BBSPINKレズ・百合萌え板の【艦これ】艦隊これくしょんで百合スレのSSまとめサイトです

431:名無しさん@秘密の花園:2013/09/12(木) 02:00:26.49 ID:p9gEB5FQ
「ちょっと、提督!」
「なに?暁ちゃん」
振り返ると怒った顔の暁。彼女は私の秘書艦だ。
「なに?じゃないわよ、そのみすぼらしい格好は何なのよ」
「最近ずっと執務室に詰めっぱなしだったからねぇ、布団が役に立つわ」
ここの所、昼も夜もずっと出撃続きで私は着替えもろくにしないまま
執務室にこもり続けていた。お陰で服はよれて皺まみれ、汗の匂いも気にならない、こともない。
「そうじゃなくて!」
「いーい?私はレディなのよ?そのレディたる私の提督がそんな格好じゃ私が困るのよ!」
「んー、でも戦闘続きだとどうしても」
「つべこべ言わないの!」
反論する私の言葉を遮る暁。
「だから提督、まずはお風呂よ」
「えっ」
「良いから早く!」
「暁ちゃん、今はダメージないわよね?」
「提督に入りなさいって言ってるのよ!」
暁に引きずられながら、私は執務室を離れた。

「ほら、背中洗ってあげる」
私の服をひっぺがすと、暁自信も服を脱いで私と一緒にお風呂に入ってきた。
「じゃあ、お願いね」
背中を洗ってもらってから、二人でゆっくりお風呂に入った。

「んー、すっきりした、それじゃ執務室に」
「今日はもう寝ましょ」
執務室に戻ろうとする私の手を暁が引っ張る。
「ええっ、まだ終わってない任務が」
「だーめ!いい加減休まないと提督倒れちゃうわ」
そう言って私は自室まで引っ張ってこられた。
「勝手に執務室に戻らないように一緒に私も寝るわね」
「でもベッドが狭いんじゃ」
「良いじゃない狭くたって。それとも私に椅子か床で寝ろって言うの?」
「そうじゃないけど」
「なら一緒に寝るしかないじゃないほら、早く寝ましょ」
先にベッドに入った暁がぽんぽんと布団を叩く。
「じゃあ…」
暁に誘われ、私もベッドに潜り込んだ。
「やっぱり執務室の布団とは違うわね」
ふかふかのベッドに身を任すと、溜まっていた疲れがどっと吹き出したような気がした。
「そうでしょ?今日は私が添い寝してあげるんだからゆっくり休みなさい」
ふふん、と得意げな顔の暁。


「ありがとね、暁ちゃん」
そっと手を伸ばして、暁ちゃんの頭を撫でる。
「もうっ、子供扱いは止めてよね」
「はーい、分かってるわよ」
暁のさらさらの髪の毛の感触のおかげで、頭を撫でる手の動きは
止められそうもない。
「もう…」
まんざらでもなさそうな暁の顔を見つめながら、私は眠りに落ちた。

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