基本情報
【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】ライダー
【真名】ネストル
【性別】男
【身長・体重】cm・kg
【髪色】ハゲ 【瞳色】黒
【外見・容姿】半袖短パンで老眼鏡をかけたおじいさん。
【地域】ギリシャ・ピュロス
【年代】神話時代
【属性】中立・善
【天地人属性】地
【ステータス】筋力:D 耐久:D 敏捷:C 魔力:D 幸運:EX 宝具:
『延年天寿黄金の堅楯』
ランク: 種別: レンジ: 最大捕捉:
全てを黄金で作ったネストルの盾。
その価値はトロイアにも知れ渡っており、戦利品として狙う者もいた。
何が起こっても生き残るネストルの象徴となっている。
ネストルを襲うあらゆる死の災難を代わりに受け止める。
それは単純な怪我から病気、呪術にも及びこの盾がある間、ネストルは死ぬことも傷つくこともない。
欠点として、催眠や麻酔のような死に至る危険の無い行為については身代わりにならない。
身につけていないと効果が無いため、常に背負って生活をしている。
また、ネストルの長寿が形になったといえるためネストル以外が持っても効果を発揮しない。
【解説】
ギリシャ神話の英雄。ピュロス出身。トロイア戦争にも参加したが、それ以前にも多くの活躍をした老将。
幼少時にはヘラクレスとも間接的に関わりを持っていた。
一部の伝承ではヘラクレスと友誼を結び、カリュドーンの猪狩りやアルゴナウタイにも参加したという経歴が付加されている。
まさしく英雄の時代をその目で見てきた男と言えよう。
ネストルはアポロンにより長命を授けられており、通常の人間の二倍から三倍もの寿命を持っていたとされる。
トロイア戦争の時点で既に非常に老いており、1世紀以上を生きていたという説もある。
流石に戦績で言えば他の名だたる英雄に見劣りし、直接戦闘の機会は殆ど無い。
しかし彼は長年蓄えた知識と弁舌でアカイア軍の精神の支柱となっていた。
戦略において個人の強さより後方支援に重きを置いている様にも見受けられ、智謀の立つオデュッセウスや優秀な軍医のマカオンを尊敬していた。
戦いの最中にあわやという事態はあったが、その度に助けてもらい切り抜けている。
少々自分の功績を自慢したがる節はあるが、穏やかさと勇敢さと知恵を兼ね備える良き相談役であった。
怒りや悲しみで取り乱した将兵を宥める役目も多く、理想的な老兵と言える。
一方で高齢を理由にトロイの木馬に入れてもらえず、むくれるといったおじいちゃんらしさも見せた。
戦争終結後はさっさとピュロスに帰り、穏やかな余生を過ごした。
基本的にアカイアの将はオデュッセウスを筆頭に帰路や故郷でロクな目に遭っていないが、ネストルはつつがなく帰還している。
【人物・性格】
飄々とした好々爺で、一見はただのスケベジジイ。
トロイア戦争時にも美しい女性を報酬として侍らせていたのだから推して知るべし。
女と見れば声をかける前に手が出てしまう。
若々しい性格をしており、現代に召喚されてからはサーフィンやグライダーなどのアクティブな活動を好む。
最新技術にも興味を示し、パソコンなど家電製品への順応も早い。
現代を誰よりもエンジョイする愉快なじいさん。
しかし戦いには真面目で思慮深く、正義に反することは断固として拒否する。
相手が悪党でなければ可能な限り戦闘を避けようとするし、何よりも善を愛する。
イメージカラー:
特技:
好きなもの:
嫌いなもの:
天敵:
願い:
【一人称】 【二人称】 【三人称】
【因縁キャラ】
アカイアの将兵:その人柄故に殆どの者から慕われていた。
オデュッセウス
ともにアカイアのご意見番を行っていた。
自分より遥かに若いにも関わらず知略に富むオデュッセウスを尊敬していたとされており、相手が年下でも決して敬意を失わないネストルの人柄がわかる。
彼女の性別については見抜いていたが、男として終始扱っていた。
――だが英霊になれば関係ないのでセクハラする。
ディオメデス
素直で強い、扱いやすい将。
ネストルがヘクトールに狙われた時に助けてもらった過去もある。
その時には「ヨボヨボの爺さんが若いのに迷惑かけんなよ(意訳)」と言われたが言い返すこともなく受け止めた。
アイアス
彼の不信心には苦言を呈したこともあるが、強さは全盛期の自分以上だと認めている。
少し手は焼くが、可愛い息子の様に思っている。
アキレウス
息子の親友。
ネストルの息子が殺された際には激怒し、友情のためにトロイア兵を幾人も血祭りにあげた。
ワガママなのは玉に瑕だが、誰よりも英雄らしい男だったと評価している。
マカオン
イリアスにおけるネストルの活躍で最も記憶に残るのがマカオンの救援。
戦う者より癒やす者の方が重要であるとして彼女を助けた。
オデュッセウスと同じく、性別を隠す彼女に対し男として扱っていた。
ポダレイリオス
天敵。名目上は男であるのだがまったく隠す気が無い彼女のことだけは女として扱っていた。
尻や胸を触ろうとしてはお仕置きされるのが日課。
しかしマカオンの死に嘆き自殺を試みたポダレイリオスを止めたのは誰あろうネストルであった。
アガメムノン
アガメムノンからは相談役として重用されていた。
彼の飽くなき欲望は最早止める術なしとさえ思っているが、それでも忠言は欠かさない。
アガメムノンのカリスマ性が窺い知れる。