kagemiya@ふたば - マウイ
[フリー素材]

【基本情報】
【元ネタ】ポリネシア神話
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】マウイ(?)
【性別】女性(男性)
【身長・体重】158cm・50kg(ヒネ)/189cm・83kg(マウイ)
【肌色】透き通るような白 【髪色】真っ黒 【瞳色】紫 (ヒネ)
【肌色】褐色 【髪色】金 【瞳色】蒼 (マウイ)
【スリーサイズ】B90・W62・H91 (ヒネ)
【外見・容姿】黒髪ロングで非常におとなしそうな女性
        しかし、その眼は非常に濁っており、表情は常に薄ら笑い。
        髪の毛先には小さな口がいくつもあり、お腹にも大きな口が1つある。

【外見・容姿】身体中に生傷の残る、荒々しい目つきをした筋肉隆々の青年
【地域】ハワイ諸島
【年代】神代
【属性】混沌・悪(ヒネ)/秩序・中立(マウイ)
【天地人属性】天
【その他属性】人型・神性
【ステータス】筋力:D 耐久:E 敏捷:C 魔力:A+ 幸運:C 宝具:A (ヒネ)
【ステータス】筋力:A 耐久:B 敏捷:C 魔力:D 幸運:C 宝具:A (マウイ)

【クラス別スキル】

対魔力:D
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

騎乗:C
騎乗の才能。大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、
野獣ランクの獣は乗りこなせない。

【保有スキル】

風除けの加護:A
彼が四方を囲み、風を封じた事に由来するスキル。
風属性を持つサーヴァントの攻撃や魔術を無効化する。

神性:B
神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
冥界の番人にして死の神であるヒネ=ヌイ・テ・ポを母としているためある程度は高い。

原初の火炎:A
彼が人類で初めて火の起こし方を得た事に由来するスキル。
手のひらに小さな種火を創り出し、そしてそれを利用し様々な事に応用できる。
周囲に燃え広げれば敵の行動を封じたりダメージを与えることも出来る。

死母神の寵愛:Ex
彼の母、ヒネ=ヌイ・テ・ポの加護…というか彼女そのもの。
このスキルのせいで、彼は一定期間たたなければこれ以外のスキルも、宝具も使用できない。
また行動も出来ず、攻撃も出来なければ身動きも出来ない。

【宝具】

『島国一本釣り(ホアラ・マイ・パヤ)』
ランク:B 種別:対人(対国) レンジ:1〜1000 最大捕捉:1
冥界にいる彼の先祖より承った、ポリネシアに伝わる究極の釣り針とそれを支える糸。
なにがあろうとも、何を釣り上げようとも決して切れることは無く、そして対象の先までどこまででも距離を延ばす。
しかし、彼自身は釣りがドがつくほどに下手糞な為目標に当たるかどうかは正直な所五分五分と言ったところ。
当たりさえすれば、この糸はその標的を縛りつけて決して話さない強力な束縛を発揮する。
また、神話にあるように国を釣り上げて自由に動かすことも出来るが、神秘の秘匿上それはさせてもらえない。

『空も太陽も我が手の内に(ハーナカミニ・ラニ)』
ランク:A 種別:対天 レンジ:∞ 最大捕捉:1(自身?)
かつては低かった空を持ち上げ今の高さまで跳ね上げ、
そして太陽を説得し、灼熱の昼と延々たる夜を今の様に調整した事に由来する宝具。
その肉体と、その手に持つ魔力結晶を削って作られし斧そのものが宝具となっている。
彼が空に向かって手を伸ばせば、その空にある万物を己の身体の一部の様に自在に操作できる。
曇天をサッと晴天にすることも出来れば、大嵐を引き寄せる事もできる。言うなれば天候操作の手の平。
さらに、その手に持つ大斧には『太陽を痛めつけられる』程の威力が込められており、振るえばその太陽と同程度…
いや、それ以上の超高熱の斬撃が対象を襲う。具体的に言うならば、太陽の放つプロミネンス(200万度)の再現。
ただしこんな超高温を地上で躊躇いなく振るえば地表は一瞬で蒸発してしまう為、放つ温度を場所によって調節できる。
つまり、加熱メスブレードのように熱を狭い範囲で放ちながら敵を焼き切る、と言うのが主な芸当となる。

『君死にたもうことなかれ(マクアヒネ・デープ・アローア)』
ランク:Ex 種別:対人 レンジ:- 最大捕捉:1(自身)
彼の母親、ヒネ=ヌイ・テ・ポのあまりにも深すぎる異常なる母性愛の結晶。
ヒネは自分の息子が英霊として戦うのが心配なために、召喚した段階ではまず最初は彼女が主として現界する。
本来は神霊である為召喚出来ないはずの彼女ではあるが、あるギリシャの処女神と同じく召喚に割り込むと言う形で現界した。
ならばマウイ本人の霊基は何処にあるのか…と言うと、なんと彼女の胎内にうずくまるように封印されているのだ。
コレは、ポリネシア神話にてマウイが死ぬ際に、死を恐れた彼が自身の母たるヒネの胎内へ帰依したことに由来する。
そんな彼を、ヒネは今でも守り、養い、挙句は彼が英霊として座に登録された後も保護し続けているのだ。
故に召喚から一定期間が経たなければマウイを使うことは出来ず、変わりにヒネが戦うと言う形になる。
彼を出して下さいと進言しても「うちの愛しき我が子を戦わせようと言うのです?」と聞いてくれない。

では彼女のスペックはと言うと、マウイと比べて筋力は低いが一応は神霊なので戦闘能力は高い。
髪に在る無数の口による攻撃や、お腹の大きな口によるエネルギー吸収など通常の戦闘の際のポテンシャルは非常に高い。
…が、神霊を無理やり英霊としての霊基に納めているため、宝具やスキルの使用が出来ない為決定打に欠ける。
また耐久力がほとんど無いに等しいために宝具を使われたら押し負ける可能性が高い。

そして、召喚してからある程度の時間が経った時に胎内のマウイは目覚め、覚醒する。
母たるヒネ=ヌイ・テ・ポの腹の口を突き破るように出現し、文字通り『生まれ変わって』再誕する。
この瞬間にスキル『死母神の寵愛』は消え、彼は自信のスキル・宝具を思う存分奮えるセイバーとして闘い始める。
一方彼の母たるヒネはどうなるかと言うと…。特に苦しむ様子も無く『オトナになったのね…!』と涙を流しながら消えていく。
母の愛(呪縛)から解き放たれた彼は、目の前の敵を次々葬り去る頼もしきサーヴァントとなることであろう。

【Weapon】

『大斧』
彼が太陽を痛めつけた、魔法の石を削って作りだされた大斧。
実際の所それは、神代に存在した大気のマナが結晶化した魔力鉱石の斧で、凄まじい魔力を秘めている。
更に彼の協力者たる数々の神々の力が込められているため、まさに『太陽に匹敵』する熱量と力を秘める。

【解説】

ハワイに伝わるポリネシア神話を代表する、半人半神の英雄。
空を天高くまで持ち上げ、昼と夜の長さを調節し、そして人類に炎を伝えるなど、この世界の根幹を作り上げた。
ハワイ諸島に伝わるありとあらゆる伝承のほとんどを彼の功績に詰め込んだため、とんでもない逸話の量となっている。
それこそギリシャのヘラクレスやアルスターのクーフーリンに匹敵する。その英雄譚はまさに神話の大英雄に相応しい物だった。
しかし、数々の武勇譚を打ち上げた彼であったが、それでも”死”という絶対だけからは逃れることが出来なかった。
晩年に死を恐れた彼は、自分の母であり冥界の死神である神様ヒネ=ヌイ・テ・ポの胎内へ帰依する事を思いつく。
だがそれには失敗し、彼はヒネの膣にある牙で砕かれ死んでしまった―――と言うのが伝承での彼の最後である。

―――だが実際の所、彼の母であるヒネは彼を愛していたため何の抵抗も無しに彼を受け入れた。
コレは幸いとヒネの腹の中へ還るマウイ。…しかし、本当の誤算はその後に在った。母の愛が余りにも重すぎたのである。
死を克服できる肉体になり、もう一度この世界に再誕できるという時が来たというにも関わらず…ヒネは胎内から出してくれない。
彼女は言う、『外は危ないから私とずっと一緒にいようね』と…。―――失敗した、と彼は思った。彼女はこういう性格だったとも。
その母性愛が異常なまでに深かった事を忘れていた。…余りにも死を恐怖しすぎて判断力がおかしくなっていたのだ。
だが時すでに遅し、自身はかごの中の鳥も同じ。彼は様々な抵抗を試みるも胎内では意味が無い。

―――そして、そんな八方ふさがりな彼の出した結論は、”待つ”ことだった。
『俺が此処から出れる機会が、いつか来る。母の力が弱まるような…そんな時がな。』
それは例えるならば、母が神霊としてではなく別の存在として顕現する…と言った具合か。
もしその時が来たなら、彼は目覚め、そしてその大いなる力を振るい神話を再現するであろう。
しかし、長い永いながい年月の間封印されてしまってたせいで、少し目が覚めるのに時間がかかってしまうかも知れない……。


【人物・性格】

ヒネ=ヌイ・テ・ポ

自分の子供が可愛くてかわいくてしょうがない究極のバカ親。
更にそこに、死神であるが故の精神汚染、理性蒸発、狂化が重ね掛かっているため悍ましいまでのクレイジーサイコママとなっている。
自分の子供が危険な場所に行こうとするのならば自分の能力でがんじがらめにして閉じ込めたりすることもザラ。
逆に言うとマウイとその兄弟たちは毎度それを破って出かけていたという事になる。ザ・神さま家族。
しかし、死を恐れるあまりに彼女を頼ったマウイだけが彼女の愛に閉じ込められ、そして永劫に囚われる形となってしまった。

息子が絡まなければとても良い人。物腰は柔らかく、丁寧な口調で接してきてくれる。
呼んだマスターの為にもきちんと働き、邪魔者は分け隔てなく排除する。
しかし、あまり親密になりすぎるとマスターも自分の息子と同一視し始めるかもしれない…?

マウイ

荒々しい口調と、誰にでもすぐに喧嘩を売る血の気の多い男。喧嘩上等な不良。
すぐに危険な場所に突っ込んだり、敵がどんな奴かもわからず突進するようなオラオラ系猪突猛進サーヴァント。
ただし、その裏には「まずその身を以ってして敵を知る」という心情がある。「百見は一触に如かず」がモットー。
状況の判断や敵の特徴などの察知・分析に非常に長けており、その荒々しい性格とは裏腹に頭の回転は速い。


【因縁キャラ】

源頼光(♀)
あらあらまぁまぁ。私と同じような雰囲気を感じますわ。
え?貴女も息子を可愛がっていますの?奇遇ですわ、私もなんです。
可愛いですわよね〜。閉じ込めてずーっと一緒にいたくなるくらい…。(by,ヒネ)

坂田金時
オウ、お前も母ちゃんにべったりされているクチか?同情するぜ。
…ああ、俺もなんだよ。いやマジあん時はどうかしてたわ…うん。何で俺母ちゃん頼ったんだろ。
いや正直よー…。可愛がる方法間違っちゃいないかって思うよな?…うん、だよな!(by,マウイ)

アルテミス
やっぱり好きですとどうしても召喚に紛れたくなりますよね〜。
まぁ、私たち程になると最初から一心同体なので同行も簡単でしたが…ね…(by,ヒネ)

オリオン
あんなべっぴんさんが付いてくんなら良いじゃねーかよ!
俺?俺のはダメだ。だって俺を自由にしてくれねぇもん。
…え?じゃあクマになってもいいのか?…あー、それは…嫌だな。うん(by,マウイ)

【その他情報】それぞれ(ヒネ)/(マウイ)

イメージカラー:真っ黒な紫/灼熱の赤
特技:子育て/近接戦闘
好きなもの:愛情表現/釣り
嫌いなもの:乱暴者/母ちゃん
天敵:
願い:『永遠に息子と一緒にい・さ・せ・て』/『母ちゃんから解放させてくれ』

(ヒネ)  【一人称】私 【二人称】アナタ、愛しき我が子  【三人称】○○さん
(マウイ)【一人称】俺 【二人称】お前、テメェ、母ちゃん 【三人称】○○(呼び捨て