雲かかった中で長い迷路が続く高山地方の岩肌山道を抜けた先にあるのは登山者の疲れを癒す山頂の広場、「高山・ジャパリカフェ」。
アニメ作中でサーバル一行が立ち寄ったお馴染みのスポット「ジャパリカフェ」と、ゴンドラの乗降場などがそのままの形で残っている。
この地帯も何かの力によって「異変」の影響を受けず元の地形のまま保存されている模様。ここではセルリアンの姿も見えない。
フレンズたちが心配をかけていたジャパリカフェはどうやら無事だったようだ。



ジャパリカフェの中に入ると、また「文書」が落ちている。
内容は前回のものと一変して「閉園のお知らせ」。最早ここにパークを運営する職員の姿が無いのは周知の通りであるが、
嘗ては職員たちの手でジャパリパークが総合動物園として運営されていたこと、同時にそれが今は過去のものであると念押しする内容が綴られている。
…それを読み終えると、ジャパリカフェの外から突如と巨大な飛行物体が姿をのぞかせ、猛スピードでこちら側に突っ込んでくる。
姿を見せていなかったのはこうして待ち伏せていただけで、ここもセルリアンの脅威にさらされていた模様。








ボスセルリアン(B-2)

レベルHP攻撃力防御力衝撃耐性獲得EXP適正レベル
BOSS120004910(※)14070080016

表の説明

全翼機型ステルス戦略爆撃機『B-2』を模倣したセルリアン。公式には存在しないが、二次創作界隈においてその存在の可能性を考察されている曰く付きの個体。
アニメ11話にてこの期待をモデルにしたと思われる形状の戦闘機の残骸がサーバル一行が登る火山の5合目に墜落した状態で遺っていた。
明言こそされていないが、この機体の存在は嘗てフレンズだけでなくヒトもヒトなりに科学の粋を集めてセルリアンに対抗し、
しかしそれでもなお力及ばずの結果となり、フレンズ無しには打開できなかった危機であったことを伝える貴重な背景資料になっている。
その、ヒトが誇る軍力の最精鋭たるこの機体をセルリアンを生む素(セルリウム)が取り付き、セルリアン化したら…というif的な背景設定を持つのがこのセルリアン。
人工物がセルリアン化したと推測できる例は11話作中にも存在し、なおかつそれは強烈なインパクトを視聴者に植え付けており、
このセルリアンもその系統の一種としてもしも同時に発生していたものなら、パークの危機は作中のそれを遥かに凌駕する規模のものとなっていたに違いない。

「B-2」とはアメリカ空軍が保有する実在の戦闘機の名称。「スピリット」という愛称も持つ。
本機は一般的な航空機ならば備えている胴体部や尾翼を備えずに飛行を可能にしている「全翼機」と言われる機体であり、
その断面積を最小限に抑えた形状から電波を用いてのレーダーに感知されにくく、
かつ排気熱も低い温度に抑えていることから熱源感知型のレーダーにも察知されにくい、極めて高いステルス性を誇る爆撃機である。
同時にそれらの高機能を搭載するための開発費及び維持費、更には戦争の終結で予算減額も取り外されたことで、
1機当たりの価格は同重量の金(きん)に相当すると喩えられる程に高騰し、ギネスブックにて「世界一高価な航空機」 と記載されるほどのロマン兵器になってしまった。

そんな超高価かつ超高性能な、正にヒトの最終兵器に等しいこのB-2に相当するものが、
セルリアンには敵わなかったという事実は過去に起こった「例の異変」の壮絶さを静かに物語る役物となっている。


文書を確認すると、このセルリアンがどこからともなく現れて戦闘開始となる。
アニメ3話作中ではフレンズたちによる実に平和で牧歌的な世界観を視聴者に見せてくれたこの思い出の地を、
この無人の爆撃機が現代兵器的なものでドンパチやって暴れ荒らし回る。まるでパニック映画のような光景である。
「爆撃機」の性質を取り込んだこのセルリアンは本当に宙を浮いて移動しており、地上戦だけでなく空中戦も求められる一筋縄ではいかない強敵になっている。


特性

ボスセルリアン
ボスセルリアンの共通特性。
ボスセルリアンは一度戦闘が始まると索敵範囲が無限大になるため、「パンサーカメレオンの薬」などの特殊効果による方法以外で追跡を免れることができなくなる。
次にボスセルリアンは「毒状態」「酸状態」「減速状態」と、一部のフレンズが用いる特殊な状態異常の持続時間が一般のセルリアンの1/2になる。
更にサーバル以外のフレンズによる攻撃の与衝撃力はこのボスセルリアンの場合、通常の1/5になる。
その他、サーバル以外のフレンズの攻撃はHP1で耐え続けるためにサーバルの手でトドメの一撃を刺さなければ倒すことはできない。
攻撃熾烈化(ボスセルリアン)
ボスセルリアンにはレベルが存在しない代わり、HPが一定割合以下になるにつれて攻撃の熾烈度合いの形態移行をする。
このボスセルリアンは残りHP割合が2/3以上までの時は「第1段階」、2/3以下から1/3以上の時は「第2段階」、1/3以下の時は「第3段階」となる。
(難易度NTでのみ「第2段階」への移行タイミングが残りHP1/2以下に変化し、かつ「第3段階」には移行しなくなる)
「第1段階」から「第2段階」に移行した時はこのボスセルリアンの攻撃後に次の攻撃を繰り出すまでのインターバル期間が僅かに短縮、
「第3段階」に移行した時はインターバル期間がより急激に短縮され、攻撃頻度が目に見えて激しくなる。
また、このボスセルリアンの攻撃の一部は形態移行によって強化版に変化するものが存在する。
装甲


このセルリアンの防御力自体は確かに「10」に設定されているが、
実際にこの値がダメージ計算に用いられるのは後述する「弱点部位」を攻撃した時のみ。
青い装甲部分を攻撃した場合はヒットSEが変化し、初挑戦時の想定レベル(20前後)によるサーバルの攻撃では1〜2ダメージしか入らない。
(現バージョンではこの部位に攻撃を当てた場合、画像のものとは異なる「軽減」を示す灰色のダメージ表示になる)
青い装甲部分へのヒットは防御力2976相当で計算される。仮にレベル100の状態で攻撃しても2桁ダメージに抑えるほどの凄まじい硬さ。
また、与衝撃力についても装甲部分にヒットした際は通常の0.2倍と非常に小さくなる上、
本来ならこのセルリアンの衝撃耐性が0になる攻撃でも「装甲」にヒットし続ける限りは残り1で耐え続け、ノックバックもノックダウンもしない。
このセルリアンを攻撃する際は弱点部位(と石)を狙わなければ全くと言っていいほどにHPが減らないし、ノックダウンもできない。

「緑のかけら」や「対セルリアン用爆弾」等のアイテムによる攻撃は防御力を無視してダメージを与えるためこの特性を無視できる。
弱点部位


このボスセルリアンの「目」の両隣にある排気口のような赤い部分は「弱点部位」であり、ここを攻撃できればダメージや衝撃力の軽減は起こらず、
その攻撃によって衝撃耐性を減らし切れた時のみ、ノックバックまたはノックダウンさせることが可能。
また、「弱点部位」であるためヒット時のダメージ表示も色付きになっており、ヒットさせた攻撃の衝撃力に難易度によって異なる補正がかかる。
難易度NT(準絶滅危惧)なら2倍、VU(危急)なら1.33倍、EN(絶滅危惧)とCR(絶滅寸前)の場合は1倍。
難易度によって補正が変化することから、このボスセルリアンは高難易度でほどHPのみならずノックダウンさせるまでの必要攻撃回数も変化するということ。

「弱点部位」のくらい判定は見た目よりも少し大きめに設定されていて、ロックオン機能も機体部分ではなくこちらを狙ってくれるため、
近付いてジャンプ攻撃するか、このボスセルリアンの上に乗って弱点部位付近でコンボアタック連打をすると命中させやすい。
それどころか地面に立った状態で地上攻撃アクションを繰り出してもヒットすることがある程度にくらい判定は大きいが、
このボスセルリアンは浮遊によって判定の位置が絶えず動き続けていることもあって「装甲」ヒット扱いになりやすく、上方向から狙う場合と比べると安定性に欠ける。

同じ「弱点部位」持ちセルリアンであるAlligator clipsと比べてこの部位を狙う重要性は高い。というのも、この部位を攻撃しないには戦闘の進行すら不可能であり、
石が出ていないからノックダウンまで普通に戦うしかないと勘違いして「弱点部位」と「装甲」の区別を付けずに攻撃をしてはまるで歯が立たないボスセルリアンである。
…その勘違いを起こさないための配慮も一応あり、難易度NTとVUでこのボスセルリアンに挑戦した時限定であるが最初にノックダウンさせるまでの間は、
この「弱点部位」の位置によく目立つ黄色の2重円のマーカーが表示されるため、事前情報なしでも自ずと「ここを攻撃するべき」と理解しやすいはず。


最初は隠れており、衝撃力を一定まで蓄積させつつ弱点部位に攻撃を当てるとノックダウンになり墜落、着地と同時に露出する。
石はこのセルリアンの背面に現れ、石にヒットした時のダメージ倍率は3.5倍。
先述の難易度別補正の関係で石を露出させるまでに必要な攻撃回数(弱点部位ヒット時のみ)も難易度によって異なり、
難易度VUではパワークローを装備したサーバルのコンボアタック10ヒット分、NTでは7ヒット分、ENとCRでは14ヒット分必要。
墜落時は身体を傾ける方向は右と左の2パターンがあるが、フレンズが正面及び右にいれば右に、左に居れば左に傾いて墜落する。
墜落してから一定時間(難易度NTでは10秒、VUでは9秒、ENとCRでは8秒)経つか、石が出ている間に一定以上の合計ダメージを与えきると復帰し再び石を隠す。
石を隠されるまでに与えられる合計ダメージ限界値は難易度や石が露出してからの経過時によって変化し、与え切るまでの時間が短いほど限界値が大きくなる。
例えば難易度VUでは4秒間で合計1700ダメージ与えると復帰、より短期間にダメージを多く与える攻撃を当て続けた場合は合計2000ダメージ以上を狙うこともできる。
ボスセルリアンの最大HPが大きくなる高難易度ではこの限界値が更に伸び、難易度CRでは基本的に2200ダメージ以上を与えられる。
とはいえ、その比率は最大HPにかかる倍率よりは小さいため、高難易度であるほど撃破までにかかる時間が長引くというバランス関係が崩れるほどではない。

早めに攻撃すればそれだけ僅かにダメージを多く稼ぐことができるのは間違いないが、まずは攻撃する前にスタミナ残量の確認を推奨。
残り少ない状態で攻撃しようとしても目の前で棒立ちになってしまうため、一旦回復を待つのが望ましい。数秒待つ程度ならダメージが大きく落ちることは無い。
そして攻撃する際はロックオン対象が弱点部位のままになっていないかに注意。石に近づけば自動変更される。
ノックダウン中は装甲部分に攻撃しても通常ヒット扱いになり、弱点部位についてもちゃっかり1.5倍の補正が追加されていたりするが、
いずれも石を攻撃した時のダメージ倍率には遠く及ばず、サンドスターゲージ回復速度にも大きな差が出るため特に拘りが無ければ石の方を攻撃しよう。

なお、このセルリアンは石への攻撃(orアイテムによる攻撃)でなければHP1で耐え続ける。
HP1の状態では弱点部位に攻撃が1ヒットでも当たれば必ずノックダウンするようになっているが、
装甲部分にしか攻撃が当たらない状態が長く続くと当然ながらノックダウンせず、石も出さないためにHP1から押し切れずにじわじわ追い詰められる危険性もある。

このノックダウン時のシルエットがアニメ11話で描かれた戦闘機の残骸のそれとそっくりである。
この残骸についてはその隣に同機体が搭載したと思われる砲弾らしきものも一緒に地面に刺さっていた。

雷耐性
サーバルのアクション「ボルトアタック」と「ジャッジメント」の雷撃部分の攻撃判定を弱点部位にヒットさせた際、
SEが装甲部分を攻撃した際と同様になって与ダメージ及び衝撃力が半減する耐性を持っている。
初戦闘時点ではサーバル側がそもそもこの2アクションを習得していないため、その時点ではこの特性が戦闘に影響を及ぼすことはない。

攻撃

グライダー攻撃
解禁段階第1段階
威力110%
衝撃力
地面スレスレを高速飛行して突進打撃攻撃。一度上方向を向いてから下降を始めるようにして突進を開始する。
攻撃中は「スーパーアーマー状態」になっているため、この攻撃中に弱点部位を攻撃しても仰け反らせることはできない。
巨体をそのまま攻撃判定とし、その攻撃判定をフィールドの端まで伸ばす飛距離を持つ、地上に対して非常に広い攻撃範囲を持つ危険度の高い攻撃。
突進中は大きめのSEと画面揺れを伴うため画面外から繰り出されても察知すること自体は難しくない。
しかし、至近距離で使われた場合はこのボスセルリアンの攻撃で最も発生が早い打撃攻撃となるため反射神経での勝負になる。要警戒。
避け方はジャンプかクイックエスケープ一番確実。垂直ジャンプよりはこちらから飛び越えるようにジャンプするとより確実。
前方向ドッジステップですり抜ける方法での回避も一応できるがタイミングがややシビア。
避けた後も距離を離される上に弱点部位は反対向き、そもそもこちらが侵入できないエリアまで移動することもあるため無理に反撃に向かわず、次の攻撃を待つのが無難。
反撃は後述の「トゲ攻撃」か「ミサイル発射」まで待つこと。根気よく。

サーバル以外のフレンズはこの攻撃に対してジャンプを繰り出すなんて器用な真似はできないため、
この攻撃が使われるたびに全員同時にダメージを受け続ける状況が続くといってもいいほどの凶悪な巻き込み性能を持つ。
それをどうにかフレンズ全員無事に凌ぎ切ろうとするにはより難易度の高い操作が必要。
1つは突進を開始する位の早い段階でジャンプを開始しつつ「引き寄せる」でフレンズ全員を空中まで移動させる。
もう1つはギリギリまで引き付けてタイミングよくジャストドッジを成功させ、他のフレンズの回避発動率が一時的に100%になる性質で凌ぐかしかない。

建物の屋根の上、高台の上で待機している状態でこの攻撃を向けられた場合、
地形に乗り出してくるように普通に突破してくるためそのまま突っ立っていると問答無用で被弾する。
安全地帯は建物の上ではなく中。しかしながらここでも翼部分が貫通ヒットしてしまう恐れがなくはないため油断はできない。
トゲ攻撃
トゲ攻撃トゲ部分叩きつけ
解禁段階第1段階
威力100%110%
衝撃力
機体の上側全体にトゲを一斉を発生させ、その後ひっくり返って地面に叩きつける2段階の打撃攻撃。
攻撃中は「スーパーアーマー状態」になっているため、この攻撃中に弱点部位を攻撃しても仰け反らせることはできない。
通常は使用頻度が低い部類の攻撃技で、叩きつけ部分は攻撃までの時間も長めなため避けるのは容易。
問題は、サーバルがこのセルリアンの上に乗っている際に確実に使用してくることと、
トゲ部分の発生が非常に早く、見てから回避がほぼ不可能なこと。一応予備動作として僅かに身体を振動させるが気付きにくい。
攻撃するためには身体の上に乗るしかないのだが、長居も許されないということ。使われる前にドッジステップ等で降りよう。
赤い部分と単眼の部分の付近にはトゲを発生させないため、ここに乗って攻撃していればやや反応が遅れても回避が間に合う。
叩きつけ部分まで回避しきれば少々の隙を晒すので再攻撃のチャンスになる。でもスタミナ切れには注意。
また、「グライダー攻撃」程ではないがその巨体故に巻き込み性能も高く、サーバルは回避できても他のフレンズが被害に遭いやすいため、
サーバルが上に居ると使用率が上がる性質から故意にこの攻撃を誘うのはあまり得策ではない。

この攻撃も建物の中であれば被弾する恐れはない。ジャパリカフェは万能。
ミサイル発射
ミサイル発射2本4本
解禁段階第1段階第3段階
威力105%
衝撃力
追尾能力を持つミサイルを赤い部分から発射する飛び道具攻撃。これと類似した性能の攻撃を用いるセルリアンが以後何体か登場するようになる。
ドッジステップ、走行等で地上で回避すればそのまま地面に着弾して消えるため追尾能力を掻き消すことが可能。
しかし、ジャンプで回避した際はUターンした後にもう一度フレンズを狙って飛んでくる。
ミサイルが残っている間に別の攻撃を重ねられると非常に厳しい状況になるため、この攻撃を察知したらジャンプは禁止。走って逃げよう。
既に空中にいる状態で使われた際はUターンを許してしまうが、攻撃を止めて全力で走り続けていれば被弾は回避できる。
Uターンさせずに地上で回避した場合は他の攻撃よりもこちらの反撃猶予が長くなる。判断さえできればこちらのチャンス。
セルリアンのHPが減ると本数を増やして実質の持続時間を伸ばしてくる。同じように地上での回避を。

この攻撃も建物内であれば着弾の恐れはなくなる。ジャパリカフェは要塞。
爆撃
爆撃4個8個
解禁段階第1段階第3段階
威力105%
衝撃力
サーバルのジャンプでも届かない高さまで急上昇して複数個の砲弾を落として爆発させる、最も爆撃機らしい飛び道具攻撃。
画面外からの攻撃になりやすいがSEで察知が可能な設計。速やかにその場から離れればサーバルが被弾する危険性は低い。
しかし、爆風の攻撃範囲はそれなりに広く、サーバルよりも他のフレンズにダメージが入りやすい攻撃になっている。
加えてセルリアンが攻撃中に大きく移動するため反撃しに行くのも難しい。グライダー攻撃と交互に使われるとまるで手出しができなくなってしまう。
使われれば使われるほど他のフレンズのHPを削られるだけの嫌らしい攻撃であるが、こちらが取るべき行動はこの隙にスタミナを回復しておくこと。
早めに安全地帯まで離れつつ「引き寄せる」で全員無被弾にできれば尚良し。

この攻撃も建物内には届かない。ジャパリカフェは防空壕。

攻略

身体の大部分が「装甲」で覆われ、宙に浮いているというアクションゲーム上の厄介な性質を主力とする類のボスセルリアン。
攻撃頻度はこれまでのボスセルリアンと比べて控えめであるが宙に浮いている特定の部位にしか殆どダメージが入らない特性が厄介。その上攻撃中は激しく動き回って猶更狙いにくい。
戦いにくさは事前に戦っていた「Anotogaster sieboldii」よりも1、2回りも上で、サーバルを上手く動かせないうちは序盤の難関として立ちはだかる。
難関としての地位に拍車をかけるのは何より「フレンズを呼んでも大して有利にならない」点があまりに大きい。
かばんの紙飛行機も攻撃をサーバルから遠ざけるメリットこそあれど、それ以上にサーバルがこのボスセルリアンの弱点部位を攻撃しづらくなるデメリットの方が大きく、
他のフレンズ達も軒並み地上戦専門であるために装甲部分にしか攻撃できず、与ダメージも衝撃力蓄積もまるで貢献できない。
強いて言えば「真の獣」で弱点部位を攻撃しに行ける可能性がそれなりにあるジャガーは数少ない候補になる程度。
そしてそのジャガーでさえもこのボスセルリアンが持つ強烈な巻き込み性能を前にはHPの減りが早くなってしまい、ジャパリまんのストックも長持ちしない。
つまり、このボスセルリアンの攻略の大部分はサーバルを動かすプレイヤーの熟練度のみで決まるといってもよい。
なお、事前に仲間にできるトキはこのボスセルリアン戦において圧倒的にデメリットが大きいために強く非推奨。
このボスセルリアンの短所である攻撃頻度の緩やかさを解消してしまい、攻撃を当てることすらままならなくなってしまうため。

攻撃する際は弱点部位の上に乗っかるようにジャンプ攻撃→コンボアタック1セットorスピンアタック1回分→ドッジステップで降りる、とすると最も確実だが、
攻撃にもジャンプ及びジャンプ攻撃を多用することは消費スタミナが多くスタミナ切れを起こしてしまいやすいこともあり、くれぐれもスタミナ残量管理を怠らないように。
ショウジョウトキがくれるサラブレッドの薬があればある程度緩和できるため、苦戦するのであれば終盤に惜しみなく使っておきたい。
コンボアタックとパイルアタックも真正面からであれば地上から繰り出しても弱点部位にヒットするようになっていて、この時は非常に大きなリターンが得られるものの、
このボスセルリアンが何かしらの攻撃モーションを取っていると判定がずれて装甲部分にヒットした扱いになってしまいやすく、安定はしない。
とはいえ、「トゲ攻撃」「ミサイル発射」の終わり際は確実にこちら側を向いた状態になるためそこに合わせて地上パイルアタック→コンボアタックを決めることは可能。

ノックダウンさせたらスタミナ回復を待ってから石を攻撃しまくるのみ。この時、野生解放を解除しておくと自然とサンドスターゲージが全回復する。
ノックダウンから復帰したら野生解放にでスタミナ残量に余裕が出てくるためにやや強気に攻める。野生解放中はサーバルが与える衝撃力が大幅に上がり再度ノックダウンさせやすい。
そして、ノックダウンさせたら野生解放を解除して石を攻撃すること。そうすればまたゲージを全回復、野生解放を3ゲージ分発動できる。
序盤は一度でダメージを取りにいくよりも野生解放のサイクルを確実にし、ノックダウン頻度を増やすことで被弾を減らしつつ合計ダメージを増やす方が有効である。
逆に、石を攻撃するときに野生解放を使う考えは最終盤の倒しきりを狙う時以外は推奨されない。この概念は以降のボス戦でも基本事項としよう。

第3段階に突入すると他のボスセルリアンと比べても遅いとは言えない程度に攻撃頻度が上がり、「ミサイル発射」と「爆撃」の弾数が強化される。
厄介なのは攻撃の強化の方ではなく攻撃回数が増えるのに伴うこのボスセルリアンの大移動の頻度も強化されること。
こちらから追いかけることが非常に難しくなるため「グライダー攻撃」「爆撃」についてはほぼ反撃が望めなくなり、これらが続くと戦況が停滞してしまう。
この時に役立つのが攻撃系アイテム。「緑のかけら」や「対セルリアン用爆弾」といった攻撃系アイテム。
これを使用すれば位置に関係なくこの衝撃耐性が低めの設定であるボスセルリアンを一発でノックダウンさせることが可能。
HP33%未満の状態で使えば確実に勝負を決めることができ、低HP時の凶暴化の完全無視が可能になる。
ジャングル地方の一般セルリアン「Camponotus japonicus」は「対セルリアン用爆弾・酸型」を落とすことがあるので
前マップで積極的に倒していれば1個はストックできているはず。
HP2倍補正で第3段階の状態が長引く難易度CRでこそ、このアイテムの有難みは非常に増す。無論、使うのは第3段階に入ってから。



どうしてもという方への最終手段がこのボス戦フロアには用意されている。
それは文書を拾った建物内でじっとしていること。建物内はボスセルリアンの攻撃が殆ど届かない安全地帯である。
こちらからも攻撃はあまりできないが、この中でトキを呼び出せば一切の被弾の恐れなしで回復し放題。
行儀が悪いがテーブルの上に引き寄せるとトキが動き回らないのでより確実に回復を成功させられる。
全回復したら外に出て戦闘、HPが減ったら中に入って回復…という方法でゴリ押すことが一応できる。
その際は外にいる間にトキがダメージを受けないようフレンズ号令で歌わせないようにしておくと長持ちする。
…これはあくまでアクションゲームに慣れていない人がここで躓いた時用の作戦という認識で。










無事にボスセルリアンを倒せたのですか? まだなら、ここから先へ進むのは我慢するべきなのです。

ですね。無事にお前たちの力で乗り越えることができたなら、続きを聞かせてやってもよいのです。






















人類の新鋭機を模倣したボスセルリアンをパカァーン!すると、ジャパリカフェと反対側の位置の岩の上に「オイナリサマの紋章」が姿を現す。
これに触れるとアミュレットに紋章が刻まれ、サンドスターゲージ上限とフレンズ呼び出しコスト上限が1ずつ強化され、そしてゴール地点が現れる。
(ゲーム上は「そうび」に「オイナリサマの紋章」が加わり、装着するとサンドスターゲージ上限とコスト上限を1ずつ強化するそうび扱いになっている)
元々はNEXON版に相当する過去の時代、「セルリアンの女王」を単身で抑え込むほどの力を持つ強力なフレンズ「守護けもの」である「オイナリサマ」が、
当時園長(プレイヤーの分身)が所持していたお守り(アミュレット)に力を与えるため刻んだ紋章であるが、
今はどういうわけかアミュレットの元を離れてこの高山地方の山頂に刻まれて安置されていた模様。
そのようになった経緯は…明らかになるにはまだ先のお話。

隠し要素?


シン・ヤセイカイホウ戦

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

Menu

編集にはIDが必要です

メンバー募集!