瞑眩窮民廃都「郡山」にて建築家兼デザイナーを手掛けている女性。
主に居住区の個人スペースの増築や改築を承っており、依頼に応じてその身1つで居住スペースを様変わりさせる器用さを持つ。
「人を楽しませる住まい」をモットーとしているが、「自分のやりたい
依頼」を最優先するため、依頼に際し何らかの要望があった場合でも、
彼女自身がそれを気に入らないとなれば、彼女なりのアレンジを加えるなど独断を働くことも多い。
だがそれでも彼女の腕は確かで、勝手な改装をされた人々ですら文句を忘れ満足する出来となるほど。
非常に軽いノリとちゃらちゃらとした服装、そしていつでも笑い続けている、いわゆる『ギャル』と呼ばれる在り方を曲げず貫き続ける。
最初期はいつ死ぬかも分からない地である郡山において、その不謹慎とも言える軽さを持つ彼女の言動は煙たがられていたが、今では受け入れられて人々の心の清涼剤となっている。
特に何時如何なる時でも笑っている彼女の存在は、見ていると生きる活力が湧いてくるとして評判であり、その評判が彼女への依頼を増やす形で貢献している。
だが、その彼女の明るさには裏が存在し────────。