独特な訛りの話し方をする掴みどころの無い蛇のような百将。
戦術家として優れた能力を持っており、『
王の左腕』と同レベルの理解度を示している。
百将序列七位であり、王の左右に次ぐ位置にいるが割りと変動している様子。
異国出身であるがガリアスに所属する際に色々と複雑な構図があった模様。
また、『
王の頭脳』直下の暗部組織「蛇」の長も務めており、『
革新王』『王の頭脳』から直接依頼を受けたりもしている様子。

【進化するネーデルクス】にて
ネーデルクス軍に傭兵として所属しており、『
白騎士』と『
黒狼』の戦争中に
リディアーヌに接触を図る。
また、ネーデルクスの「白」の軍を指揮下に置き、戦術の教育を行っている。
ネーデルクスに所属している理由は王会議後に『革新王』と『王の頭脳』に呼ばれていた事が関係していると思われるが詳細は不明。

【世界・歴史・幻想】にて
エスタード方面を担当していたが、配下の「蛇」の連絡によりアルカディアに『白騎士』がいない事を知り、
ガリアスからの定期連絡が不自然に途絶えている事とあわせて状況を把握している。
『白騎士』の異常性を察知してしまった事で集中を欠き『
策烈』に遅れを取ったことでエルマス・デ・グランまで後退している。

【進撃のアルカディア】にて
【真・巨星対新星】にてブラウスタットを奪取して守備に当たっていたが、
カール?によって奪還され、その際に戦死している様子。
長期間にわたってガリアス国外にいる予定ではなく、帰還命令も出ていたがガリアスを国外から支援する事を役割と定めていたと推察されている。
独自の情報網、『白騎士』への個人の考えからアルカディアを早い段階から危険視していた様子。

【断章】にて
ネーデルクス移籍後のブラウスタット奪取から敗北までの間が描かれている。
奪取時には
ヘルベルト相手に継承編で登場した『
蛇の牙』と共に攻め立て、毒を用いた暗殺で辛くも勝利しブラウスタット奪取に成功している。
ブラウスタット奪取後はカールの都市建設を妨害しつつ『白騎士』への警戒を続けていた。
私生活の方では『蛇の牙』が残して行った子供を引き取り育てているが『蛇の牙』の表に出していない願いを汲み取り、日陰者の技術は教えずにネーデルクスで生きていくための知識等を教えていた。
ブラウスタット奪取から2年後、カールの掘った地下道がブラウスタットに到達し都市内に攻め込まれた事で敗北を悟り、ネーデルクスで自身の持つ全権を
フェンケに譲り、カール暗殺に向かった。
普段は飄々としているが祖国への忠義が厚く、周りからは今後も必要になる存在と思われていたが、ガリアスにとって危険となる相手を殺すため全力を賭したものの届かずに戦死する。
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