コストHP
(衝撃耐性)
スタミナ攻撃力防御力回避力
(回避率)
仲間になるマップ
1115%100%30%100%5
(25%〜100%)
高山地方 6F

表の説明

南アメリカで家畜化されたラクダで、海抜3000mほどの高原地帯で暮らすクジラ偶蹄目ラクダ科ビクーニャ属の哺乳類動物「アルパカ」の希少種『アルパカ・スリ』のフレンズ。
丸みを帯びた柔らかいもこもこ毛質の「ワカイヤ」種と、長くツイストがかかったさらさら毛質の「スリ」種の両方がそれぞれフレンズ化しており、こちらは「スリ」種の方。
『アルパカ・ワカイヤ』の方はもこふわ毛質を表す雪国的な帽子を付け、『アルパカ・スリ』の方は前髪が元の毛並みのように長く伸びており、片目隠れな髪型と併せてさらさら感を強調。
NEXON版「けものフレンズ」では髪型のイメージ通りのクール系の中性的な口調のフレンズ。イメージ的にはアニメ版のタイリクオオカミに近い印象を与え、ワカイヤ曰く「かっこいいアルパカ」。
元々の毛皮のように伸び続ける髪の毛を自らの手で日々ヘアセットしており、その腕前は他のフレンズからもヘアセットの依頼を頼まれるほど。ファッションに関するお話にもそれなりに熱弁家。
イベントクエスト「ぶっちぎり 芋ほり伝説!」では主役を務め、サツマイモが育ち過ぎた農園にフレンズを呼んで大収穫を行い、フクロオオカミと共にサツマイモ料理をみんなに振舞った。
アニメ「けものフレンズ」では3話から登場。外見は変わっていないにもかかわらず性格は一転、お土産屋の田舎系おばあちゃんっぽい訛り交じりの温かみのある口調と演技が印象に残った視聴者は多い。
山を越えるフレンズ達が一休みできるようにと「ジャパリカフェ」を設立したもののなかなか見つけてもらえず悩んでいたところ、かばんにアイデアを貰って以降は晴れて客足を掴む(!)。
カフェのお客さん第一号はショウジョウトキ。同行していたトキにとっても初めての近縁種フレンズとの出会いになり、2人で同時に願いを成就(!!)以後は3人でカフェに定着している。

コツメカワウソに続くコスト1の遠距離タイプのフレンズで、しかし性質はまったくの別物。
一応攻撃技を持っているがその中ではアライグマと並ぶワースト攻撃力で、攻撃間隔も長いためダメージ稼ぎ要員としてはまるで期待できない。
しかしながらその攻撃には「酸状態」を付与というフレンズ中唯一の特性を持ち、一緒に連れるだけでサーバルや他のフレンズの与ダメージを大きく引き上げることができる。
更に、防御力を強化するパッシブスキル「さらさらヘアー」と併せてフレンズの攻防両方でのバッファー要員として真価を見せる。
よって実質的には能力強化&弱化のサポートタイプのフレンズ。コスト1のフレンズの例に漏れず、
どのフレンズと組み合わせやすいところが長所であり、同時にサポートタイプとして他のフレンズと協力すること前提の性能とも言える。
この手のフレンズは自身が狙われてしまわないように気を付ける必要もあるが、防御面のステータスや後述する独自の行動ルーチンからコスト1らしからぬ高水準のため延命性は高め。


スキル

さらさらヘアー
サーバルやアルパカ・スリ自身を含むフレンズ全員の防御力を1.1倍にするパッシブスキル。
ダメージ計算の仕様上、元の防御力が高いほどダメージの軽減量は増すためフレンズのレベルが高いほど強力になる。
ヒグマなどの元から防御力が高いフレンズならばより強く恩恵を受け、
サーバルにとっては防御力を強化する効果が含まれる野生解放とは乗算の関係であるため野生解放中ならば更にその効果を増幅できる。
自身のそこそこにある耐久で長い間このスキル効果を維持するのがアルパカの大きな役割の1つとなる。

アルパカの毛並みと言えば全体が丸みを帯びた綿の塊のような姿の方を連想する人は多いが、そちらは「ワカイヤ」種の姿。
「スリ」種はというとドレッドヘア状のさらさらな毛が若干のカーブを描いて下方向に向いている。
フレンズ化した時の片目が隠れるオシャレな髪型は本来の長い毛並みを落とし込んだもの。
「スリ」種は「ワカイヤ」種と比べて個体数が少ないため「スリ」種から採取した毛にはそれなりの希少価値が付けられる。

ぺぇっ!

威力100%×2
衝撃力80×2
消費スタミナ81
口から唾…というレベルではない量の黄色の液体を放射する飛び道具攻撃。見た目はゲロCamponotus japonicusの「蟻酸攻撃」とほぼ同一のもの。
見た目通りに前方に広い攻撃範囲及び長めの射程を持つが、液体の弾速はそこまで速くはないため命中精度はまずまず程度。
当たっただけではアルパカ・スリの攻撃力の低さから与ダメージ自体は雀の涙程度しかないが、
ボスセルリアンを含めて50%の確率で被弾したセルリアンを「酸状態」にする効果がある。ついでに衝撃力はそれなりにあり僅かな足止め性能もある。
「酸状態」になったセルリアンは防御力が1/5倍になるのに加え、弱点の「石」を攻撃された時のダメージが更に1.1倍になる。
(「石」を持たず防御力が最初から0のセルリアンに関してはどの部位を攻撃してもダメージ1.1倍になる)
フンボルトペンギンリカオンなどの手数は多いが単発威力が低いフレンズはセルリアンの防御力の影響を受けてしまいやすいが、
アルパカ・スリとセットであればその防御力の影響を大幅に落とすことができ、どのセルリアンにもダメージを通しやすくなる。
サーバルにとっても的確に石を狙い続ければ実質攻撃力1.1倍の状態を維持するに等しい効果を受けられ、
この1.1倍という倍率は同じコスト1であり攻撃力を微強化するパッシブスキルを持つイワトビペンギンの1.03倍よりもかなり大きく、
「酸状態」を維持しやすい好条件下での最終的な与ダメージ貢献度はコスト1でありながらコスト2〜3のアタッカーに迫るほどにもなり得る。



この技による「酸状態」の持続時間は10秒。アルパカ・スリはこの技を約2.5秒/回の頻度で使うようになっているが、
既に「酸状態」になっているセルリアンに対しては、アルパカ・スリはこの技を使わずに逃げに徹するようになっており、
「酸状態」にする必要が無い対象には不用意に近づいて被弾の危険性を増長してしまうということが無くなっている。
(至近距離まで迫られた場合のみ、反撃用に「酸状態」に関係なくこの技を繰り出す)
また、一発で「酸状態」にならなかったセルリアンに対しても再度打つまでは近づき過ぎないように距離を取って動くため、
少なくとも同じコスト1のコツメカワウソよりは被弾しにくい立ち回りが取れている。
アルパカ・スリの役目は上述の通り攻防両方でのバッファー要員であり、まずは自身が生き残ることが大切であるためにこの行動ルーチンが実に噛み合っている。

以上の与ダメージバッファー的性能はパッシブスキルによるものではなく「酸状態」によるものであるため、まずはセルリアンにこの技を命中させなければ何も始まらないし、
命中させたとしても「酸状態」は確率で発動したりしなかったりするというランダム要素もあり、「酸状態」を長時間維持できる保証はない。
その場にセルリアンが複数いた場合はその全てを一斉に「酸状態」にすることは不可能であるため、効力は更に落ちると言ってもいい。多人数戦が特に不得意なフレンズと心得よう。
一方でセルリアンが常に1体、なおかつ命中させやすい状況が固定されるボスセルリアン戦においては「酸状態」の継続が安定し、
上記のフレンズ全体の与ダメージ1.1倍という補正をコスト1で発揮できる大変優秀なフレンズといって差し支えない。パッシブスキルと合わせてボス戦に強いフレンズとも言える。
また、極一部のボスセルリアンの中には石を露出しない上に防御力が1999というとんでもなく固くまるで普通の攻撃が通らない強敵が存在するも、
そのセルリアンも「酸状態」で防御力が1/5になってしまうことは例外ではなく、その場合は防御力が1999から399に変化し、
計算式上、1ヒット当たりの与ダメージ量は最大で800も違ってくるために有る無しで撃破難易度も大幅に変化するほど。
そのセルリアンに挑戦する際にはアルパカ・スリはこれ以上ない対策要員となってくれる。それでいてコスト1で済むのだから拘りがない限りは必ず編成に組み込みたい1人となる。

馬のような力強いキックなどが使えないアルパカにとって「ぺぇっ!」…つまり唾を飛ばす行為は最大の防衛手段。
ストレスを感じた時、威嚇をするとき、強い恐怖心を感じた時などにアルパカは「ぺぇっ!」を行使する。
反芻(一度胃袋に入れ半消化した食物を一旦口に戻して再咀嚼する)動物であるアルパカが防衛用に吐きかける唾はただの唾ではなく、
胃液や半消化状態のアレやコレやを混ぜることができるすっごい臭うやつである。オブラートに包まずに言えば、ゲロをミックスした唾。
けもフレCMCでこれを吹きかけられたセルリアンが「酸状態」になってしまうのはそういうことである。
アニメ作中でも「ぺぇっ!」するシーンがあるが、匂いについて特に何か言われる様子はなかったため、恐らくは普通の唾だと思われる。

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