コストHP
(衝撃耐性)
スタミナ攻撃力防御力回避力
(回避率)
仲間になるマップ
4100%120%185%100%8
(40%〜160%)
サバンナ地方(夜) 2F

表の説明

標高1200m以上にある森林で樹上生活をし、特徴の美しい毛並みから「ゴールデンモンキー」の別名を持つ霊長目オナガザル科シシバナザル属の哺乳類動物『キンシコウ』のフレンズ。
本種が中国の伝奇小説「西遊記」の登場人物「孫悟空」のモデル動物である。…という風説の影響で緊箍児(金の輪)と如意棒を備えてフレンズ化した。(孫悟空のモデル議論については諸説あり)
外観及びその成り立ちから、「フレンズはヒトが抱くその動物に対するミームも反映する」という法則を説明する際にはその尤もな例としてよく挙げられやすいフレンズの一人。

NEXON版アプリ「けものフレンズ」では「師」と仰ぐ謎の人物から受け継いだ武術の鍛錬を常に欠かさないストイックさと、丁寧口調で礼儀正しく温和な性格を併せ持つフレンズ。
鍛錬への意識はフレンズ間での会話だけでも少々病的レベルであることが滲み出ており、実力の向上を急ぐあまりわざと不得意な足場を選んでセルリアンと戦いピンチに陥ってしまう危うさも。
同じ霊長類フレンズである『アイアイ』とは同じ「師」の兄弟弟子の関係で、上記のピンチの際には救援に駆けつけてもらい、それをきっかけに「一緒に戦って強くなる」ことを決めた。
なお、この2人が慕う「師」の正体が守護けものである『ソンゴクウ』のフレンズと判明するのはNEXON版で存在が言及されてから実に6年後とすごーく先のことになるのだが、
これは2人ともが「(評判になったら面倒だから)名前は口にするな」という言い付けをそれだけ堅固に守り抜いてきたからであり、後にその事について本人から直接褒め言葉を頂いている。

アニメ「けものフレンズ」では11話「せるりあん」から出演。ヒグマリカオンと共に各地のセルリアンの討伐を買って出る腕利きのフレンズで構成された自警団的グループ「ハンター」に所属する1人。
作中再三にわたって「遭ったら逃げるしかない」ことが強調されてきたセルリアンの一個体を一撃でパカァーン!してかばん一行と合流、ハンターの実力、別格さを見せつけるとともに救助。
暫く護衛として付き添って安全地帯まで一行を送り届けるも、ハンター2人と共に巨大セルリアンと交戦になった際は先代よろしく無理に走ったのか1人だけ戦闘不能になってしまっていた。
その後再合流したかばん一行と連携しての討伐作戦に乗り出すことになるが、作戦会議の際には感謝だけでなくハンターの責務に他のフレンズを巻き込む形になってしまったことへの負い目も吐露していた。

けもフレCMCにおいては博士と助手以来となるコスト4のフレンズであり、そしてこの時点でも珍しい中距離アタッカー。
武器を扱うだけあって攻撃力はヘラジカの次に来る高さで防御力が高いセルリアンに強く、1発1発の衝撃力の値も高めに設定されているパワータイプ。
最大の特徴は如意棒という伸びる攻撃判定によるリーチの長さ&上下方向にも対応した攻撃可能域の広さ&打撃攻撃としての高い命中精度という攻撃判定面での強さ。
サーバルのスピンアタックを軽く超える射程の攻撃を軽々と扱い、それを打撃攻撃として一瞬で展開し、ほぼ全てのセルリアン相手に自力で先制攻撃を差し込むことができる。
間合いの外から攻撃できることで出会い頭にいきなりダメージを受けるということが少ないのも強み。近距離型フレンズが一緒に居ればその後ろから波状攻撃もお手のもの。
ほぼ百発百中で石を撃ち抜く必殺技「如意棒穿石」はその極めつけ。石の向きや高度に関わらず命中させるこの大技は大ダメージと共にノックダウン誘発による足止め性能まで付く。
以上のフレンズ離れした命中精度&石ヒット性能で尚且つ攻撃力自体も高く、自分が妨害されず攻撃できるうちはどのセルリアンに対しても高めのDPSを維持できるアタッカーである。妨害を受けなければ。

一方で攻撃の発生は全体的に早くなく、後隙については遠距離タイプ並に長く、そして遠距離タイプとは異なり積極的にセルリアンから遠ざかるようなルーチンで補っているわけでもないため、
間合いの外にいるうちは強いが、セルリアンの攻撃の間合いに入ってしまうと逆に攻撃を潰され続けて手も足も出なくなるというコスト4に有るまじき打たれ弱さがかなり深刻。
この手のフレンズがセルリアンに接近を許してしまった際の無力化ぶりはコスト4であるキンシコウであっても変わらず、回避力は高いとはいえ狙われ続けると直ぐにHPが0になってしまう。
攻撃性能だけ見ればをコスト5組に迫るが、防御方面はコスト2のそれとあまり変わらない脆さであるためこれを如何に補ってあげられるかが鍵。
戦闘が長引く強敵が相手の場合はサーバルを含む引き付け役との連携が必須。最前線の遠方で控え、回避を許さぬ高威力高衝撃力の一撃を追加するという後方支援役でこそ真価を発揮する。
運用においては複数のフレンズと一緒に戦わせることが基本であり、高コストながら低コスト組と同じく1人で無理をさせず連携での運用に努めよう。
「それぞれの得手不得手を知ることで、勝率は上がるでしょう」

スキル

アロナーシング
フレンズが受ける状態異常の持続時間を短くするパッシブスキル。
具体的にはキンシコウを連れている間は状態異常の持続時間の進行速度を1.33倍にする効果であり、
最初からキンシコウを呼び出していれば通常の3/4の時間で解除となり、呼び出していない状態で状態異常にかかっても直ぐに呼び出せば同等の効果を得られる。
逆に、キンシコウが既に呼び出される状態であっても状態異常が解除されるよりも早い段階で帰還させる、またはHP0になってしまうとその分だけ効果が薄れることになる。

効果の対象には「毒」「酸」「減速」状態の他、Aedes albopictusHalocynthia roretziが用いる「一定時間火のわな(氷のわな)を踏んでいる状態にする」状態も含まれ、
そのうち「毒」「一定時間火のわなを踏んでいる状態にする」状態は持続時間の長さがスリップダメージの合計量に直結しているため、
スリップダメージそのものを減らすヒグマの「冬ごもり」と同様にスリップダメージの合計量を減らすことができる。
あちらとは異なり「火のわな」「針のわな」によるダメージ量自体への耐性は備わっていないものの、こちらは厄介な「減速」状態も1秒ほど短縮できるのが大きな差別点。
無論、2人を同時に連れれば相乗効果でより高い状態異常耐性を互いに付与し合うことが可能。
但し、「酸」状態についてはこの特性があってもなお脅威であり、キンシコウを連れていても「解毒剤」を直ぐに使うようにしたいところ。
また、Halocynthia roretziが用いる「一定時間氷のわなを踏んでいる状態にする」に対してはこのパッシブスキルによる時間短縮を以てしても、
サラブレッドの薬を効果が切れるよりも先にスタミナが0になってしまうことの方が多いために焼け石に水であり、これに対する対策にはならない。

「アロナーシング」とは一部の哺乳類動物のみに見られる、雌が自身の実子以外に授乳を行う習性のこと。
自らのエネルギーを消費して生成した栄養素を他者へ与える授乳はハイコストな母性行動であり、
基本的に自らの血縁を後世に残すことを第一としている動物世界において血の繋がりが薄い個体に授乳を行う例はヒトの飼育下以外では極限られる。
キンシコウはその上でアロナーシングを日常的に行う珍しい例で、ヒトを除けば霊長類で唯一の動物。
生息地が寒暖の差が激しく食糧難になりやすい高地であり、その中で子の生存率の向上を図ることが習性として定着している要因だといわれている。

如意棒中段突き
威力120%
衝撃力154
消費スタミナ20
如意棒を前方へ構え、伸ばしての突きを繰り出す打撃攻撃。中距離で使用し、攻撃時はその場で停止し間合い調節は行わない。
けもフレCMCにおいて戦闘は基本的に互いに遠距離にいる状態から始まるため、まずはこの攻撃を先制手段として好んで用いる形になる。
サーバルのスピンアタックの2倍はあるアミメキリンの「ネッキング」の更に2倍ほどある、どのフレンズよりも長いリーチを誇る打撃攻撃。
その射程は飛び道具攻撃に匹敵しながらも如意棒は一瞬で伸び切るため打撃攻撃のように攻撃判定が一瞬で対象まで届き、ヒットするまでの猶予は飛び道具よりも遥かに短い。
かつ、キンシコウはこの如意棒を標的(石)に合わせて上下方向に角度調整しながら伸ばすために宙を浮いているセルリアンにも難なくヒットする。
長射程&高到達速度&高精度エイムのこの攻撃技を持つキンシコウの攻撃可能域は非常に広く、攻撃を当てられない苦手なセルリアンはこのキンシコウには存在しない。
この命中精度に加えて衝撃力もサーバルのボルトアタック並みにあり、弱いセルリアンならば一発で仰け反るか次のサーバルの一撃で仰け反るようになるため先制手段として非常に優秀。



更に、正面方向に石があれば高度に関係なくそこを正確に打ち抜くように石直撃を狙える性質まで持っているため真上か真下でない限りは石ヒットの可能性まで見込める。
Clione limacinaのようなちょっと高い位置に石を付けているだけのものは恰好の的、Debrisのような背面にあるタイプもサーバルたちがひき付けて後ろに回り込みをさせれば打ち抜くことが可能。
この石ヒット性能まで含めて、敵一体にダメージを与えることだけに着目しての評価であればかなり高性能な単発ヒット攻撃に仕上がっている。
一方、リーチとエイム能力こそずば抜けているが攻撃判定自体は1本の細い棒状でしかなく、判定の持続も一瞬で終了する。
故に「リドルアイズビーム」や「ネッキング」とは異なり複数のセルリアンに同時ヒットさせられる性能までは流石に持っていない。
また、打撃攻撃としては使用後の硬直時間が非常に長く、当てたまでは良いがその間に別のセルリアンが近寄られると反撃を受けやすいという欠点も持っている。
キンシコウがこの技で先制した後はすかさずサーバル含む他の近距離型フレンズでそのセルリアンを抑えに行き、
その後に使用される「如意棒大乱舞」との波状攻撃を形成して押し切る協力プレイを成立させてこそこの技は真価を発揮する。

「如意棒」とは中国の伝奇小説「西遊記」に登場する架空の道具で、正式名称は「如意金箍棒(にょいきんこぼう)」。
使い手の意に従い(なので「如意」)伸縮する変幻自在の棒で、オリジナルのものは「重さ一万三千五百斤(約8.1トン)」という銘が彫ってある。
その伸縮性能はマッチ棒ほどのサイズに収めることもできれば両端で天国と地獄を繋いでしまうほどのサイズまで伸びるという。
「西遊記」においては「孫悟空」が武器として使用し、他の作品においても「孫悟空」モチーフのキャラクターは各々の如意棒を所持していることが多い。
「けものフレンズ」のキンシコウもその1キャラクターであり、NEXON版、アニメ版の両方で所持しているが、
この2作品作中で確認できる範囲では専ら普通の打撃武器扱いであり、如意棒としての伸縮能力を遺憾なく発揮するようになるのはそれよりも後発の作品からとなる。

如意棒大乱舞
如意棒大乱舞片手付き片手打ち3連突き逆手打ち
威力100%100%90%×3230%
衝撃力11011055×3275
消費スタミナ14141925
如意棒を使ってのキンシコウ版コンボアタック。中距離より近い間合いに入った時に使用し、セルリアンとの距離が近ければ攻撃の度に間合いを取る。
片手突き→片手打ち→3連突き→逆手打ちの順で繰り出し、最後の逆手打ちは如意棒を特に長く伸ばして縦方向に叩きつける。
この攻撃も長めのリーチとそれなりの上下対応攻撃域を持ち、その上でコンボアタック系攻撃としての単発威力と衝撃力もアミメキリンを超えてヘラジカに続く値。
一方で攻撃間隔は遅く、全て繰り出しきるまでの所要時間もフレンズ最長。そのため最後の逆手打ちに繋げるのが難しい攻撃のように思えるが、
厳密には他のフレンズのコンボアタック系攻撃とは異なり、別々の攻撃技を順番に繰り出すという構成になっており、
例えば3連突きの最中に被弾や回避をしたり、目の前のセルリアンが撃破されるなどして攻撃が途切れた場合も、次には最終段の逆手打ちを繰り出す。
同様に片手付きの時は片手打ちを、片手打ちの時は3連突きを次に繰り出す。そのため攻撃を妨害されて最終段がいつまでも出ないという事態は起こらない。
とはいえ、いずれも発生が遅く硬直が長い共通の短所を持っているためセルリアンの接近を許して何度も攻撃を向けられる状態では手が止まってしまいやすい点には注意。



3連突きまで繋げた後に繰り出される最終段の逆手打ちは如意棒中段突き以上のリーチと約2倍の威力、空中のセルリアンにも命中する縦に長い判定を持つ強力な攻撃。
高い攻撃力と威力倍率が合わさるこの一撃のダメージ及び衝撃力はギンギツネの「自家製爆薬」に続き、
この逆手打ち中のみサーバルのスピンアタックと同じく「スーパーアーマー状態」が付与され、ここまで繋げれば妨害を受けても潰されない。
これを受けたセルリアンは最低でもノックバックはしやすく、対象がどれだけ高い位置にいてもヒットし、一列に並んでいれば同時ヒットまで狙える。
コンボアタック最終段の中でも特に高性能なこの最終段までを当てきると、先述の「如意棒中段突き」と併せてDPS(秒間与ダメージ性能)コスト3組の平均より一回り高い程度に登る。
ツチノコフンボルトペンギンには流石に負けてしまうものの、与衝撃力についてはその2名も上回る値を誇り、
そもそも相手を近づけさせないことが求められる中距離タイプである以上は寧ろこのノックバック、ノックダウン誘発性能が本領といったところ。
この逆手打ちまで繋いでこそコスト5に迫る高性能なコンボアタック技となる。そのためにはセルリアンがキンシコウへ接近し過ぎることを防ぐ近距離タイプの補佐が何より必要。
リーチの長さはキンシコウとその前で戦う近距離役の2人で1列に並んで同時攻撃するのに役立ち、この点でも2人以上での同時攻撃を前提とした設計である。



また、「アミメキリンの薬」使用中であれば更なるリーチ強化に加えて「弱点優先ヒット特性」の恩恵を強く受け、
目の前のセルリアンに石があればその石ごとセルリアンを真っ二つにするが如く、位置関係なく高確率でこの大ダメージ判定を石にヒットさせることができる。

NEXON版のキンシコウは「如意棒大乱舞」というスキルを持ち、発動時は敵一体に自身の攻撃の8倍のダメージを与える攻撃系スキル。
攻撃のアニメーションは如意棒での連続突きから両手で全力で叩きつけるというもので、このけもフレCMCのこの技の3発目と4発目の元ネタにあたる。

如意棒穿石

威力300%
衝撃力352
消費スタミナ60
如意棒を両手に深く構えた後、踏み込むと同時に如意棒が超音速で攻撃対象を貫く単発打撃攻撃。
使用条件が設定されており、連続で使えなければある程度戦闘が長引かないと発動もしないがそれ相応の破格性を有する、ハンター達の「必殺技」の1つ。
先述の「如意棒中段突き」「如意棒大乱舞」をおよそ10〜11回繰り出した後、この技が1回使用可能になる。
具体的にはいずれかの技を繰り出す度に[その技の全体時間+1]秒分だけ「スキルポイント」という内部値が溜まり、
これが20秒分に達すると使用可能になるという設定で、各攻撃中に妨害を受け過ぎるとそれだけ発動が遅れることになる。
この「スキルポイント」は目の前からセルリアンが居なくなっても保持され、例えば既に18秒分以上溜まっている場合は次のセルリアンに1回攻撃した時点で使用可能になる。
(フロア移動をした場合はリセットされる)

「如意棒中段突き」を超強化したような性能の攻撃であり、発生が遅くなった代わりに威力と与衝撃力が倍以上に伸びている。
その単発威力はキンシコウ自身の高い攻撃力と合わさってギンギツネの「自家製爆薬」を更に超える、威力が一定である技の中では全フレンズの技の中で最大の値。
(ほぼ全段が同時ヒットし単発ヒット技と言ってもいいヘラジカのコンボアタック4発目を単発技と見なす場合はその次の2位)
そしてそれ以上に目を見張るべきは1画面には収まり切れないほどの圧倒的な射程。その長さはサーバルのパイルアタックの総移動距離に匹敵し、突進攻撃にさえも勝る攻撃範囲。
尚且つ、この非常に長い攻撃判定が「如意棒中段突き」以上のエイム能力で対象の中心を貫くように発生するため、その命中精度は最早回避が成り立たない全画面攻撃のそれに等しい。
棒を傾けられる仰角についても無制限と言ってもよく、仮にちょうど真上にセルリアンが居たとしてもその場合は地面とは垂直に如意棒を走らせて迎撃してしまえる。



この時の如意棒の攻撃判定には「弱点優先ヒット特性」と「無敵状態貫通特性」が付いており、かつ、攻撃判定は如意棒が伸び切ってから発生する。
「弱点優先ヒット特性」が付いている攻撃判定はその攻撃判定が大きいほど石ヒット性能を増強させる性質であるが、
この技は距離高度に関わらず寸分の狂いなく対象の中心、つまり石のある位置を如意棒と言う超絶リーチの判定で確実に貫く攻撃であるため、どの攻撃よりもその恩恵を強く受ける。
たとえキンシコウの位置とは裏側の面に石があったとしても、そのセルリアンの表皮を突き破るようにしてこの弱点優先ヒットの判定が裏側にある石を狙撃する形になり、
キンシコウはこの技を以て、ボス個体を含む如何なるセルリアンも石を露出していればその石を攻撃することが可能になっている。宙に浮いている対象もお構いなし。
この攻撃自体の威力も全フレンズ屈指の値であるため、石へのヒットの可否まで考慮した場合のこの攻撃の実質の与ダメージと、特に与衝撃力性能については他を圧するものであり、
この大技の標的となったセルリアンは一撃でパカァーン!するか、耐えたとしてもほぼ確実にノックダウンを誘発して隙だらけになり、そこからサーバルたちの攻勢の好機とすることができる。
また、攻撃中は他のハンター組の必殺技と共通事項で発生から攻撃モーションが終わるまで間、ずっと無敵時間。
発生は遅いが、無敵状態によって妨害を一切受け付けないためにこれが弱点となってこの攻撃の性能が腐ってしまうことは無い設計。
それどころか、セルリアンに接近を許して手も足も出ない状況もこの技の発動さえ間に合えば、目の前でノックダウンさせて形勢逆転してしまうことさえ可能。
ただ石を露出しているというだけで、位置や命中させる難しさに関わらずキンシコウはそのセルリアンに対して優位が保証されていると言っても過言ではない。

その性能と引き換えに攻撃の全体時間が約2.2秒と非常に長いものになっており、もしも石にヒットしなかった場合は状況が悪くなりやすいリスクも抱えている。
石ヒット性能は石が出ていればまずヒットしないことは無いと言い切れるほどであるが、Camponotus japonicus等のように「最初は露出していない」類や、
そもそも石を持たないセルリアンが相手の場合は話は別。前者についてはキンシコウ以外のフレンズが率先して石の露出まで攻撃を仕掛ける必要があり、
後者についてはこの大技の性能が大きく削がれる、単純にキンシコウが苦手とする対象である。通常ヒットとなった場合はよくて仰け反り誘発がいいところであり、
その間にキンシコウが次の行動を取れるまでに距離を詰められやすく、DPSについても「如意棒大乱舞」のみを用いている時よりも僅かに効率が悪い程度になってしまう。
また、「如意棒中段突き」と同様に攻撃判定自体は細いことから同時ヒットは狙いにくく、石を持つ対象であっても2体以上が同時に向かってきては流石に切り返しきれない。
キンシコウの強烈な個性を形成する大技なのは間違いないが、これひとつで打ち合い性能や身の安全まで保証するものでは断じてないため、
基本はキンシコウの前方にはサーバル含む近距離タイプを配置、その後ろでこの大技で石を射抜かせ攻勢を維持し続けるというチームワーク体制は崩さないようにしたい。
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