kagemiya@ふたば - ヨハン

基本情報

【氏名】ヨハン
【性別】男性
【年齢】200年とちょっと
【出身】欧州
【身長】131cm
【体重】31kg
【髪色】白髪
【瞳色】碧

【属性】中立・中庸
【イメージカラー】白
【好きなもの】あまいもの
【苦手なもの】いたいの

【令呪】右手の甲
【魔術属性】虚数
【魔術系統】呪詛
【魔術回路】質:A+ 量:A++ 編成:異質

人物像

ある魔術師の一族が長い歳月の果てに造り出した後継者にして傑作機。
幼い容貌ながら200年余りを生きた死徒であり、凶悪な呪詛を操る魔術師。
……なのだが、その肩書きの割には見た目通りの穏当な性格をしている。

【一人称】ぼく 【二人称】きみ、○○(名前) 【三人称】あの人

容姿

右眼を物々しい眼帯で覆った、真っ白な幼い少年。
性徴が外見に表れる前の幼く純粋な肢体。男にも女にも見える天使の容貌。
死徒化しているためこれ以上成長することはない。

性格

不思議ちゃん。突拍子のない言動をすることもあるが基本的に大人しく穏当。言動は幼く、とても素直な性格で、大抵のことは素直に受け入れる。
ただしそれは外見年齢通りの幼さ故の"純粋無垢"ではなく、あらゆる悪徳を知り尽くしたうえでの"寛容"。
口先の詭弁や欺瞞を看破するだけの思慮はあるが、見抜いた上で受け入れる。
他人の善意を素直に尊ぶと同時に、悪行も「人間はそんなものだ」と容認している。

来歴

欧州を拠点に「人類の幸福」を追求した魔術師一族の後継者。
彼らは「幸福」を絶対値として設定することは諦め、他者との関係性の中で産まれる相対的なモノと定義した。
"人間は度し難い程に愚かしい"。"ならば、それを救う我々はその総てよりも悪徳を知らねばならない"。
つまり、千差万別の価値観と立場を持つ人類全てに幸福を感じさせるには、自身がこの世のどんな人間よりも不幸であればよいと考えたのだった。
彼らは等しく自身を地獄に叩き込むことに邁進し、世界中から死と絶望をかき集め、歴代の当主は己の身体を万に切り刻んで虚の中に投げ込んだ。
そうした集団自殺めいた「研究」の果てに産まれた一応の完成品。
ソレを素体として死徒化させ、更に200年の歳月を掛けて地獄という地獄を縫い込まれたのが当代の後継者、ヨハンである。
彼ら一族はその総てを注いでヨハンという「作品」を創り上げ、個人単位での「救済」には成功したが、しかし人類全てを幸福に導くにはヨハンの持つ出力は余りにも不足していた。
故に彼は自身に全てを託して力尽きた一族の後を継ぎ、一人研究を進めるため旅に出たのであった。

動機・サーヴァントへの態度

一族を引き継いだ者としての使命から、聖杯の出力を用いて人類をその右眼に収める=幸福にすることを目的とする。
そして同時に、自分もいつか「しあわせ」になりたいなと漠然と考えている。
ただ同時に死徒としての長い寿命と不死性故か焦りがなく、サーヴァントに願いがあればそちらを優先する。
魔術師としての能力の高さに加え、主人として偉ぶることもなく悪逆非道な行いも大体許すのでサーヴァントからすれば扱いやすいマスターだろう。
ただし、死徒(怪物)という属性故に篤い信仰心を持つ英霊とは相性が悪い。

役どころ

自身の願いとサーヴァントの願い。
いずれを叶えるにせよ聖杯は必要なので、ぽやぽやした顔をしているが他陣営に対しては割と好戦的。
基本的に善良だが、聖杯はちゃんと狙うガチ枠。

魔術

『魔術:呪詛』
死徒としての能力の他、一工程で人間を心停止させる程度の呪詛は容易に扱える。

『召天の魔眼』
右の眼帯の下に宿る邪視。厳密な定義では魔眼には含まれないが、能力は「黄金」に匹敵する。
視線を交わした人間に対して発動し、その精神を幸福の果てに吹き飛ばす。
具体的には脳内物質諸々が垂れ流しになり言語を絶する多幸感の中で絶頂の果てに堕ちていく。そして二度と戻ってこなくなる。
強い魔力を持つ魔術師やサーヴァントならば抵抗可能。ただし、耐性のない一般人ならば一瞥されただけで精神が蒸発し、白痴そのものの笑みを浮かべるだけの廃人と化す。


因縁キャラ

スカサハ(オルタ)
何処かの世界で召喚したサーヴァント。
無条件に全幅の信頼を置いている。
彼女からも大切にされていて主従仲は良好…だが、どうにもただならぬ情念を感じるような…

台詞例

「ヨハンだよ。よろしくね」

「おはなし終わった?じゃあ殺すね」

「むずかしい言葉がおおくてよくわからないよ」

「抱きしめてもらったことを、忘れたりしない」
「だから、また会えたら、今度はぼくもキャスターを守るよ」
「……ばいばい。さよなら。おやすみなさい」
「――ありがとう。一緒に居てくれて、嬉しかった」