kagemiya@ふたば - 森可成

ランサー森可成、推参! 我が槍、貴殿にお預けしよう!
 ……ところで今回の聖杯戦争には息子の関係者はいないよな?

[フリー素材]

基本情報

【元ネタ】史実
【CLASS】ランサー
【真名】森可成
【異名・別名・表記揺れ】満、与三、三左衛門尉、三左衛門、十九、攻めの三左
【性別】男
【身長・体重】175cm・75kg
【肌色】 【髪色】黒 【瞳色】黒
【外見・容姿】黒革包畦目綴二枚胴具足
【地域】日本
【年代】戦国時代
【属性】中立・中庸
【天地人属性】人
【その他属性】人型・
【ステータス】筋力:C 耐久:C 敏捷:B 魔力:D 幸運:C 宝具:D

【クラス別スキル】

(対魔力):(D)

一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。

【保有スキル】

(軍略):(C-)

多人数を動員した戦場における戦術的直感能力。
自らの対軍宝具行使や、逆に相手の対軍宝具への対処に有利な補正がつく。
本来はまだ若かった織田信長を支えた織田家躍進の立役者の一人であることからBランクなのだが、可成の死後も含めた織田軍の武将の中では目立たず知名度補正がマイナスに働き、ランクが低下している。

(殿の矜持):(C)

防衛戦、撤退戦など不利な状況であればあるほどに力を発揮する。
可成は宇佐山城の戦い、長良川の戦いの逸話から取得しており、宝具との組み合わせで、対軍宝具に耐えうる。

(調略):(B)

煽動スキルの亜種。 敵対者を欺き、或いは味方へ引き込む言葉や身振りの習得。
個人に対して使用した場合ある種の精神攻撃として働く。
可成は武働きだけでなく、調略面でも功績を上げているためこのスキルを得ている。

【宝具】

『我が前は通さず、忠義の証此処に有り(わがまえはとおさずちゅうぎのあかしここにあり)』

ランク:D 種別:耐軍宝具 レンジ:1〜5 最大捕捉:50
織田本隊が三好三人衆、石山本願寺と対峙している中で、背後を突かんとした浅井・朝倉連合軍から本隊の背後を守るために奮戦、討ち死にした逸話が宝具となったもの。
居城宇佐山城と自身と共に坂本に陣取り連合軍の進軍を妨害した千の軍勢を召喚する。
類似宝具の炎門の守護者(テルモピュライ・エノモタイア)と同様に歴史的事実の再現を瞬時に行うため、相手の攻撃後でも発動可能。ランサー自身だけではなく、マスターも守護する。
4ターン後までに千の軍勢を削りきれず可成を打ちとれなかった場合、宇佐山城より守備隊が出陣、可成と手勢千の内残った兵と宇和山城守備隊とで敵を包囲し、一斉攻撃を仕掛ける。
炎門の守護者(テルモピュライ・エノモタイア)と比べると数で勝っている物の質で劣っているため同時に発動した場合競り負ける。

【Weapon】

『関兼定銘の十文字槍』

数々の武勇を成し遂げた可成の愛槍。

『黒革包畦目綴二枚胴具足』

特徴的な兜と鎧。
特徴的すぎるために可成は戦闘時でも基本的に兜を外している。

【解説】

織田信長の家督相続より信長に仕え、尾張国統一に尽力し以後の信長を支えた柴田勝家より以前に信長に仕えた古参の武将。
槍の名手として武勇の誉れ高く攻めの三左という異名を誇るが、武辺者一辺倒ではなく、信長の上洛後は京都周辺の寺社や堺の会合衆などに宛てて非常に多くの文書を発給しており、織田家の重臣として政務にも大きく関わった。
清洲城攻めを始めとして、桶狭間、勝竜寺城の戦いを経て、上洛後に近江宇佐山城を与えられ、姉川の戦いでもいにのって突撃してきた磯野員昌隊の進撃を阻止するなど活躍する。
元亀元年(1570年)9月、織田本隊が三好三人衆、石山本願寺と対峙している中で、背後を突かんとした浅井・朝倉連合軍から本隊の背後を守るために居城宇和山城より出陣、連合軍3万を1千の軍勢で撃退する。
しかし、石山本願寺法主・顕如の要請を受けた延暦寺の僧兵も連合軍に加わり、更に数の膨らんだ連合軍の侵攻で先鋒の朝倉景鏡を押し返すなど健闘を見せるが、側面から攻撃を仕掛けられ浅井長政本隊もこれに加わったため信長の弟・織田信治と共に討死する。
討ち死にしたものの坂本で数日間に渡って浅井・朝倉連合軍の行軍を妨害し近江に釘付けにした為、連合軍は信長の背後を突くことは出来なかず、信長は忠臣の死を深く悲しんだ。

元敵や元裏切り者が珍しくない信長配下にあって一度も裏切ったり、敵対することなく忠義を尽くした武将
その生命と身を尽くした献身に応えるように信長は子である長可、成利(蘭丸)を重用した。

ステータス的には特に特筆すべき点もない平均的なサーヴァントだが、戦場で鍛え上げた槍の技量や織田家配下として磨き上げられた戦術戦略的視点や戦に於ける勘などが合わさり、舐めて掛かればA級サーヴァントでも返り討ちにされかねない技巧派。
悪く言えば地味だが、良く言えば玄人向き。 宝具は守勢向きだが、攻め手でもそれなり以上の結果は出してみせる仕事人。


【人物・性格】

息子を知る人間からすると信じられないほど温厚な常識人。 なんでこの人の血を受け継いだ鬼武蔵はアレなの……?
戦になると普段の温厚さが打って変わって苛烈になるが、それでも一片の冷静さは残しており、引くべきところと見れば躊躇わずに引く。
古参だけあって信長が女性であることも知っており、知った上で忠義をもって仕え数々の性別を隠す面白エピソードの流布に一役買った。
信長の新しい物・珍しい物好き旧弊とか仕来りに囚われない柔軟な思考についても一定の理解を示しているが、南蛮趣味だけは理解できず首を傾げている。

息子達は武士の息子として厳しく育てたつもりだったのだが、長男の可隆が死んじゃって、次男の長可がアレで更にその後を継いだ6男忠政もアレで頭痛い…

聖杯への願いは息子達の教育をやり直して悪評を消すこと……風評被害じゃねぇから困るんだよなあれ!

イメージカラー:黒
特技:槍働き
好きなもの:嫁
嫌いなもの:僧兵、浅井朝倉
天敵:織田信長

【一人称】私、拙者 【二人称】貴方、貴殿、名前公 【三人称】

【因縁キャラ】

(上杉輝虎):私と貴殿の死後とは言えどうも息子が領民の方にご迷惑をおかけしたようで……越後の町で略奪した後に放火して更地にして周るとか何やってんのアイツ…
武田晴信(騎):あれが甲斐の虎、信玄公……え? 長可のバカが甲斐でも暴れたの? まぁ、でも戦場なら多少は……は? 高遠城の三の丸でシューティングゲーム!? 
本多平八郎忠勝:松平殿の家臣だったか、相変わらず見事な槍捌きよ。 三河武士見事なり
吉法師 (ノッブリリィ):家督相続後に仕えたのでお会いするのは初めてですが、昔から殿は殿ですなぁ……平井様も苦労したそうだし
山中鹿介幸盛:見事な忠義よ…
立花道雪、島津義弘(偽):九州? 大友? 薩摩? 聞いたことはあるのだが……あーそのー無知で申し訳ない…。
源悪源太、安徳天皇、那須与一:源平合戦の登場人物を目にすることになるとは…
源頼光、渡辺綱、平貞光(碓井貞光)、葛の葉(鯖)、蘆屋道満:源四天王や陰陽師か…お伽噺のようにしか思えなかったな
安倍晴明、葛の葉:あの人たちなんでまだ生きてるの……