架空国家を作ろう 第弐世界線 - アルクティクス帝国
国旗
詳細情報
国の標語北極海の鍵となるべし
国歌北極星の賛歌
公用語英語
イヌクティトゥット語
首都グリスフィヨルド?
最大の都市グリスフィヨルド
人口600万人
憲法アルクティクス帝国憲法
面積19万6235 km2
国教カナダ誓教?
通貨アルクティクス・ドル
指導者
元首皇帝ヴェルノ1世
首脳首相ルサルカ・マーチェス

概要

ヌナブト連邦共和国の都合によって作られた傀儡国家……のはずだったが、お飾り皇帝として招かれたヴェルノ1世が政治的手腕を発揮し急速に発展しつつある国。
北極圏に位置し、国土のほとんどが無人島と流氷という状況から、豊富な地下資源を背景とした鉱工業を主要産業に据えている。

国名

アルクティクスとはラテン語で北極圏を意味し、同国の国土の全てが北極圏に属する事に由来する。

歴史

ヌナブト連邦共和国は以前より、コストばかりかかる無人島を手放すため、また国内法を無視した北極圏の開発を行うため、北極諸島やグリーンランドの属島を独立させる計画を立てていた。
やがて高天原帝国より、皇位を継げそうにない低い立ち位置の皇族をお飾りとして迎え入れ、自国より送り込んだ政治家たちに帝国を運営させることに決まり、高天原帝国第8皇位継承者ヴェルノ・フレッチャー・セレスティアがヴェルノ1世として招かれた。
しかし、ヴェルノ1世はヌナブト連邦共和国の政治家たちの予想に反して非常に優秀な政治的手腕を発揮し、アルクティクス帝国を1つの国家として育てあげることとなる。
世界中から集められた移民による民族摩擦の解消、鉱工業を中心に観光業や国際金融業を取り入れた外貨の獲得、ヌナブト連邦共和国の庇護を受けながらも傀儡になり下がらない適切な外交距離の模索など、ヴェルノ1世の功績は計り知れない。

地理

エルズミーア島、カフェクルベン島、83-42、ATOW1996、オーダークの5つの島を領土とする。しかしそれだけでは小さすぎるため、流氷の上や海上に施設を建設している。
首都はグリスフィヨルド。またエルズミーア島にユーリカ、アラートなどの町が築かれている。

産業

アルクティクス帝国の主要産業は一貫して北極海の地下資源を採掘する鉱業であり、総輸出額の21%を占める。しかしヴェルノ1世の指示により輸出加工区が設立され、そこでの海外労働者を用いた繊維産業を中心とする輸出型工業が発展した。また観光業も振興された結果、堅実な経済発展を遂げ鉱業モノカルチャー経済から脱出した。

軍事

ヌナブト連邦共和国より様々な兵器を輸入している。平和主義の観点から戦車や戦闘機、フリゲート艦以上のサイズの軍艦を保有しないことになっているヌナブト連邦共和国にとって、それらをアルクティクス帝国への輸出用に製造することはノウハウ継承の貴重な機会となっている。

兵器

戦闘車両として、ヌナブト連邦共和国の開発した主力戦車ヌナミウト(陸の民の意)が存在する。
海上戦力の中核をなすのは、ヌナブト連邦共和国製のタギウグミウト(海の民の意)級戦艦7隻。
航空戦力としてはヌナブト連邦共和国製の戦闘機ペエヘトク(吹雪の意)が配備されている。

民族

イヌイットが総人口の約60%を占める。ペルシャ系が約20%であり、ヨーロッパ系白人が8%。東アジア系も2%ほど存在する。