kagemiya@ふたば - 悉平太郎

基本情報

【元ネタ】日本民話
【CLASS】アサシン
【真名】悉平太郎
【性別】犬
【属性】秩序・善

【ステータス】筋力:B+ 耐久:C++ 敏捷:A+ 魔力:B 幸運:A 宝具:C

【クラス別スキル】

気配遮断:A

サーヴァントとしての気配を絶つ。
完全に気配を絶てば、探知能力に優れたサーヴァントでも発見することは非常に難しい。
ただし自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。

【保有スキル】

勇猛:A+

威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
また、格闘ダメージを向上させる効果もある。

戦闘続行:A

往生際が悪い。
瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。

獣殺し:A++

魔獣や野生動物に対する特攻。
怪神を殺した悉平太郎はあらゆる魔獣・神獣・聖獣に特攻を持つ。

【宝具】

『人身御供の棺(レイド・サクリファイス)』

ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1
ヒヒに送り届けられた悉平太郎の潜んだ棺。
サーヴァントを1人収納可能で、完全に存在の隠蔽が出来る。
当然ながら棺から出るまで戦いは出来ない。

【Weapon】

『絶・ヘヴンズウルフバッドファング』

噛み付く。引き裂く。食らいつく。奴を殺して、俺が生きる。
獣の爪と牙は、人の武器にも劣らぬ凶器である。

【解説】

静岡磐田市に伝わる昔話、悉平太郎。
見付の天神様として知られる矢奈比賣神社。
ここではかつて人身御供の祭りが行われており、若い娘を棺に入れ、神にお供えする習慣があった。
1308年、立ち寄った修行僧がこの祭りを哀れに思い、どうにか出来ぬものかと思案する。
彼は修法で神の正体が化物であること、化物たちは信濃の国の悉平太郎を恐れていることを突き止めた。
信濃に悉平太郎という男はいなかったが、代わりに一匹の悉平太郎という犬がいた。
『この子が役に立つならば連れて行っても良い』と快諾してらい、修行僧は悉平太郎を伴って矢奈比賣神社に帰った。
そして来年の祭り。悉平太郎は棺に入れられ、神社の社前に置かれた。
やがて、天地を鳴動させながら妖怪が現れた。妖怪が棺を開けるやいなや、妖怪に襲いかかる悉平太郎。
獣同士の咆哮は朝まで続いた。
翌日、村人が確認すると、そこには年老いたヒヒの死骸と勇敢に戦った悉平太郎の傷ついた姿があった。
村人はたいそう喜び、丁寧にお礼をして悉平太郎を返した。
その後の悉平太郎はのんびりと普通の飼い犬らしく暮らしたと言われる。

【犬物】

甲斐犬の様にも見える犬。人懐こく、マスターに散歩を要求する。
家では日の当たる場所でぐっすり眠り、起きればかまってと尻尾を振る。
この時代のご飯はとても美味しく、食事にも大満足の聖杯エンジョイ勢。

ワン! ワン!(ごす! さんぽのじかんだ!)
グルル…ウー、ワン! ワンワンワン!(ごす! あれはくまだぞ! まかせろ! ごすはぜったいまもってやる!!!!)