kagemiya@ふたば - 隠岐次郎左衛門広有

基本情報

【元ネタ】史実
【CLASS】アーチャー
【真名】隠岐次郎左衛門広有→真弓広有
【性別】男
【地域】日本
【年代】1305年〜1369年
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力:B 耐久:C 敏捷:D 魔力:C 幸運:B 宝具:C

【クラス別スキル】

対魔力:B

魔術に対する抵抗力。一定ランクまでの魔術は無効化し、それ以上のランクのものは効果を削減する。
Bランクでは、魔術詠唱が三節以下のものを無効化する。大魔術・儀礼呪法などを以ってしても、傷つけるのは難しい。

単独行動:C

マスター不在・魔力供給なしでも長時間現界していられる能力。
ランクCならば、マスターを失ってから一日間現界可能。

【保有スキル】

千里眼:C

視力の良さ。遠方の標的の捕捉、動体視力の向上。
ランクが高くなると透視、未来視さえ可能になるがCランクではその域には達していない。

神秘殺し:C

神秘、『妖魔』などを殺す事を得意とするスキル。
天・地属性を持つサーヴァント、並びに魔性などの人ならざる存在へのダメージにプラス補正がかかる。
彼は生前以津真天という怪鳥を射殺している。

冷静沈着:C

どんな状況でも落ち着いて行動できる。
怪鳥を目の前にしても慌てる事なく一撃で射貫いた。

【宝具】

『我、真に弓を射る者也』

ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:5〜60 最大捕捉:1
彼が怪鳥『以津真天』を射殺し、後醍醐天皇から『真弓』の名を姓を賜った逸話が宝具化したもの。
『真弓広有』の真名を解放することによって使用可能となり、ステータスの名前欄も更新される。
範囲内にいる者に対して回避不能の一撃を食らわせる。防御は可能。

【Weapon】

『弓と矢』

彼が生前使用していた弓と矢。

【解説】

後醍醐天皇が治世を始めた建武元年1334年、疫病が流行り死者が大量に出た。
その時に朝廷の宮殿の屋根で「いつまで、いつまで」と鳴き続ける怪鳥が現れ人々は恐怖した。
そこで後醍醐天皇は源頼政の鵺退治にあやかり、弓の名手に退治させようとする。
その白羽の矢が立ったのが弓の名手、隠岐次郎左衛門広有である。
そうすると彼はその怪鳥『以津真天』(鵺であるともいわれている)を見事撃ち抜いた。
その怪鳥は頭部は人、曲がった嘴に鋸のような歯、そして蛇のような体と剣のように鋭い爪を持ち、隊長は4.8メートルもあったという。
この功に後醍醐天皇は喜び、「お主こそ真に弓を射る者よ」と称え真弓の名を与えた。
その後後醍醐天皇の治世が失敗し南北朝時代となると南朝に仕えて九州に赴き、南朝の全盛期の力添えとなる。

余談だが彼の子孫は元プロ野球選手の真弓明信であり、関西地方では知名度が高い。

【人物・性格】

基本的に冷静かつ無骨であり無口。
与えられた命令は忠実にこなそうとするし上が間違ってるなと思っても特に忠告しない。
聖杯にかける願いは戦いを求めて。かつての怪鳥退治以上の大物を望んでいる。

【一人称】私 【二人称】貴方 【三人称】彼、彼女

【因縁キャラ】

楠木正成:同じく後醍醐天皇に仕えた人物。
ただし認識としては同僚Aくらい。特別仲が良いわけでも悪いわけでもない。

【コメント】

何というかよく言えば真っ当悪く言うと地味なアーチャーに
怪鳥退治以外のエピソードが特にない。