架空国家を作ろう - ネジャカナ教

世界観

この世界を確かなものにする絶対的な概念を創造主としての神(ネジャ)と定義した。ネジャは有るものと無いものの双方を司り、神のみが唯一存在する事と存在しない事が共存する概念であるとしている。ネジャが存在する限り、この世界の法則は絶対的であり、ネジャが滅ぶ時、この世界の法則は乱れ世界が崩壊すると言われている。

神話

世界の起源について、ネジャカナ教ではネジャが自らをバラバラに切り刻んだ事によって世界が完成したと言われている。ネジャは世界が誕生する「前」も「後」もその世界が確かなものであるという絶対的な前提であり続けるため、ネジャがただ存在しないのみならば、この世界が存在している事と矛盾する。

世界の誕生

正確には「世界の誕生」という表現は正しくない。なぜなら、世界はネジャそのものであり、世界は「生じた」のではなく、「分かたれた」ネジャ全体の事であるからだ。

更に言えば、ネジャそのものに単位という概念は無いため、正確には「世界の誕生」は「分化されたネジャの一部に触れた人間が、その存在に気づいた」時の事を指すのである。

概念

概念はネジャの一部を人間が意図的に切り取る事により確かなものとして顕現した「アクラミャ・ネジャ(ネジャ以外の神)」である。

アクラミャ・ネジャはネジャ以外の全ての神に当てはまり、例外を除いた全宗教の神々を表す。地球上で様々な宗教や神々が存在するのは、それぞれの民族が定めた「概念」に差異があるからである。

アクラミャ・ネジャ

ネジャカナ教では、アクラミャ・ネジャ(以下アクラミャとする)を認識する事が教義の一つとされている。人間は誤解により生じた歪んだアクラミャを顕現させる事によって破滅に向かうとされており、真のアクラミャを顕現させるためには、本当の意味で信じる事が必要とされる。フリャダージは直訳すると「見る者」という意味だが、これは信じる事とは自分の目で見て判断する事だという教えに基づくものである。