kagemiya@ふたば - 珍技のハサン
【元ネタ】中東伝承
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】ハサン・サッバーハ[珍技のハサン]
【性別】両性
【身長・体重】154cm・31kg
【属性】・
【ステータス】筋力:E 耐久:E 敏捷:B 魔力:A 幸運:A+ 宝具:EX

【クラス別スキル】
気配遮断:A
サーヴァントとしての気配を絶つ。
完全に気配を絶てば、探知能力に優れたサーヴァントでも発見することは非常に難しい。
ただし自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。

【保有スキル】
呪術:A
 アサシンは肉体変化に関わる呪術を得意としており、人を殺傷する呪術を使う事は出来ない。

変化:D
 アサシンは自分の扱う呪術の影響で男と女の両方の性を持つ。
 任意で性別を切り替える事も可能。

自我調律:C
 性別反転による人格の崩壊を防ぐ自我と精神の強さ。
 ある程度の精神攻撃を無効化できる。

【宝具】
『性想転変(ザバーニーヤ)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:50 最大捕捉:1
相手の性別を反転させ、男を女に、女を男に変化させるアサシンの呪法が元となった宝具。
この宝具は接触と同時に相手に染み込ませ、その呪量がピークに達した瞬間に爆発し、対象の性別を反転させる。
そして、アサシンがサーヴァンと化した事でこの宝具は、「誰も殺さず暗殺を完遂した」と言う逸話により大幅に強化。
「性別を逆転させたサーヴァントをサーヴァント本人でないと否定し、尚且つ消滅させる事なく英霊としてのみ殺す」ものへと変化している。
この宝具で「殺された」者は、英霊としての部分のみ切り離されて座や聖杯に送られ、後に残るのはサーヴァントの時の人格や記憶を保った性別が逆転した人間。
…即ち、性別反転と同時に相手を強引に受肉させてしまう。
その肉体は完全に人間のものとなってしまっており、ステータスは幸運を除いて全てEに変化。
スキルや宝具の使用も出来ず、実質的に聖杯戦争からの敗退が確定してしまう。
呪いを成就させるには数度の接触を介さなければならず、性別を持たない相手には意味を持たない。
だがそれでも、誰も殺す事なく聖杯戦争を勝利する可能性を持つ規格外の宝具と言えるだろう。

【Weapon】
『なし』
彼は人を殺す術を持たない。

【解説】
歴代ハサンの中で、誰一人として殺す事無く暗殺を完遂したとされる世にも珍しい技を使うハサン。故に珍技。
その暗殺方法は、「対象の性別を逆転させ、別人と認識させる事で社会的に抹殺する」と言うもの。
彼(彼女)の手によって性別を変化させられると言う事は、今までの自分の人生を殺されたようなものだが、同時にそれは転生でもある。
ある者は、全てを失った事で不幸な境遇に陥ったが、またある者は今までの自分を見詰め直し、正しき道へと歩んでいった。
彼が与えるのは死であり、再生。再生によって得た第二の人生で、どのような道を歩むかは当人次第である。
彼は自身の最期の時において、ある「客人」と一晩「ハサンとは何か」を語り明かし…翌日、胸を一突きにされた亡骸として発見された。
その死に顔は、とても安らかであったと言う。


さっき急に思いついた、許せ。
そして忘れろ