない。
このサーヴァントは召喚されるまでの間、ホナリーのねぐらにしている祠に、ずっとひとりぼっちで暮らしていたため、大変人懐っこく、マスターと会話するだけ、同じ部屋にいるだけでもとても喜ぶ。
また、このサーヴァントに酷い仕打ちをしなければ、すぐに自身のマスターに好意を抱くようになり、友達となる。
一度友達となれば、マスターの好みや望みに合わせて自由に性別、容姿などを変化させ、他人を害する以外のどんなことでもマスターのお願いなら、二つ返事で聞いてしまうようになる。
このように一途に自身のマスターに好意を寄せ、従事し、尽くし、疑うことなく信頼し、愛することを無上の喜びとし、マスターを守護り、その願いを叶えることに尽力する。
真名のパフはドラゴンの不思議な鳴き声に由来しており、人の形を取っていてもよくパフパフして、鳴き声を上げてしまう。
マスターが未熟であったり、戦闘などで魔力を消費し、マスターの魔力が減少すると、このサーヴァントは通常とは逆になる、サーヴァントがマスターに対して行う魔力供給をしようとする。
竜種の抱擁は、対象者に絶対の安全と安心を与え、緊張し凝り固まった心を少しずつ溶かして行く。サーヴァントから与えられる優しく柔らかなお日様のような温かさ、心地よさの前には抗う術はなく、対象者をすっぽりと包み込み、甘い快楽の海で満たしてしまう。
竜種の息吹は心身ともにあらゆる傷を癒し、竜種の体液は身体を強化、活性化させ、魂までもを熱く燃え上がらせ、凄まじい魔力が対象者の魔術回路を駆け巡ることとなるだろう。
一度でもそうなってしまったら、何物にも代えがたい極上の魔力を生み出すこのサーヴァントを放ってなどいられなくなり、幾度となく魔力供給を繰り返すようになるだろう。
何度も何度も自分を求めるようになったマスターに、幸福の絶頂を感じながらサーヴァント自身も最大級の愛を持って応え、マスターのすべてをその身の全身全霊をもって受け入れ、マスターが疲れて眠ってしまうまで奉仕を続けるのである。
このサーヴァントにとって友達とは、自らの命以上に大切な存在であるのだが、どんなに深く心を通わせようが、どんなに激しく愛し合おうが、どんなに強く絆を結ぼうが、必ずいつかは絶対の、約束された別れのときが訪れる。
パフ 魔法の竜が暮らしてた 海に秋の霧 たなびくホナリー 
すべては運命とマスター次第である――。