kagemiya@ふたば - ヒッポノオス

基本情報

【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】ライダー
【真名】ヒッポノオス
【異名・別名・表記揺れ】ベレロフォンテス、ベレロポーン、ベルレフォーン
【性別】男
【身長・体重】184cm・74kg
【髪色】黒髪 【瞳色】緋色
【外見・容姿】長髪を一本にまとめ、あご髭を少し生やした青年。ややだらしない雰囲気を持っている
【地域】ギリシャ
【属性】混沌・善
【天地人属性】天
【その他属性】人型・神性
【ステータス】筋力:B 耐久:B 敏捷:B 魔力:B 幸運:E 宝具:A

【クラス別スキル】

対魔力:B

騎乗:A+

騎乗の才能。獣であるのならば幻獣・神獣まで乗りこなせるが竜種は該当しない。また、とある条件を満たすとただの馬にすら乗れなくなる。

【保有スキル】

神性:B

海神ポセイドンの子であるライダーは高い神性を持つ。

キマイラ殺し:-

ライダーの固有スキル。獣特攻や幻想種特攻を内包すると同時に、それらの属性を一つでも持つ相手に対して先手判定や防御判定で優位を取れるようになる。複数の獣属性を持つキマイラやそれに類する相手には無類の強さを発揮するだろう。

直感:B

戦闘時、つねに自身にとって最適な展開を感じとる能力。視覚、聴覚に干渉する妨害を半減する。

対集団:C

数的不利を跳ね返す単独戦闘技術。軍略とはことなりあくまでも個人の戦闘技術であるため、味方には影響を与えない。
敵が自陣営に対して数が多ければ多いほどに筋力、敏捷、耐久が上昇すると同時に、対軍宝具に対して防御能力を持つ。
アマゾネスやソリュモイ族と闘い、果ては都市一つの兵全てを敵に回し勝利したライダーはCランクの評価を得ている。

【宝具】

『殺獣鉛槍』(カウンター・キマイラ)

ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:2〜5 最大捕捉:1人
キマイラ討伐の際に使用した鉛の槍。本来ならばその鉛の毒性を持って敵を打ち倒し、獣属性を持つ相手に対して様々な能力を持つ兵装なのだが、ライダーとして召喚されたため高い威力の獣特攻と獣に対する毒攻撃に収まっている。

『天馬疾駆』(ペーガソス)

ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:1〜55 最大捕捉:200人
彼の相棒である天馬を召喚して騎乗。突撃をして敵集団を蹴散らす。ペガサスは魔獣ランクの存在だが、ライダーが呼び出す物は特別強力なため騎乗スキルのランクがAでも制御不可能。
高い攻撃能力を持つが本質は魔力防壁による防御能力向上と流星の如き速度による移動。これによって不利と感じた戦場であろうと意のままに動くことができる。
ただし一定以上の高度に飛び上がってしまうと幸運判定が発生し、失敗すると天馬から振り落とされ、両足は機能しなくなり左目を喪失し、命を落とす。

『騎英天駆』(ミネルワ)

ランク:A+ 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1
アテナから授かりし黄金の手綱。動物を操り、意のままに操作することが可能。ライダーが使用した場合、動物の場合は能力をワンランク上昇させ、バイクのような乗り物に使用した場合は魔獣の属性を付与し性能を向上させることも出来る。
ライダーの本来の騎乗スキルのランクはAだが、この宝具によって本来は御しきれないペガサスを制御している。

『我名咎成』(ベレロフォンテス)

ランク:D 種別:対己宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
贖罪のために戦い続けたライダーの生涯が宝具化したもの。死ぬその直前まで彼は聖杯戦争において困難にさらされ続け、幸運判定において判定をするまでもなく失敗扱いとされてしまう。
これはライダーの英雄としての名ではあるが、同時に罪の顕在であり、戦地に身を置いた発端でしかないため、デメリットしか与えない。

【Weapon】

『鉛の槍』

キマイラを殺害した際に使用したもの。真名解放をせずとも伝説上の武装と激突しても壊れない頑丈さを持つ。

【解説】

ギリシャ7大英雄の一人。様々なクラス適性を持ち、武功にふさわしい実力を持つ。
ベルレフォーンとして知られる彼の名は本来ヒッポノオスであり、ベルレフォーンとはベレロス殺し。彼の妹を殺してしまったが故の悪名である。


ステネボイアは言った。「もう、良いでしょう。貴方の罪は許されるべきです」「私が忘れさせてあげましょう」
罪を清めるのが男を誘うペテンであったのか。あるいは本心であったかどうかなど最早どうでも良かった。その後に触れられた逆鱗に比べたら。
「貴方ほどの人が一つのことに縛られるのは間違いです。死んだ妹のことなど忘れて…」
それを聞いた瞬間に、拒絶をするという以外の選択は消えた。もっとも、それが受難の始まりになったのだが――――


イオバーテス王は彼に命じた。「キマイラ討伐へ向かいなさい」「負けるとしても、戦士としての生を遂げなさい」
ベルレフォーンに付き従う戦士は一人も存在せず、ただの一人で化け物を討伐しろと言うのだ。その手で剣を振るい死ねと命じたのならば大人しく死んだかもしれない。
ただ、自らの手を汚そうとしないその綺麗事が気に入らなかった。だから全力で戦い、化け物を殺してやった。


倒したと報告をして時間も経たないうちにアマゾネスの討伐を命じられ、それが終わったらソリュモイの討伐も命じられた。それでも死なないでやった。ざまあみろ。
それを終えた後に出迎えたのは祝福でも称賛でもなく、殺意を持った軍隊だった。ああ――――ようやく、その気になったか。
今更律儀に死ねという命令を守る必要もなし。いつも通り、ただ一人で難敵に立ち向かい。勝利した。


恨まれるような相手とはケリをつけた。だから俺はただ、天上にいるかも知れないアイツに会うために――――
自らに落ちる落雷を見やりながら男は思案する。人の身で天上に向かうのは傲慢過ぎたらしい。相棒と思っていた天馬は自身を振り落としてさっさと逃げ出し───あるいは消し飛ばされてしまった。
自身の栄華も、幸福もただただ虚しいだけのもの。だから自分では無く神を信じて空へ向かったのだが、それも間違いであるのならば、どうやら俺の生涯は間違いで出来ていたらしい。


「俺はただベレロスに、天国に行った妹に」
その言葉を終える前に最後に自分がへし折れる音を聞いて英雄の生涯はあっさりと終わった。
彼はやり直しは望まない。自らの贖罪が消えてしまうからだ。殺してしまった者が無駄になってしまうからだ。だからせめて一目、妹に会い――――

【人物・性格】

基本的に明るい兄貴肌。召喚者に対しても理不尽や悪逆に類する命令で無ければ忠実に従う。
自らの人生についても終わったものであると見切りをつけ、ここにいる自分も自分に似た他人なのだろうと考えている。
だからこそ生前とは違い自らの望みを叶えることが出来るのではないかと思い聖杯戦争に参加している。聖杯への望みも本気であるため、優良サーヴァントと言えるだろう。
基本的に妹に関わることは逆鱗であるため、触れないのがベスト。

イメージカラー:鉄紺
特技:乗馬
好きなもの:家族、平和
嫌いなもの:理不尽、不条理、自分
天敵:ゼウス
願い:ベレロスとの再会

【一人称】兄ちゃん、俺 【二人称】〇〇、お前さん 【三人称】〇〇、アイツ

【因縁キャラ】

メドゥーサ:オイオイオイあれって俺より上手く乗っていねえか?ただまあ家族のために闘ったことがあるなら良し!その宝具名はやめて欲しいけどな!

ヘラクレス:いや、まあ、そのなんていうかお疲れさん

【コメント】

ベレロスをTSしたが許してくれるだろうか許してくれるね。あとシスコンだけど別に妹に恋愛感情は持っていない。ライダーだけどランサー枠