kagemiya@ふたば - ワイナミョイネン

基本情報

【元ネタ】フィンランド叙事詩『カレワラ』
【CLASS】キャスター
【真名】ワイナミョイネン
【性別】男性
【身長・体重】198cm・98kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力:C 耐久:B 敏捷:D 魔力:A++ 幸運:E 宝具:D+++

【クラス別スキル】

道具作成:EX

彼の作る楽器はどんなものであっても、名を付けられ銘を刻まれた時点でDランク相当の宝具級の神秘を帯びる。
ただし、余程の出来でなければ名を付けたりはしないだろう。

陣地作成:−

宝具によって代替されているためこのスキルは機能していない。

【固有スキル】

神性:A

統一言語:E

神代に失われた、かつて世界の全てと意思を交すためにあった言語。ワイナミョイネンは自作のカンテレを用いて呪歌としての形式を取ることで、限定的に統一言語を使用することができる。
歌・詩という形に制限されるためその行使が限定されるものの、世界に直接的な協力を呼びかけるため抑止力の干渉をはるかに小さくすることが可能。

呪歌(世界卵):EX

歌を介したフィンランドの古の魔術系統に加え、魔術理論:世界卵を任意に取り扱うスキル。
魔術理論:世界卵は人に取り扱える限りにおいて任意の異界を設定し、結界として展開できる理論。
ただしこのスキルを完全に使用する為の魔力がサーヴァントでは不足しており、もっぱら固有結界の展開のみに使用される。
完全行使に必要な魔力は天文学的な数字であり、現代ではマスターの魔力や地脈などの外部供給手段を用いても現実的ではない――――聖杯を除いては。

【宝具】

『かつて奏でられし詩(カレワラ)』

ランク:D+++ 種別:対人宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000
キャスターの心象風景を具現化した、神話世界を再現する固有結界。英雄の大地。
凪いだ風、肌寒いものの柔らかな日差し、遠景に映る雪の残る山々、切り開かれた針葉樹の森と土を固めた小道など、長閑な風景の固有結界。
しかし神代のエーテルが充満するこの結界内は現生生物に凶悪な毒性を発揮し、ただ結界内にいるだけで苦しみにのたうち回り、死に至る。
また、この神代エーテルを扱えないものはこの結界内では魔術・宝具を使用できない。
このエーテルによる毒性は対毒スキルによって軽減が可能。

『そして、今此処に響く詩(カレワラ)』

ランク:D+++ 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1
固有結界カレワラが行き着いた一。世界一つを手のひらに収まるほどに収束し、固有結界を物理化した剣型固有結界。『魔術理論:世界卵』によって創成される宝具。
内部の真エーテルを固定、物質化しているため、接触するだけで真エーテルの投射と同等のダメージを負う。
またこの形態独自のものとして、内部真エーテルを消費して物質の相転移を行うことができる。任意の物体を液体、固体、気体へ状態を変化させる物理法則を無視した力である。
終末の兵器。

→『天花の霹靂(ウコンバサラ)』

ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:5〜50 最大捕捉:200
『そして、今此処に響く詩』の臨界稼働によって生み出したプラズマの一斉掃射。
周辺を相転移してプラズマ球を生成。それを雷撃の形に打ち出し、標的を焼き払う対軍宝具にふさわしい大出力攻撃。
プラズマによる熱・天罰としての雷撃属性のほか、純粋な質量攻撃としてのダメージも持つ。

【Weapon】

『カンテラ(自作)』

フィンランド伝統の弦楽器であり、キャスターが自作した超一級の魔術礼装。
これを杖の代わりに、キャスターは魔術を行使する。

来歴

フィンランド叙事詩カレワラ最大の英雄。生まれた時から老いており、世界創造にさえ関わった主神のごとき賢者でありながら
世界の創造、数々の仲間たちとの出会い、至宝たるサンポを巡るさまざま、そして大冒険を経てきた。

解説

聖杯への望みは現代美人による巨大ハーレム建造。
もっと言えば『自分に都合のいいエロゲみたいなシチュエーションを用意してハーレムルートへゴールイン』。
聖杯さえあれば彼は呪歌により十分実現してしまうだろう。
彼本人は非常に俗っぽい人物であり、いい風景、いい美女、いいメシだけを目的に気軽に現界する。
特に美人のマスター相手であればホイホイと呼ばれてしまい、なんでもかなえてしまうダメ男。
ただ、そういった下半身の事情が絡まなければ基本は好々爺。英雄らしい気風と風格を備えている。
彼は古フィンランド最大の英雄の一人でもあり、キャスタークラスゆえの直接戦闘能力が弱点とならない稀有なキャスターである。
剣の技量は三騎士に等しく、その上で呪歌による多種多様な魔術を使いこなすため、終始戦いを有利に進めることができる。
ただし切り札足る宝具は、無差別殺傷を行う危険を孕む。彼はそれを嫌い、格の劣る相手には使いたがらない。
逆にそれに足る相手なら、喜々として使用するだろう。

――――実際には、彼はある一つの契約のもとに現界している。世界の危機に対し、それを救うために再び現れるというもの。
彼は、ほとんどの場合世界の危機的状況に対し抑止力の要請によって召喚されるだろう。




「ワシじゃ」
「ワイがワイナミョイネンや! …………冗談じゃからそんなドン引きせんくれんか」
「ワシじゃよ。大賢者ワイナミョイネンじゃ」

「【見よ」「花は歌い」「風は微笑む」「英雄の大地】これぞ我が心象。――――『かつて奏でられし詩(カレワラ)』」

その他データ