作中人類に備わっている身体的特徴。
きっかけ次第で誰もが開花する可能性もあるが、そもそもそこまで到達する理由を持たない方がほとんどのため一般人は無関係な領域。

※バレ含む詳細
紅の雰囲気「個の極地」
作中初出は【真・巨星対新星:完全決着】のヴォルフ
身体面の到達点で身体能力の出力120%の状態。
一瞬の開放であっても出した力に耐えきれず剣を振るだけで腕が折れたり筋肉がズタボロになることもある。
紅い雰囲気を出し続けている状態は常に体を傷つけながら動いている状態であるため、長時間の使用は回復不可能な後遺症を生む可能性も含んでいる。
痛みなどで細かい動作が難しくなり、大げさ、大雑把な動きになりやすい様子。
同じ紅であっても、ベースとなる身体の仕上がり具合で力関係に差が出る。
十割の戦闘力が5の人が120%(戦闘力6)を出しても平常出力30(十割で100)の人に簡単にあしらわれるようなもの。恵体は正義。
蒼の雰囲気「全の彼岸」
作中初出は【裏・巨星対新星:神の槍対暴の獣】のローエングリン
極限の集中状態から至れる効率100%の状態。
到達の仕方は人それぞれであり、ネーデルクスの歴代三貴士、国綱などの武人は技術の精密性を高めた果てに、アポロニア、ギルベルトなどは無我の境地の果てに、アルフレッドは深い思考の果てにそれぞれたどり着いている。
思った通りに体を動かせるので理論上可能な動作なら「曲芸じみた槍捌き」や「剣閃を点で受ける」などの無茶な動きでも成立させられる。
一方で精密動作なので意図しない圧力でそういった芸当は成立しなくなる。(ジェド対ローエングリン、クロード対シャウハウゼン、フェンリス対アルフレッドなど)
100出力された力を100そのまま伝えられるのが全の彼岸であると思われ、120の出力が出てるわけではない。
全の彼岸の状態にも差があり作中では距離や深さなどで表されている。
そもそも極限の集中状態で身体を思った通りに動かせることは副産物である可能性がある。作者別作「アストライアー」も読もう
紅と蒼の併用
作中で使用したのはウェルキンゲトリクス、ユリシーズ、クロード、アルフレッドの4名。
国綱などは集中を乱す「個の極地」と極度の集中が必要な「全の彼岸」は相反するものであり両立しないと考えていた。
ユリシーズ、クロードの場合、「個の極地」の開放は一瞬であり集中を乱さないように必要な時に必要な力を引き出すまともな使い方。
ウェルキンゲトリクスは先天的に痛みを感じない体質であったため集中を阻害されていない。
アルフレッドの場合痛みはあれど集中を乱す要因にはなっていない。
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