ランク:A+ 種別:対人宝具 レンジ:1〜2 最大捕捉:1人
アーサー王が所持したと伝わる伝説の剣。
かつて湖の貴婦人から与えられた剣で、決して折れず毀れず、千の松明を集めた様な輝きを放ち、あらゆるものを両断したという。
その伝承通り剣が常に光り輝いており、その刃に触れたもの全てを両断することができる。
真名解放を行うことにより剣は更に輝きを増し、次元ごと相手を断つ防御不能の一撃になる。
輝きは常に闇を照らし、人々に希望を与え、持ち主には勝利を呼んできた。
まさに聖剣と呼ぶにふさわしい剣…持ち主がふさわしいかどうかは別の話だが。
『黄昏に染まりし希望の槍』
ランク:A++ 種別:対城宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:500人
アーサー王が所持したと伝わる伝説の槍。
幅広で長い穂先を持ち、一撃で五百人の兵士を吹き飛ばすとされている。
アーサーの最後の切り札であり、本当に追い込まれた時のみ使用する。
槍を使用している間は全てのパラメーターを1ランク上昇させる。
真名解放を行えば、膨大な魔力で練り上げ収束した光を槍先から照射する最強の一撃により、大地ごとあらゆるものを焼き尽くす。
しかし絶大な威力を与える代わりに、宝具は壊れ失われる「壊れた幻想」の特性を持つ。
全部で二本所持しており、一本失えばパラメーターは元に戻り、二本全て失われた場合アーサーの霊基が破壊され、消滅する。
槍の正体はアーサー王の父であるウーサー・ペンドラゴンが、かつて空で見た二つの星の輝きが槍の形となった物。
ブリテンの人々の平和の祈りや願いが星の輝きとなって現れた物であり、ウーサーはその槍を息子へと残した。
しかし人々の思いは脆く壊れやすく、更に使用者は人々の願いとは真逆の暴君であったため、槍は一度使用するだけで壊れてしまう物であった。
この槍が失われるということは即ち、人々の祈りが失われることを意味する。
ヴォーティガーン、モードレッドに使用しその槍が失われたことにより、アーサー王の時代は黄昏に向かったのだ。