地理
九州の南部に位置し、鹿児島湾(錦江湾)を望み、桜島などに年間約900万人の観光客が訪れる観光都市でもある。
歴史
「鹿児島」という名の由来は、野生の鹿の子(鹿児)が多く生息していたからとか、多くの水夫(かこ)が住んでいたから、火山を意味するカグという言葉から由来した等諸説ある。さらに、神話から来たという説もあり現在でもどれが正しいか確定していない。しかし、「カゴ」は崖という意味の古語であり、桜島の四方が崖になっていたので島名を鹿児島(麑嶋)と称する様になり、それが対岸の神社名(鹿児島神宮)として定着し、更には鹿児島郡として郡名に拡大したという説が有力である。
都市としての始まりは、島津家第6代当主島津氏久が東福寺城を居城にしたときとみられる。1549年(天文18年)、フランシスコ・ザビエルが現在の市域に当たる場所に上陸し、日本初のキリスト教伝来の地となる。
1900年の豊後独立により、豊後領となる。
1945年の豊後敗戦により、日本領に復帰した。