[フリー素材]
【元ネタ】史実
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】李世民
【異名・別名・表記揺れ】太宗、天策上将
【性別】男性
【身長・体重】180cm・84kg
【肌色】肌色 【髪色】赤 【瞳色】黒
【外見・容姿】中華風の服装をした中年
【地域】唐
【年代】7世紀
【属性】秩序・中庸
【天地人属性】人
【その他属性】人型
【ステータス】筋力:C+ 耐久:B+ 敏捷:A 魔力:B 幸運:A 宝具:B+
【クラス別スキル】
単独行動:A+
マスター不在・魔力供給なしでも長時間現界していられる能力。
マスター不在でも行動できるようになるが、宝具を最大出力で使用する場合など、多大な魔力を必要とする行為にはマスターの存在が必要不可欠となる。
アーチャーは単独奇襲を行う際さらに魔力消費を抑えることが可能。
対魔力:B
魔術に対する抵抗力。一定ランクまでの魔術は無効化し、それ以上のランクのものは効果を削減する。
魔術詠唱が三節以下のものを無効化する。大魔術・儀礼呪法などを以ってしても、傷つけるのは難しい。
【保有スキル】
カリスマ:A
軍団の指揮能力、カリスマ性の高さを示す能力。団体戦闘に置いて自軍の能力を向上させる稀有な才能。
Aランクはおおよそ人間として獲得しうる最高峰の人望。
勇猛(偽):A+
威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
また、格闘ダメージを向上させる効果もある。
計算の上に成り立つ勇敢さ。効果は通常のものと同様に機能する。
皇帝特権:A+
本来持ち得ないスキルも、本人が主張することで短期間だけ獲得できる。
該当するスキルは騎乗、戦闘続行、芸術、黄金律、カリスマ、軍略、戦略、扇動、気配遮断等。
ランクがA以上の場合、肉体面での負荷(神性など)すら獲得する。
中華最優の君主の1人と称されるアーチャーは仙術、中国武術等の中華関連のスキルの習得にプラス補正を得る。
【宝具】
『龍鳳之姿、天日之表、其年几冠必能済世安民(よをおさめたみをやすんず)』
ランク:B+ 種別:対人(自己)宝具(対軍・対城宝具) レンジ:0(1〜50) 最大捕捉:1(500)
御仏から与えられたアーチャーの地上での裁定権。彼の名の由来とも言われる。
地上を治める権利であると同時に民を守護する義務。アーチャーの恵まれた肉体そのもの。
一時的に御仏の力の一部を借り強力な攻撃を放つことも可能。
アーチャーはどちらかというと道教派なのであまり実感が湧かない。
『凌煙閣二十四功臣(じょうがんのちここにあり)』
ランク:A 種別:整備宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000
中華史上最良の治世と呼ばれる貞観の治の再現。
アーチャーが25人に増殖することによる分担処理。配下の霊核の借り受け。
指示を出す王のアーチャー以外のステータスは二十四功臣のものに準じる。
高ランクの陣地作成に近い戦場整備を可能とし、彼らに整備された土地に部外者は立ち入ることができない。
また、犯罪者属性を持つマスター及びサーヴァントは、この治世下において肉体的精神的に大幅に弱体化をこうむる。
戦闘にも活用可能だがとにかく給料の支払いが激しいためアーチャーはあまり使いたがらない。
即位前に死んでいるメンバーもいるが気にしない。
【Weapon】
『無銘・弓』
『無銘・剣』
【解説】
唐の2代目君主、太宗とも。国の内外において多くの功績をあげ実質的唐の建国者とも呼ばれる。
初代皇帝の二男として生まれ、若いころは隋に仕え武功を上げるも、父の決起に合わせて挙兵し唐建国においても武功を上げる。
建国後も群雄割拠する諸侯の討伐に尽力し、3年ほどで唐の敵対勢力をほぼ潰しきった。
父から「天策上将」の固有称号を贈られた彼の勢力は膨大なものとなっており、それに脅威を覚えた兄に討伐を仕掛けられる。
弟も敵に回ったこの戦において彼は前線に出て先制攻撃を仕掛け見事粛正に成功する。
ここにおいて皇帝は譲位を決定し、李世民がその座を継ぐことになる。
即位早々李世民は、和議を結んでいた蛮族に侵攻を受ける。彼はこれに怒り単騎で突撃、協定違反を責め方法に諸説あるが撤退に追い込んだ。
以降しばらくは国内の政治に努め、自身に諫言を行う職を用意し兵の指導を自ら視察し、功ある者には恩賞をよく与え国を安定させた。
ある程度安定させたところで蛮族「突厥」の討伐に繰り出し見事成功、西北の遊牧民族を支配下に加える。
歴史書の再編を行い、時には自ら手を出すこともあったという。
西遊記の出番もあるように玄奘三蔵が旅をした時代の皇帝でもあり、旅立ちを禁じたものの帰国後は厚遇し、その活動を大いに支援した。
この時の縁もあり当時のインド王ハルシャが王位を簒奪された際、敵討ちに軍を出してもいる。
以上のように行った治世を「貞観の治」と呼ばれ、善政の手本とされている。
当時の唐国内の治安の良さは「道に落ちとされたものは盗まれなく、人々は戸締りをしなくなり、旅人は安心して野宿をした」とたたえられた。
【人物・性格】
全身から力強さを感じさせる一方できちんと皇帝らしい豪華な中華風の服装を着こなす風変り中年。
王らしくやや傲岸不遜ながら評価すべき功績には惜しみない賞賛を贈る、人好きな男。
ミスをしたらそれを取り返すぐらい頑張ってねと背中を押す。
戦いにおいては熟考から繰り出される大胆な作戦が特徴的、割と無茶な突撃も論理的に実行してしまうため諫言は必須。
民の平穏を求めることもあって聖杯戦争中に被害を出すことは基本的にないと言ってよいだろう。
同様に無辜の民を狙う他の参加者の討伐に積極的に動こうとするだろう。
イメージカラー:黄
特技:機を見極める、奇襲
好きなもの:目的に邁進する人間、民の平穏
嫌いなもの:反乱を起こす奴
天敵:老い
願い:老境のミスを取り返したい
【一人称】余 【二人称】オヌシ 【三人称】奴
【因縁キャラ】
玄奘三蔵
表向きは彼女の旅を禁止したが、裏では「三蔵」の名を贈り旅立ちを支援した。
いい年で2重の意味で落ち着きのない彼女を、彼女の弟子たち同様心配している。
FGO風セリフ集
召喚:「余は李世民、唐の皇帝太宗とも呼ばれている。こたびはアーチャとしてオヌシと共にあろう。」
レベルアップ:「力仕事も悪くないな。」
霊基再臨:「フム、新たな姿か。せめて価値を示すとしよう。」
その2:「余は今は帝であることは主なはずなのだがな。」
その3:「単騎掛けをしていたころを思い出すな。」
最終:「オヌシからの報奨誠に感謝する。ならば相応の価値を余も示さねばならぬな。」
開始:「余の威光、示すとしよう。」
その2:「久しぶりの戦場、役に立てるとよいのだが。」
スキル:「皆、張り切りたまえ。」
その2:「新たな力、余の身に宿せ。」
選択:「余か。」
その2:「任せるがよい。」
その3:「あ奴か。」
攻撃:「せい。」
その2:「とう。」
その3:「こうであったかな?」
EX:「余の力に恐れおののくか?」
宝具選択:「私は仏教徒ではないのだが…」
宝具:「地上の万民を治め、許し、守護する、余の権利、今一度行使させてもらう。『龍鳳之姿、天日之表、其年几冠必能済世安民(よをおさめたみをやすんず)』」
小ダメージ:「むぅ。」
大ダメージ:「迂闊であったか。」
戦闘不能:「余は拒否されたか…ならば仕方あるまい…」
その2:「民の平穏を……」
勝利:「当然と言うべき結末かな。」
その2:「余の活躍を見よ!報奨は適度ならば払う方も受け取る方も好きゆえな。」
会話:「たまには奇襲も悪くないぞマスターよ。もちろん安全である前提ではあるがな。」
その2:「英雄英傑のまとめ役は苦労も多かろう。何、基本はきちんと報奨を支払えば問題は起きぬよ。」
その3:「帝となりはしたが余は元は仕える身、気にせずこき使ってくれたまえ。もちろん、働いた分は支払ってもらうがな。」
その4:「弟子たちはどうしたのだ三蔵よ?オヌシはなんだかんだで難行をこなすが一人でいるのを見ているとハラハラさせられる。」(玄奘三蔵)
好きなこと:「目的を見据えて真っ直ぐ進む人間は好きだ。善かれ悪しかれな。まあ、悪しきはできれば避けてほしいが。」
嫌いなこと:「反乱を犯すものを好きではないな。力にせよ財にせよ消費せねばならぬ。」
聖杯について:「聖杯か…そうさな。余の老境の過ちを正したい。それもまた余の人生だがやはり後悔は振り切ることは出来ぬ。」
絆:「あまり畏まらなくともよい。余にもその気はないゆえな。」
その2:「名君と呼ばれるがとんでもない。余は兄弟を殺し父を脅したも同然の中々の罪深さの持ち主ぞ。」
その3:「改めて世界は広いのうマスター。余の見た世界はせいぜいインド中国チベット位であったわ。」
その4:「オヌシは誠よく働くのう。余からも何か労いを用意せねばならぬな。何、気にするな上下が変われど余がすべき当然のことよ。」
その5:「オヌシの熱心さに余は強く心打たれた!このさい投資は多めにゆこう、我が分身自由に使うがよい。」
イベント:「フム、何やら催し物か。はてさていかなる報奨が出るか、オヌシも楽しみであろう?」
誕生日:「オヌシの誕生日か。仕える者として主を何か祝わねばな。」