kagemiya@ふたば - 泥秋葉原のモンスター

「ここに、未来がやってきましたよー!」

未来より来る『電子の怪物』に、取り込まれた『人殺しの悪魔』


【元ネタ】電子偶像、伝説
【CLASS】モンスター
【真名】????
【性別】女
【身長・体重】158cm・42kg
【容姿】一昔前に全盛を誇った(2017時点)電子の歌姫そのもの
【属性】不定・不定
【ステータス】筋力:E~ 耐久:E~ 敏捷:E~ 魔力:E~ 幸運:E~ 宝具:E~

【クラス別スキル】

未達年代:EX

1999年よりも新しい幻霊が外見を構成しているため、泥新宿(内の秋葉原)においては一切の知名度補正を受けられない。
サーヴァントやレイシフトによって送り込まれたマスター以外に真名を看破されることもない。

本来ならば数年の後に人々を席巻するそれは、かくして現在の秋葉原においては異物にして、『怪物』たりえる存在。
ブームというものがどう流行し、どう廃れるかを知っているがゆえ、0からやり直す機会を得た彼女は理想の偶像を体現している。
それは即ち他の偶像や文化の破壊的な制圧に等しく、『怪物』のクラスを得た要因の一つである。

【保有スキル】

自己変革:EX

自らの肉体、精神の全てを改変するスキル。
ほぼ自在にスキルやステータスを変更可能な、Aを超えるタイプのEXランク。

彼女にはカタチがない。
仮の原初はあれど、それはあくまで『公式設定(テンプレート)』。
改変に改変を重ねられれば、元の姿などどこかへ行ってしまう。

人の想像に浮かんだ彼女の姿、精神は、どれも皆彼女の真の身体となりうる。
クラスの偽装、あるいは擬似的な変更も可能で、潤沢な魔力さえあれば地球の大敵や人類悪となることも可能だろう。

魅惑の美声:A

聞く者によっては非常に心を奪われる歌声。
本来ならば好き嫌いのある特殊な音色でありランクが下がるのだが、『人殺しの悪魔』の声帯偽装能力によりそれを排除している。

無辜の偶像:A+

偶像と書いてアイドルと読む。
人々による『偶像』への勝手な念により、在り方を変異させられてしまうスキル。

自己変革により実質無視されているが、それでも彼女はどんな状態であれ人の望む『偶像』でなくてはならない制限を負う。
これにより『人殺しの悪魔』はその悪性をほぼ発揮できておらず、言うなれば『偶像』のパーツとして取り込まれている状態。

【宝具】

『無題(テル・ユア・ワールド)』

ランク:不定 種別:不定 レンジ:不定 最大補足:不定
『偶像』たる彼女の存在はそれそのものが宝具であり、スキルの効果はこれの能力の細分化に過ぎない。

自らへ向けられる数多の無辜の念のうち、一つ一つを忠実に形にし、自らにインストールすることができる。
ヒロインを望まれればヒロインに、学生を望まれれば学生に、能力者を望まれれば能力者に…。
それが『偶像』である限りは、彼女は全ての理想を体現し続ける。

秋葉原においての彼女は、言うなれば『守護神系アイドル』。
防戦用スキルを徹底的に備え、あらゆる悪性の来訪者を排除しようとする防衛機構としての在り方を為す。

『人殺しの悪魔』の宝具

『無辜の偶像』により封印されている。

【Weapon】

『歌』

時に人心を癒やし、時に音波による破壊をもたらす歌声。

『葱』

初期装備で、霊基の一部。
長さ40cmほどの長ネギ。
無辜パワーと自己変革により、その外見と中身を自在に変化させるリーサルウェポン。
いつもはマイクにしている。

【経緯・解説】

幻霊の中でも新参者の『偶像』だが、しかしその確立されたイメージ故に『幻霊の座』においても自己意識を保っていた。
そんな時、どうも珍しく自分たちを召喚しようとする者がいるらしく、同僚がポンポン召喚され暴れまわっている。
自分も召喚されてみようとしたのだが、どうも世界さん的には古い人の方が神秘パワーがあって召喚されやすいらしい。
そこで彼女は、割と古めかつ逸話が安定していて、しかも歌(というか声まね)の上手い『人殺しの悪魔』を拾って無理矢理合体。
無事に泥新宿に辿り着くと、速やかに秋葉原に移動し占拠。
そこの住民を自分のファンにし、彼らの安寧を守るため意気揚々と戦うのだった。

そもそも『偶像』はやたらと無辜パワーの強いこの世界において非常にサーヴァントに向いた逸話を持ち、現界さえすればほぼ負け無しとなりうるトンデモ幻霊。
巻き込まれた『人殺しの悪魔』は哀れに見えるが、悪性を封印されているおかげで人からの迫害も受けないことが、なんとも言えない心象をもたらしている模様。

【正体】