架空国家を作ろう

首都 リヤド
最大の都市 メッカ

アラビア半島のオスマン帝国?の勢力は、18世紀後期から衰退していた。民族主義者のカラ・スルー=モーゾフ?は、オスマン帝国?からの独立を目指して、リヤドの乱?を起こし、サウード独立戦争?が始まった。独立軍は、イギリス連合王国や、ロシア帝国の援助を受けながら、1802年、独立を達成した。

モーゾフは、南にあるイエメン王国?やオマーン王国?を併合し、大アラビアの設立を目指した。しかし、イエメンとオマーンの抵抗は激しく、1822年、ホデイダの戦い?でイエメン軍のニザフ・ソフール=アリー?の率いる軍に大敗し、アラビア南征は失敗に終わった。

モーゾフはアラビア南征を再度計画したが、1825年に病没。モーゾフには子がいなかった為、従兄弟のサバース・アミ=ショール?が王位継承。

ショールは、アラビア南征を諦め、アフリカ進出を計画した。1829年にはサウードのエチオピア侵攻?が開始、エチオピア帝国のマッサワに上陸、占領した。次にアスマラに侵攻したが、エチオピア軍の抵抗は激しく、エチオピアの民衆もサウード王国の支配に対する蜂起を起こし始め、戦争は長期化した。
1836年、サウード軍は、アスマラの戦い?でエチオピア軍に大敗し、エチオピア軍が優勢になり、1838年には、アフリカから撤退した。
ショールは、責任を取り、退位。弟のマッセーラが王位継承。

マッセーラは、戦争で疲労した経済を立て直すため、数々の政策を実施した。外国との貿易で大きな利益を得て国は豊かになった。国民にも愛されたが、1842年に急死(暗殺説あり)。子のニッセラが王位継承。

ニッセラも外国との貿易を盛んにしたが、1846年に沙土戦争?が勃発、ロシア帝国などの支援を受け、1848年、なんとか勝利したが、戦時中の重税など国民の負担は大きく、国民の不満は増大した。