kagemiya@ふたば - 日蓮(剣)
【元ネタ】史実
【CLASS】セイバー
【真名】日蓮
【性別】男
【身長・体重】188cm・82kg
【容姿】柄に数珠を掛けた刀を持つ高僧
【属性】中立・善
【ステータス】筋力:B 耐久:C+ 敏速:D 魔力:C+ 幸運:B+++ 宝具:B+++

【クラス別スキル】

対魔力:C+++

弱い魔術ならば無効化する。
また、怨霊、悪霊、悪魔、獣、そして異教の神に由来するものに対しては仏の加護により無効化の範囲がかなり広がる。

騎乗:D

特に何かに乗る逸話はないので並程度。
自転車が限界。

【保有スキル】

説法:A++

仏の教えを説くスキル。
仏の声をそのまま聞ける彼のものは最高ランクに近く、Aランクまでの狂化、精神汚染を一時的に打破可能。
また、精神異常耐性と他に信じる神が両方ない者ならば、同じ信教へと引き入れることも可能である。
C相当のカリスマも内包する。

啓示:A+

直感と同等のスキル。
直感は戦闘における第六感だが、啓示は目標の達成に関する事象全てに適応する。
彼の信じる仏からの啓示。
予言に近い精度を発揮するが、かの仏は善悪併せ呑むを良しとする存在であるため、深刻な問題を引き起こすもの以外の悪運は人生経験としてそのまま課してきたりするので微妙に信用できない。

信仰の加護:B-

一つの宗教観に殉じた者のみが持つスキル。
加護とはいうが、最高存在からの恩恵はない。
あるのは信心から生まれる、自己の精神・肉体の絶対性のみである。
恩恵(啓示)そのものとは別にこちらも持つ。
仏そのものと通じてはいるものの、道にひたすら殉ずることは、加護に頼らぬ身体を鍛える鍛錬となった。

魔力放出(光):C-

魔力ブースト(光)。
処刑されそうになった時に光ったので処刑をやめられた、という逸話の具現。
仏の加護による後光的な発光現象。
全力で光らせてもらえば目くらまし程度の光量は生み出せるので、近接戦闘では意外と優秀なスキル。

無辜の怪物:C

日蓮へのスキルではなく、宝具である数珠丸へのスキル。
ここ数年で知名度が一気に上がった事で、かなり性能が向上している。
というかどうみても史実より強く、日蓮本人も少し困惑している。

【宝具】

『仏護身・数珠丸恒次(ぶつごしん・じゅずまるかねつぐ)』

ランク:B+++ 種別:対魔宝具 レンジ:1~15 最大捕捉:10体
セイバーたる由縁、腰に差す見事な太刀とその柄にある数珠の宝具。
日蓮の法力による強化、仏による加護、更に無辜の怪物によるブーストを受けてかなりのバフがかかっている。
一度振るえば悪を滅ぼす光の刃となり、身を守る見えざる盾となり、傷を癒やす妙薬となるスーパー日本刀。

簡単な話がバリアと回復のついた和製ビームサーベル(対悪)。
飛ぶ斬撃も出せるよ!

【Weapon】

『数珠丸』。
信者より護身用に譲り受けた刀であり、宝具。
宝具として使わなくとも十分な強さを発揮する。

【解説】

日蓮宗(法華宗)の祖、日蓮。
この日蓮は(おそらく)正しい仏と通じており、その教えをそのまま衆世に伝えようとした者である。
自らが真なる仏と通じているがゆえに、異教を論ずる者は全てが仏の敵であると分かっていた。
分かっていたが故、どんな多数への反抗であろうとも、相手が帝であろうとも、仏へと誠実であり続けた。
他から何を言われ何をされようとひたすら自分を信じてくれる彼の事を仏はいたく気に入り、至れり尽くせりの加護を与えられている。

どうも近年数珠丸に何やら無辜い気配を感じ、それに引っ張られるようにしてセイバーとして現界した。
刀剣乱b…しんk…うっ頭が。

【人物・性格】

固い信念を持ち、やると言ったら全力でやり遂げる男。
我、そなた、等威厳のある言葉遣いで活動的に仏敵を罵るが、元来は丁寧口調の優しげな性格であり、独白や本音の時、そして仏と対話する時は素が出る。
自らの教えが後まで続いた事は英霊になってから知ったため、それについて驚嘆しつつも喜んでいるが、その中途、仏による教えがねじ曲がっていないかをまず気にしている。
なので某学会とかを見ると微妙に機嫌が悪くなったりする。

彼には確固たる願いが一つある。
それは、彼に啓示をもたらし、教えを説かせた仏の真名を知ることである。
実は、かの仏は日蓮に、「自分は仏である」とは告げたものの、何の仏であるかは教えなかった。
自らにしか聞こえない仏の声を、誰かもわからぬまま信じ続けた日蓮だが、その道に後悔はしていない。

…だが、ほんの少し。
病に伏せ、仏の声も遠ざかった今際の際に。


自らの信じた仏は、真なる仏であったのかと。
そう、思ってしまったゆえに。



イメージカラー:淡黄
特技:仏との会話
好きなもの:仏
嫌いなもの:真ならざる物事
天敵:病。仏が「身体が弱くなりますよ」とか言って治してくれない。それで死んだ。
願い:仏がいかなる仏であるかの答えを得る

【一人称】我、私(わたくし)
【二人称】そなた、あなた
【三人称】○○殿

マスターの事は主(あるじ)と呼ぶ。
マスターからの呼び方は、自分は敬称をつけられるほどの者ではいとして呼び捨てを好む。

○因縁キャラ
・日蓮(狂)
別世界の自分。
お互いに「「何奴!?」」ってなる。
が、根っこの性格は似たようなものなので、味方ならば(説法のスキルの事もあり)仲間割れするような事はない。
しかし、仏の教えの内約が二つの世界少し異なるので、信教の話をしだすと微妙に軋轢が生まれる。
敵の場合はお互いに偽物と罵り合う。

・役小角
…おなご!?

彼女が修行していた山を総本山にしたため、名前と逸話を知っている。
信教は違えど、同じ山で高みを目指した身…と日蓮は思っているが、小角からは別に何とも思われていない。

【台詞】

「我は日蓮。仏の声を聞く者である」
「仏敵よ!我が剣にて成敗してくれる!」
「魔を退け、法を守り、民を救うは我が手の剣!天下に名高き五剣の一に、仏の加護もまた相成らん!『仏護身・数珠丸恒次』!」
「……主よ。私は、勝たねばなりません。…法華の仏は数多くあれど、あの、私を見出した仏の真名を、私はついに知ることはありませなんだ。ゆえに、その名を知り、祀る事をせねばなりません。…故に、この戦。負ける訳には行きませぬ。…さぁ、行きましょう、主よ!」




【備考】

他の神性に言わせると、彼から神性、仏の気配はしないらしい。
しかし、啓示スキルがある以上、何らかの啓示を受けているのは確実。
であるのだが、その正体は得てして知れない。