『
烈華』の血を引く女性ながらも巨躯の槍使い。
戦乱期は若いこともあり、現在ほどの体躯を持ち合わせておらず、技術で戦うタイプであったが、
成長と共に体も大きくなり、技術とパワーを持ち合わせる存在となる。
エスタードにおける平時に運用できる最高戦力となっており、対ドーン・エンド討伐戦に軍のトップとして参戦している。
先陣を切って戦っていたが『
黒鷹』の雰囲気を感じ取り方向転換し、
スコール、
オルフェと共闘する。
戦争決着後は
アルフレッドにエスタードに来るように誘いをかけている。
【情熱の王国】にて
自宅の外観が目が痛くなるほどの桃色で染められている。
巨体に見合わず手先も器用で料理全般も槍術の次に得意になっている。
イェレナの事を気に入っており「小鳥ちゃん」と呼び親しんでいる。
アルフレッドとの決闘の際は本来の姿である堅実な守りの槍を使っていたが、圧され始めてからは『烈華』を想起させる本来のスタイルに変えている。
【オリュンピア】にて
エスタード代表として参戦。アルフレッドとの再戦を望んでおり、予選の時から探し回っている。
同じくアルフレッドを探していた
ミラをイェレナと間違い、振り払おうとするも力で拮抗されたことから相手を意識するようになる。
予選二日目もミラと戦っていたが、テコ入れで参戦した『
剣聖』に二人で当たるもボコボコにされている。
また、共に戦う中でミラと仲良くなっている様子。
本選に進んでからも順当に勝ち上がっており、準々決勝でミラと対戦。
予選の場とは打って変わって、本来の守りの槍を扱いミラを圧倒していた。
かつて『
烈日』が敗れた時の周囲の光景を覚えており、国を背負う者は負けられないことを意識もしていた様子。
ミラの動きが変わってから数分は全くついていけなかったが、死に物狂いでしのぎ切りおよそ1時間に及ぶ熱戦を繰り広げる。
最後に覚悟を決めて突貫してきたミラにカウンター気味に突きを繰り出し捉えたが、相打ち覚悟の剣を受け倒れる。
その後、国を想う気持ちで立ち上がるが、意識はなく、意識はあるものの倒れたままのミラと共に引き分けとなる。