異国を感じさせる容貌の女性。
周辺国ではあまり見ない褐色肌の女性であり両親が密入国者であるため身分を持たない。
両親にと共に自身も裏家業に身を浸しており、盗賊系の裏ギルドに所属している。
アルの数少ない例外の一人でもあり、カイルともよくつるんでいる。
【月下の夜会】にてヴラド暗殺の依頼があることを聞きつけ、ウィリアム(アル)のためを思って暗殺者の一団に参加している。
しかし、暗殺の現場に居合わせたウィリアム(アル)により暗殺を失敗。他の暗殺者から命を狙われる。
逃走する中、カイル、ウィリアム(アル)と合流し、暗殺者ギルドに反撃。「闇の王国」と交渉し見逃されている。
同時に「闇の王国」から距離を置き、独立独歩の義賊として活動を開始する。
【復讐劇『破』】にて
義賊活動を拡大しており、アルカス一有名な盗賊として知られるようになっている。
マリアンネ誘拐事件に際して『白騎士』からの依頼を受け捜索に当たる。
捜索中に不審人物として誘拐の手引きをした男を確保し、同時に別口で『握魔』が動いていることに気づく。
『白騎士』に目的の場所を伝えるように手配した後は『握魔』が関わらないように引き離しにかかる。
『握魔』を引きつれカイルの家に逃げ込み撃退してもらっている。
【復讐劇『急』】にて
日課として『白騎士』の日常を覗いていた様子。
『白騎士』の結婚を心中複雑ながらも幸せを掴んでほしいと願っていた。
しかし『白騎士』の婚約者が死んだ報せを聞いたことで「どうしようもなくなったら斬ってでも止めてほしい」という願いに答える日が来たことを悟り飛び出す。
嵐の中『白騎士』と『剣闘王』がぶつかり合う中に飛び込み、身を挺して止めようとしているがそれだけでは止められなかった。
それでも二人の決着が付いた後にも割り込み、止めの剣を振り下ろさないように止めている。
親友を殺した事で潰れてしまう『剣闘王』の弱さも察しており、大事な人を二人同時に失わないためにアルとの決別を決める。
【幕間:世界が壊れた日】にて
アルとの決別の後、カイルと結ばれており娘を授かっている。
しかし、原因不明の病に冒され『白騎士』が北方に幽閉されている間に故人となっている。
『白騎士』もファヴェーラが亡くなっている事を知っているが経緯は後日明かされる