ヴァルホールの若き陸軍将帥。
黒髪と金髪がまだらに入り混じる糸目(本人は認めていない)であり、いつもやる気なさそうに見えている。
対ドーン・エンドに当たっているヴァルホール軍を率いており、ドーン・エンドのトップである
ガルムとは顔見知りでもある様子。
エル・トゥーレ自警団敗走後の進軍路を活用して進み、同じ策を選択したエル・トゥーレ自警団とも合流することになるが、旧オストベルグの騎士達と遭遇し足止めを食らう。
レスターに対応するために
オルフェと協力し戦いを進めるが苦戦しており、
ゼナが合流してからもなお勝利はつかめなかった。
武器は片刃の反りのある剣を扱っており、ルシタニアの剣、もしくはそれに類する者を扱っていると思われる。
公式には開示されていないが
ヴォルフの実子であり
フェンリスの異母兄弟に当たる。
血筋でいえば王に連なる血であるが、贔屓は一切無く本人の努力で現在の立場にたどり着いている。
【オリュンピア】にて
ヴァルホール代表として参加している。
ドーン・エンドとの戦いを見ていることからアルフレッドへの警戒を緩めずに見ている。
予選の場では初日に隠れてやり過ごそうとしている搦め手に強い参加者を優先的に排除しており、フェンリスのサポートとして立ち回る。
二日目にはフェンリス、
リオネルと共に『黒狼王』に挑み、武の才能の片鱗を見せている。
本選は危なげなく勝ち上がり、フェンリスとの直接対決となったため茶番に終わると思われたが、フェンリスを高みに押し上げるため全力でもって当たっている。
バルドヴィーノが使っていた殺気を用いたフェイントを体感させたりと全力で挑みつつもフェンリスの糧となるように立ち回っている様子も見受けられる
フェンリスが勝つことを信じていたが、万が一自分が勝ってしまった場合は改めて鍛えなおすと『黒狼王』に宣言しており、血筋的には同等であれども飽くまで臣下という立場を崩そうとはしなかった。