kagemiya@ふたば - 趙括

基本情報

【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【真名】趙括
【性別】男
【地域】中国
【年代】?〜紀元前260年
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力:D 耐久:D 敏捷:D 魔力:C 幸運:D 宝具:B

【クラス別スキル】

陣地製作:E

一応自らの陣営に有利な陣形を組む事が出来る。
ちゃんと機能するかは正直怪しい。

道具制作:D

魔術的な道具を作成できる。

【保有スキル】

軍師の指揮:E

軍師系サーヴァントに与えられるスキル。自己を含めた軍としての力を最大限に引き出す。
Eランクだと引き出すどころか邪魔になる。

軍略:E

一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。

弁論:B

一対一の対話にて優位に立つスキル。
ただし扇動と違い言論において負かすだけのスキルであり相手を心から屈服させるものではない。
下の宝具と合わせて使用し、軍事知識に乏しい相手になら自らの案を完全に正しいものと思わせる。
軍事知識に詳しい相手なら間違いなく疑問を抱く。というより確実に間違っていると確信する。

【宝具】

『兵法曰(紙上に兵を談ず)』

ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
当時のあらゆる兵法に通じており、そしてその内容を完全に記憶している。
兵法の中身の引き出しも自由自在である。
ただし本人が利用する場合完全に教科書通りの使い方であり、生兵法にしかならない。
とはいえ知識自体は当然とても優れたものであり、優れた人間が引用して使う場合は非常に有効に活用できるだろう。

【解説】

中国春秋戦国時代の趙の名将と言われた趙奢の子であり、趙の滅亡の原因となった将軍。
幼い時から兵学に通じており兵法論議で父を論破したこともあったが、父である趙奢からは本質を見抜かれており
「戦とは生死のかかったものであるがあいつはそこを理解せず無造作に論じている。もし将軍になったら必ず負けるだろう」
と言われていた。
趙と秦が戦をしていた長平の戦いにおいて、秦軍は攻めあぐねていた時に一計を案じ「秦軍は趙括が指揮を執ることを恐れている。」
という情報を流して趙の総大将に趙括を据えさせるようにする。
この策は成功し、病に伏せていた趙の重臣の藺相如や趙括の母までもが反対するが結果趙括は総大将となった。
なってからはそれまで秦を封じ込めていた防衛策から一転攻勢を仕掛けたが、秦は総大将を稀代の名将である白起に変えており、
趙軍は兵糧を絶たれ、趙括はわずかに残った兵を率いて突撃を敢行したが当然打ち取られ、趙軍は降伏。
そして降伏した40万の兵は養う食料もないということで生き埋めにされた。
このため趙は国力が大幅に低下し、その滅亡を早める原因となった。
初陣が国をかけた戦であり、相手が時の名将である白起であったという不幸もあったかもしれない。
が、その机上の空論としての例でしばしば例に出され、「紙上に兵を談ず」という故事成語にもなった。

【人物・性格】

自らの知識を誇示する鼻持ちならない人間であり、周りの人間を自然に見下している。
自らを稀代の名将・名軍師だと思っている。負けたことに対しても白起を「彼も私と並び立つ将であったということだ!」とよく分からないことを言っている。
現代において無能扱いされているのも秦が勝利後にそういう風に呼ばせるように情報操作したものと思い込んでいる。
はっきり言ってナルシストである。
が、知識は確かなものであり、弁舌も立つ。ただただ無能なだけではない。
もし初戦の相手が白起でなければ、もししっかりと経験を積んでいれば、また違っていたかもしれない。
違っていなかったかもしれない。


好きなもの:自分
嫌いなもの:自分を認めないもの
天敵:白起
願い:長平の戦いのやり直し

【一人称】私 【二人称】キミ 【三人称】彼、彼女

【因縁キャラ】

軍師系サーヴァント
成程歴史に名を残しただけあって中々高名だろう
だがこの私趙括にははるかに及ばないだろうがな!

王様系サーヴァント
ほほう、この私を登用しに来たのか?
まあ当然だろう、私ほどのものとなれば引く手数多だからな!だが申し訳ない、既にこの身は趙の国に捧げているのだよ!

白起
この私が唯一認める相手だな!
長平では不意を打たれ紙一重で敗北したが今度はそうはいかない!

馬謖
山頂に陣を敷き兵糧攻めにあって敗北した?
何と愚かな!このような軍師本当に存在するのか!? …なんだ私の方を見て?

【セリフ】

「キミが私のマスターか?ハハハ!この私を召喚するとはマスター、キミも非常に運がいい。
何故ならもはや勝ったも同然だからな!」

「よかろう!では稀代の天才であるこの私、趙括が直々に采を振ろうではないか!」

「バッ馬鹿な!こんなこと兵法書には乗ってなかったぞ!」

【コメント】

かませなどにどうぞ