kagemiya@ふたば - 郭雲深


「――――――オレの拳は、誰よりも強いぞ」


基本情報

【元ネタ】史実
【CLASS】グラップラー
【真名】郭雲深
【異名・別名・表記揺れ】半歩崩拳
【性別】男性
【身長・体重】180cm・77kg
【髪色】僅かに青みがかった黒 【瞳色】黒
【外見・容姿】太い眉に濃い顔、切り揃えられた短髪が特徴的な男性
【地域】中国
【年代】近代
【属性】中立・善
【天地人属性】人
【その他属性】人型・
【ステータス】筋力:B 耐久:D 敏捷:A 魔力:E 幸運:D 宝具:なし

【クラス別スキル】

グラップラー:-

 格闘家としてのランクを表す。「中国武術」と同義のため、基本的には扱われない。

【保有スキル】

中国武術:A+++

 中華の合理。宇宙と一体になる事を目的とした武術をどれほど極めたかの値。
 修得の難易度は最高レベルで、他のスキルと違い、Aでようやく“修得した”と言えるレベル。
 +++ともなれば達人の中の達人。形意拳を極め、最強とも称された郭雲深の真髄。
 (自身に必中状態を付与&自身のクリティカル威力アップ)

奇門遁甲:A

 遁甲式、八門遁甲とも呼ばれる占術。
 自身に向けて行われる呪術であり、体内の気を練る事で擬似的な魔力放出、身体能力の強化を行える。
 (自身のBuster、Arts、Quick性能をアップ&自身のNPを上昇&自身のHPを大幅に減少[デメリット])

一招:B

 相手の防御や反撃などに対し、臆することなく打撃を見舞う。
 耐久力や防御によるダメージ軽減を無視し、衝撃を伝える事で直接肉体へダメージを与える。
 (自身に防御力無視状態を付与&自身に「通常攻撃命中時に自身の攻撃力アップ」状態を付与)

【宝具】

挙一打あまねくてんかをうつ

ランク:なし 種別:対人魔拳 レンジ:1 最大捕捉:1人
 「半歩崩拳、遍く天下を打つ」とも称された郭雲深の一撃。
 半歩踏み出し、相手へと拳を打つ。静かで動きの少ない、一見すると地味な打撃だが――――
 その拳は触れたものを打ち崩し、防御なども関係なく「対象そのもの」を激しく吹き飛ばす。
 必要な動作も少なく、レンジ内であれば即座に打ち放てる事から、擬似的に対軍宝具としても利用できる。
 突き詰めた一撃は魔拳の域にも達しており、数次元上の守りがあったとしても容赦なく衝撃を通す。
 与える衝撃のベクトル、方向性を変えることも出来、“一点に留めて”放つ事で内的な衝撃を与えることも可能。

 また拳銃を手にした相手にも容赦なく攻撃を届かせたという逸話から、この魔拳は「武器を持つもの」に対して有効。
 武器を持つ相手は、どのような得物であろうと攻撃の際に逡巡の隙が生まれる。だが拳であれば、その逡巡に踏み込める―――という理論。
 (自身に無敵貫通状態を付与&敵単体に超強力な[武器を持つ者]特効攻撃&敵単体の防御力をダウン&敵単体に確率でスタン状態付与)

八門開陣きもん、ぶをきわめる

ランク:なし 種別:対門宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
 奇門遁甲、そのうち八門を全て開く事で、人間の域を超えた身体能力を獲得する。
 溢れ出る“気”は空間をも歪ませ、光をも絶つ。そのため、発動中は郭雲深の周囲に黒色のオーラが漂う。
 自身の“生命”を削り、八門による神秘―――人の世の道理へと至る事で、僅かな間のみ筋力値と敏捷値を大幅上昇。
 己の体力―――“命”が尽きるまでの間、人の器が引き出しうる最大の値を得て攻撃を行うことが可能となる。
 内家拳の内が一つ「形意拳」の極意でもあり、宇宙の真理へと至る為の中国武術そのものの到達点……その一つでもある。
 得られるものは偏に「卓越した身体能力」のみだが、それ故にこの術は強力。徒手……人間が本来持ちうる力のみで到達した武の境地。
 振るう拳は音速を超え、踏み出す半歩は大地をも砕く。その強化は“気”によるものであるため、魔力による干渉なども跳ね除ける。
 圧倒的な力、速さのみで成り立つ単純なる宝具。阻むものが何も無いからこそ、その拳は形あるものを崩し、遍く天下を打つ。

 ……無論、その代償も相応に大きい。この宝具は己の命を燃料として、生命が尽きる限り身体能力を底上げするもの。
 故に命の灯火が尽きてしまえば――――――――その果てに待つ運命は、唯一つである。

【解説】

形意拳の達人にして中国武術を極めた男、郭雲深。
中国武術に於いて「最強」と称される者の一人でもあり、かの李書文と並んで評される事も多い。
ひたすらに努力と鍛錬の積み重ねで形意拳を学び続け、修練の末に師である李能然に認められる事となった。
波乱万丈に満ちた彼の人生は今もなお人々に語り継がれているが、同時に創作や風評により尾ひれが付いていったモノも多く
史実に於ける彼がどのような人生を歩んだのかは……恐らく、こうして喚び出される彼すらも知る由はないのだろう。

【人物・性格】

豪快にして熱血。滾る闘志を気として燃やし、拳に乗せる豪傑漢。
豪放磊落という言葉が最も似合う、努力と根性で人間の限界―――武の極地へ辿り着いた武術家。
同時期に活躍し、面識もあった八極拳の達人・李書文とは、奇しくも真逆の性格となっている。

血気盛んで武術家に対しては躊躇うことなく勝負を挑む、向上心の塊のような存在。
一方、戦う力を持たない存在には「守るべきモノ」として接するなど、戦いにのみ生きている……というわけではない。

目標へ向かって猪突猛進―――例え障害があろうとも、その障害を打ち崩して真っ直ぐに進むような人物。
故に本人はともかく、周囲へ色々と影響をもたらしてしまいがち。


イメージカラー:熱血の赤
特技:努力と修練
好きなもの:友情、努力、勝利
嫌いなもの:裏切り、堕落、敗北
天敵:李書文
願い:「目指すべき場所、目指すべきモノが願いというのであれば……オレは既に、其処に辿り着いている!!故に今こうして、英霊として喚ばれているのだ!」

【一人称】オレ 【二人称】お前、貴様 【三人称】アイツ、アヤツ、クラス名呼び

セリフ集


【因縁キャラ】

李書文:同時期の武術家にしてライバル。
 史実に於いて面識があったかどうかは定かでないが、郭雲深は「言葉を交わしたことはある」と語る。
 お互いに内家拳を極めた者同士、いつかその拳を交わしてみたいものだが、未だその機会には恵まれていない。

【コメント】

ゲキマユ先生じゃないってばよ