kagemiya@ふたば - 紀伊國屋文左衛門

基本情報

【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】紀伊國屋文左衛門
【性別】男
【地域】日本
【年代】1669年〜1734年
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力:E 耐久:EX(D相当) 敏捷:D 魔力:D 幸運:EX 宝具:A
耐久は金に関わることならどのような苦境も耐えられるという意味
幸運は幸も不幸も振れ幅が大きく、一概にランク付けする事が出来ないため規格外となっている。

【クラス別スキル】

騎乗:-

乗り物を乗りこなす能力。
嵐の航海者スキルにより失っている。

対魔力:E

魔術に対する守り。
僅かに魔術ダメージを軽減する。

【保有スキル】

嵐の航海者:D-

「船」と認識されるものを駆る才能を示すスキル。嵐の中江戸に船で蜜柑を運び巨万の富を得たことに起因している。
船員・船団を対象とする集団のリーダーも表すため、「軍略」、「カリスマ」も兼ね備える特殊スキル。
ただし彼は軍人でも海賊でもなく商人であるため、軍略スキルは働いていない。

黄金律:EX

人生においてどれほどお金が付いて回るかという宿命を指す。
彼の黄金律が「規格外」なのは人生において得るお金を全て生存のうちに失うということが運命づけられているためである。
破綻するということを除いた場合、彼の黄金律はC相当だろう。

千里眼(金):A

視力の良さ、ではなく商売事に置けるセンスに起因するスキル。
Aランクにもなると相場・市場に置ける短期的な未来視すら可能である。
ただし読めるのは需要と供給であり、例えば天災における被害がどれほど広がるかなどは読めない。

【宝具】

『あれは紀ノ國ミカン船(あれはきのくにみかんぶね)』

ランク:B 種別:対海宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
嵐の太平洋をボロ船で突っ切り、江戸で高騰していた蜜柑を売って大儲けした彼のもっとも有名な逸話に起因する宝具。
海を渡る場合、どのような荒らしの海でもどのような砲弾が飛び交う海でも目的地に必ずたどり着く事が出来る。
ただし海上でしか使用できない。彼がライダー足らしめる宝具。

『江戸の華(えどのはな)』

ランク:E〜A 種別:対人宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:100
材木の売買で巨万の富を得ていたが、火災により木場を消失し財産をすべて失ったという逸話に起因する宝具。
彼が聖杯戦争中に得た全財産を元手として強烈な爆発を起こす。財産が多ければ多いほど爆発は大きなものとなる。
爆発は彼を中心として起こるがこの爆発により彼が死ぬ事はない。ただし宝具使用後は無一文となる。
彼の唯一の攻撃手段でもある。

【Weapon】

『紀州蜜柑』

彼が船で運んだ蜜柑。温州みかんと比べると小ぶりで酸味が強い。
投げて当たると多分痛い。

『ボロ船』

ボロい大船、彼はこれで嵐の太平洋を航海した。

【解説】

江戸時代の代表的な商人の一人であり、またその人生には色々と不明な点が多く架空の人物であるという説も存在する人物。
ある年、紀州で蜜柑が驚くほどの豊作だったが、その年は嵐により江戸への航路は閉ざされていた。
その為上方では蜜柑の価格は暴落し、一方江戸ではとある祭りで蜜柑を地域の人に振る舞うためミカンの価格は高騰していた。
これに目をつけた彼は蜜柑を買い集め、家にあったボロい大船を直し、荒くれの船乗り達を説得し命懸けで嵐の太平洋に船出し、
江戸にたどり着き蜜柑を売り、また嵐を乗り越えて江戸の人たちの為に頑張ったと江戸っ子の人気者になった。
その後も塩鮭を江戸で買い込んでは上方に戻り流行っていた病の予防になるとうわさを流して儲け、その元手で材木屋を開き、
明暦の大火の時には材木を買い占めて百万両もの大金を手にしたともいわれている。
その財産を失った理由については諸説あり、
・火事によって材木を全て消失し全財産を失った
・幕府から十文銭の鋳造を請け負ったが質が悪く徳川綱吉の死と同時に通用が停止され大きな損失を被い商売の意欲を失った。
末路に関しても
・以降は乞食同然の生活となり哀れな晩年を送った。
・店を畳んだ後もそれまでの蓄財や家賃・利息の収入で老後も裕福な生活を送っていた。
と、様々な説がある。

【人物・性格】

とてもエネルギッシュで貪欲な人間であり、目はこれほどかというほどぎらついており金儲けに繋がることを常に考えている。
人間としては善人とも悪人とも言えず、人々が不幸に陥るような天災であっても商機としか考えないが
商人としての信頼を裏切るようなことはせず、あくまで利益が第一である。
仕事モードの時は丁寧語で対応するが、素の時は中々荒々しい口調で豪快に接する。
また江戸と上方を行き来していた時期であるため、素の時は上方言葉とべらんめえ口調が混じった日本語で話す。
信頼が大事ということは重々理解しているので背中から急に刺してくるタイプではないが、損得勘定次第では裏切るかもしれない。
晩年であればもう少し落ち着いていたかもしくは成熟しているかもしれないが
全盛期ということで最も有名なミカン船の逸話がある二十代の姿で呼ばれている。
商人であるため、そして平和であった江戸中期の人物であるため当然戦争のことなどからっきしである。
が、時勢を読むことに関しては自信があるようで勝ち馬に乗る、という意味では有利かもしれない。
真っ当な聖杯戦争では生き残ることは難しいが。

イメージカラー:橙色
特技:商売
好きなもの:金、蜜柑(儲けたので)、材木(儲けたので)
嫌いなもの:火事
天敵:火事
願い:受肉

【一人称】俺、私 【二人称】オメェ、貴方 【三人称】アイツ・アレ、あの人・彼

【因縁キャラ】

アルフレッド・ノーベル:同じく商人であるがこっちと違い死後も財産を残してるため恨んでいるというか嫉妬している。
商人としてなら負けてないはず

サルヴァトーレ・ルカーニア、パブロ・エスコバル:治安を自ら乱して金を稼ぐ、ということに関しては強く抵抗がある。
恐らくそこが商人とマフィアの差だろう。

劉備:義兄弟の関羽さんにはお世話になってます。(商売の神様的な意味で)

アウトリュコス、ヘルメス、メイドFOX:商売の神様も兼ねてるんだってな拝め拝め!

赤城山の大百足:百足は商売繁盛の象徴だ拝んどけ拝んどけ!

福沢諭吉:あの人自身が金らしいぞ拝め拝め!

ヨシフ・ヴィッサリオノヴィチ・ジュガシヴィリ:共産主義とかちょっと…

【コメント】

聖杯戦争で商人呼びだす奴とかいるのかな…