kagemiya@ふたば - 角仙
「み……見ーたーなー……」

基本情報

【元ネタ】傾城水滸伝
【CLASS】セイバー
【真名】角仙
【異名・別名・表記揺れ】時雨橋の角仙
【性別】女
【身長・体重】141cm・39kg
【肌色】ベージュ 【髪色】不明 【瞳色】不明
【スリーサイズ】84/57/79
【初期】だぼだぼの頭巾と般若の面。長い紫の袴
【第一再臨】淡いベージュのフード付きパーカー。孫次郎の面
【第三再臨】服装は変わらず、金髪碧眼の素顔が露わになる
【地域】日本・奈良・伊豆国など
【年代】鎌倉時代
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力:A 耐久:B 敏捷:C 魔力:D 幸運:D 宝具:


【クラス別スキル】

対魔力:D

一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

騎乗:C

騎乗の才能。大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、
野獣ランクの獣は乗りこなせない。

【保有スキル】

地傑星(偽):C

災いを為すという百八の星が転生した者たちの一人。
苦界に果てた傾城の美女達の生まれ変わりとして宿命を負う。
角仙は精神力・武力ともに秀で物理攻撃と精神耐性にボーナスを得ているが、容姿に大きな問題を抱えてしまう。

矢避けの加護:B

飛び道具に対する防御。
狙撃手を視界に納めている限り、どのような投擲武装だろうと肉眼で捉え、対処できる。
ただし超遠距離からの直接攻撃は該当せず、広範囲の全体攻撃にも該当しない。

軍略:E

一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。

仕切り直し:D

戦闘から離脱する能力。
また、不利になった戦闘を戦闘開始ターン(1ターン目)に戻し、技の条件を初期値に戻す。

人間観察:D

人々を観察し、理解する技術。
人の優れた素質を見抜くことに長ける。


【宝具】

雪薙ぎの鋼刀スノウメルト・ヒートブレード

ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1〜2 最大捕捉:3人
刀身が加熱することで鋼すら容易く溶断する剛刀。
威力の割に消費魔力は低く、常に発動していてもさしたる負担にならない。
ただし最大出力も低く、派手にビームを放つことは出来ない。
真名解放時は3000度に達し、斬られた肉体は灰と化し骨はガラス化してしまう。

疎まれた絶世の面貌ヘイテッド・フェイス・フラッシュ

ランク: 種別: レンジ: 最大捕捉:
地潔星に由来する角仙の素顔。常に隠している顔が露わになることで発動する。
その顔はドブ川の水を清流に変え、鋼鉄すら捻じ曲げるほどに衝撃的。
味方が見ればあらゆるデバフが解除され、敵が見れば広範囲に及ぶ即死効果が発生する。


【解説】

傾城水滸伝の登場人物。時雨橋の角仙(しぐればしのかくせん)。地潔星の宿星。
傾城水滸伝は未完の作品であるため、角仙とその元になった水滸伝の宣賛を並んで解説する。

◇角仙
席次に名前が書かれている。
未完のため本人は登場せず。
《以降、宣賛と類似した経歴を送ったものとする》

◇宣賛
容姿醜悪だが、人格と武勇に優れた武人。力強い刀術と、抜群の弓の腕前を持つ。
これだけならよくある設定にも思えるが、宣賛はあまりの不細工さに結婚させられた嫁が死んでしまったという程の強烈なブ男ぶりであった。
汚い顔に反して真面目で正直な人柄であったことが災いして上司に嫌われ、優れた才を持ちながら不遇の人生を送っていた。
梁山泊討伐に際し、総大将に当時ぺーぺーだった関勝を推挙。自身は副将として軍を率いた。
対花栄戦では彼の矢を三発も避ける奇跡的な回避力を見せる。(三射目は偶然にも見えるが、二射目までは実力で避けている)
その後、秦明と孫立と鉢合わせるが、泰明の攻撃により落馬して敗北する。
捕虜にされたが宋江たちの態度は誠実であり、感化された関勝に従ってそのまま梁山泊に入山した。
以降は関勝の副官として地味に活躍を続ける。
蘇州城下の戦いで、八驃騎が一人飛豹大将軍郭世広と相討ちになり戦死した。

◇以上を踏まえたオリ設定
伊豆国出身の女武芸者。幼い頃から顔を隠して育てられてきた。
11歳で京都の滋野井家の有力者に嫁ぐも、初夜を迎える前に素顔を見た夫がフェイスフラッシュによりショック死した。
この事がトラウマとなり、若くして未亡人になった角仙は人と接することが苦手になってしまう。
関勝ポジションが不在のため、江鎮泊軍との戦いでは総大将となる。
秦名と刃を交えるが破れ、朝廷に疎まれていたことと大箱の説得もあり江鎮泊に入山する。
以降は関勝と宣賛を足したような大忙しの役目を請け負う。
江鎮泊の猛将として活躍するも、承久の乱で戦死した。


【人物・性格】

手堅いステータスと多岐に渡るスキル構成で堅実に戦える、セイバーらしい優れたサーヴァント。
頭を竹田頭巾やフードで常に隠し、更に能面を付けているため窺い知ることは出来ない。
顔が隠れているせいで声がもごもごして聞き取りづらく、表情も読めないので状況に応じ面を付け替えて感情表現をする。
口数少なくややコミュニケーション能力に欠けるが、素直で優しい性格である。
それ故に悪に着くことは出来ず、融通の利かない頑固なところもある。
隠された素顔は大変可愛らしい幼めの顔立ちであり、不意に見れば心臓が止まってしまうほど。
顔を晒した経験がほとんど無いため、面を取るのはとても嫌がる。



イメージカラー:薄紫
特技:瞑想
好きなもの:紙芝居
嫌いなもの:ディスカッション
天敵:洗顔
願い:素顔を見せなくてもいい生活を送ること

【一人称】私 【二人称】貴方

【因縁キャラ】

千速棗:かつての同志。気安い性格の棗には主に対人面で助けられていた。

【コメント】

傾城水滸伝には何故か関勝役がいないためセイバーに抜擢。
槍使いは多いが剣は少ない。とはいえ偃月刀は剣より槍寄りな気がするので結果的に宣賛で良かったかもしれない。



召喚:「セイバー、角仙、です……」

レベルアップ:「おぉう……」
霊基再臨:「この面は取ってはいけません……」
その2:「ほっ……衣装替えは無し……」
その3:「ひっ……み、見ないで……私の素顔……」
最終:「こ、こんな時どんな顔をすれば……恥ずかしい……」

開始:「……倒します」
その2:「……逃げ場はありません」

スキル:「うぅ……」
その2:「こっちを見るな……」
選択:「はい」
その2:「おぉ……」
その3:「やります」
攻撃:「えいっ」
その2:「切ります」
その3:「はぁっ」
EX:「溶断します。これで終わりっ」

宝具選択:「どうしても……やらないとダメですか?」
宝具:「み、み、見ーたーなー……!」

小ダメージ:「あっ」
大ダメージ:「いやっ、だめっ……」

戦闘不能:「しま、った……」
その2:「……ごめんなさい」
勝利:「ふぅ……お疲れ様でした」
その2:「面が壊れなくてよかった……」

会話:「出かけない方が私には、ありがたいです……」
その2:「……あまりこっちを見ないでください」
その3:「うぅ……顔だけはだめなんです……」

好きなこと:「新しいお面が欲しいですね……」
嫌いなこと:「顔は本当に、本当に見ないでください……」
聖杯について:「顔を見せなくても良い世界とか……」

絆:「マスターが良い人で助かりました……」
その2:「あの、触るのは、いいですけど……顔はだめなんです……」
その3:「あっ、お面を取らないで……」
その4:「……私も、感情をどう表せばいいのか、上手く分からなくて……」
その5:「マスターには、見せてみたいです。私の全て……」

イベント:「人が……多い……」
誕生日:「ロウソクを用意しました……。あっ、これ仏壇用……」