狂化:EX
自他共に認める狂人 。
むしろ狂人であることこそ、大自慰仮面サルノヨーニ・ダスの存在意義である。
芸術審美:B
例えバーサーカーであっても、現状がアレな感じでも、大自慰仮面サルノヨーニ・ダスは高いランクでこのスキルを持つ。
その芸術家としての審美眼はいささかも曇ってはいない。
人間凶器:B
凶器攻撃?ノンノン、これは義手に義足義頭に義腹、義股関だよ。
ヘイトスピーチかね?出るとこ出るし出すとこ出すぞ!
変質狂的批判的方法:EX
大自慰仮面サルノヨーニ・ダスが生前確立した独自の絵画技法。
限りなくリアルに物体を描きながら、あるものに別のイメージをダブらせ、それを視覚化させるというもの。少女にも老婆にも見えるアレが一番分かりやすいか。
これによりダリは一種の空想具現化にも似た力を持つ。大根をラジコンにしたりできる。
「まあサンタみたいなもんだろ俺も。ヒゲのおじさんだし」
『絶頂!聖夜の連続撃ち込み稽古』
''ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1
武器の固執時計をはっつけて動きを封じてからの超巨大チュパチャップスによる連続攻撃。
哀れな対戦者は時計の効果が切れた途端に全ての衝撃をその身に受け、ぼろ雑巾と化す。
でも良い子には口の方に出し入れしてあげる。
効果が切れた瞬間に襲い来る甘みは天にも昇る至福の味である。
『特殊偏光ガラス体強化外骨格』
超合金以上の強度であり、鉛の玉を跳ね返すほどの強さと女の肌のような柔らかさを併せ持つ。
激しく動くと中で窒息しそうになるのがタマに傷。
『固執時計』
あの有名な柔らかい時計の概念を利用した特殊礼装。
時間を遅らせたり物を硬くしたり柔らかくしたりできるらしい。
大自慰仮面サルノヨーニ・ダス自身もイマイチ使い方がわかっていない。
『超巨大チュパチャップス』
包み紙をデザインした縁から無料で提供された巨大棒付きキャンディ。
殴られるととても痛い。
【解説】
聖なる夜に突如現れた大自慰仮面サルノヨーニ・ダスの正体とは!?
画家で奇人と言えば十中八九このオッサン。
サルバトール・ダリその人である。
その超現実的な絵画もさることながら、リーゼントと称して頭にフランスパンをくくりつけたり、象に乗って凱旋門をパレードしたり、自分の心電図を自著のおまけに配ったり、講演会で潜水服姿で現れて途中で窒息して死にかけたりととにかく奇行が多い。
両親が自分はユダヤ人と 宣言しているのにヒットラーを公然と支持したりもしている。
また、マジで自称で『大自慰者』を名乗り、作品にも性的なほのめかしが多く見られる。
しかし本人は幼少期に父親に見せられた梅毒の女性の写真のせいで女性にたいし恐怖症を患い、性的にも欠陥があったらしい。
しかしゴッホみたいなマジモンの狂人ではなく、普段は落ち着いた神経質な紳士であったとも言われる。
だが小さい頃に友人を陸橋から突き落としてうごめく様を観察したり、 生きたコウモリを噛み殺したりとかなりロックだった点から見ると、社会に順応したサイコパスというのが最も近いかもしれない。
実は真祖。
「シンソ…サンタ……うん、イケる!」
もう少し説明するとかつて真祖としては若くして自ら永遠の眠りについた、元真祖である。
紅い月が残した固有結界から産まれた、歳若い真祖。サーヴァントとなった現在でもその力の一端を見せる。…ロクな使い方をしないが。
2017年、彼の子孫を名乗る者によってサルバドール・ダリの墓は開かれている。
【人物・性格】
狂人のふりをするサイコパスおじさん。
行動は測定不能理解厳禁。迂闊に会話すると7の狂気と2の正論、1のダンディズムで精神を破壊される。
今回はサンタ…サルバ…シンソ…サンタ……まあ誤差だよねという発想でスキルを悪用、ヒゲを白くもせずにサンタの席をぶんどった。
関わってはいけない。