架空国家を作ろう

建国とともに設置された国民大会は、長い中国の歴史において史上初の議会と呼べる存在である。
今に至るまで絶対的な王朝の専制しか受けていない中華民族にどのように民権と言うものを普及させるか蒋介石は
大変苦悩したが、自分自身が牛耳る総統府の監視役に議会を当てることでまず中国における
民主主義の浸透を目指し設立された。我が国では一党制を取っているので勿論議席には国民党員しかいない。野党という概念も
存在しない。しかし、議員の中には急進的な自由主義者や反蒋派の政治家がゴロゴロいる上、国民の投票意識も向上しつつあるので
蒋が計画した中国国民の真の意味での民権意識の向上は成功しつつあるといえる。
現在の国民大会は、ひたすら荒れまくる議会として世界でも比較的有名で、時には暴動並の事態に発展することもしばしばな程である。
蒋の腹心の部下である秘書長の陳群は「もううちも隣国を野蛮野蛮といえなくなっちゃったじゃないか」と苦言を呈している

国民党中道右派

最も正統派で大多数を占める勢力である。
そのうちの殆どが親蒋派で、国際協調、平和主義、親亜、親日を
掲げる。

国民党中道左派

外交部長の汪兆銘によって率いられる穏健な左派を謳う勢力である。
規模では中道右派についで、全方位外交推進、親英、親豊、を目指す。
中華民国の政治はほぼほぼ蒋の中道右派と汪の中道左派が動かしているようなもの。
にしてもよく親豊と親英が共存できるものである

国民党極右

少数派の極右勢力、満州進駐、インド侵攻、対亜断交、狂気の大軍拡を
目指すえげつない人達。殆どがが蒋の対外政策を腰抜けだと罵って、不信任案の
発議をしてやまない。中道右派の幹部も対処に困る問題児たちである。

国民党極左共産党のスパイ勢力

極めて少数、常に五議席程を占めているのではないかという説が有力。
国民大会に議席を持つ為に国民党に籍を置いているようなもので、
暗躍する自称正規政党の中国共産党のスパイであるテロ組織。
国家保安委員会のブラックリストにもれなく載っている粛清対象である