レベルHP攻撃力防御力衝撃耐性EXP固有ドロップランダムドロップ適正レベル出現マップ
081527963500300030554ドロップ無し41-
レベル1163031571265003000302772インドゾウの薬(25%)クラスA(25%)56サバンナ地方(夜)
レベル223643194155593355735513264???
レベル33728224819870342174211020クラスX(25%)74-
レベル4621433332678335000505902487???
レベル4+9450044035283350005080000100

表の説明

古生代デボン紀後期に繁栄し、絶滅した原始的魚類「板皮類」の中で最大種で当時の海の生態系の頂点に君臨していた怪魚、
板皮綱節頸目ダンクルオステウス科の脊索動物『ダンクルオステウス』を模倣したセルリアン。けもフレCMCオリジナル。
Halocynthia roretziに続いての脊索動物であり、あちらはその中での尾索動物に属するのに対しこちらは正真正銘の脊椎動物、その先駆けの魚類。
フレンズ化の対象には哺乳類、鳥類、爬虫類、両生類までは例があるが魚類のフレンズはどの媒体でも存在しないという謎がある。(「人面魚」のフレンズはUMAの分類)
セルリアン(サンドスター・ロウ)が「海水(塩)」と対消滅(アニメでは溶岩化)を起こすことが関係しているのかもしれない。
しかし、この個体は絶滅種とはいえ紛れもなく魚類がセルリアン化したもの。そして、魚類の次には…?

Birdlien以来の中ボスセルリアンでこちらはサバンナ地方(夜)担当。元が6〜8mの巨躯と推定される動物であるために前の2体よりも更に更に巨大。
その巨体には目が1つでは足りないのか正面だけでなく腹部側面にも目が付いていてセルリアンの群体のような不気味さを持つ。
但し、索敵範囲については普通のセルリアンと変わらず正面180°の設定の模様。

ドロップアイテムの「インドゾウの薬」は使えば雑魚戦は一方的な仰け反らせで完封したり、ボス戦では石の露出、ノックダウンを早めたりすることができる。
また、怯んだり倒れたりすることがほぼなくなるので多人数戦下でも戦況を維持しやすい。
中ボスである以上はヤセイカイホウには頼るわけにはいかないが、アライグマを向かわせればそのしぶとさもあってそこそこの入手源にすることも可能。

特性

中ボスセルリアン
このセルリアンはフロアによって初期配置数(1〜2)が定められ、その数だけしか出現せず、
「セルリアンのわな」を踏む、「黒の結晶」を使うなどの方法で追加出現することもない。倒してしまえば基本的にそのフロアからは再出現しない。
(※マップによっては例外あり)
但し、コンテナの中身がセルリアンだった場合による追加発生時については例外で、運が悪いとこのセルリアンが上限数を超えて増える。
また、難易度EN(絶滅危惧)での「既にレベルが1つ上がった状態で出現」の対象に抽選されない。
その分、元々の性能が他のセルリアンがレベル1つ上がった状態並の強敵に設定されているほか、
中ボスセルリアンの共通特性としてサーバル以外のフレンズから受ける攻撃の衝撃力倍率を0.5倍にする耐性を持つため多人数で挑んでも仰け反りにくい。
難易度VU(危急)までの場合は必然的にそのフロア内で一番警戒すべきセルリアンとなる。

このセルリアンを含む「中ボスセルリアン」は撃破した時のSEが他のセルリアンと異なる専用のものになっている。
装甲


このセルリアンの頭から肩部にかけての骨板部分を攻撃した場合はヒットSEが変化し、
このセルリアンの防御力の値を10倍にした扱いでダメージ計算され、衝撃力倍率が0になる。
(現バージョンではこの部位に攻撃を当てた場合、画像のものとは異なる「軽減」を示す灰色のダメージ表示になる)
ただでさえ防御力が高めのこのセルリアンがその値を10倍にするということは、
レベル1なら710相当、レベル2なら1060相当、レベル3なら1610相当、レベル4なら2520相当である。Bathynomus giganteus等と同様にその部位には殆どダメージが入らない。
このセルリアンを攻撃する際、実際の防御力通りのダメージが入るのは骨盤より後ろの胴体部分(と石)のみで、サーバルであればそこを狙うのは難しくないものの、
フレンズはこのセルリアンに向かっていくと骨板部分を攻撃しにいきやすいため、サーバル以外の攻撃がまるで通らない対フレンズ耐性のように機能する。

「緑のかけら」や「対セルリアン用爆弾」等のアイテムによる攻撃は防御力を無視してダメージを与えるのでこの特性を無視できる。

ダンクルオステウスは体表の一部を外骨格化させている原始的魚類「甲冑魚」の一種で、
頭から肩にかけての身体の前半部を硬く分厚い骨板を甲冑のように覆っている。
一般的な甲冑魚の骨板は殻を持つ軟体動物等と同じように捕食者等の外敵から身を守るために発達したとされるが、
ダンクルオステウスについては後述するが捕食者側として、他の甲冑魚に対抗する形で発達したものといわれる。



常時露出しているタイプで、個体ごとに顔面横2方向と腹部側面2方向、そして背上を加えた5パターンにランダムで設定される。
ヒット時のダメージ倍率はレベルに関わらず4倍、衝撃力倍率は10倍。
顔面横2方向は最も正面近くにあるため狙いやすいが地上攻撃は届かず、そして石を攻撃し損ねると必然的に骨板部分のヒット扱いになる。
サーバルであればジャンプ攻撃やボルトアタックで対処できるが、他のフレンズは石に近づきはすれど遠距離タイプでなければその下の骨板部分を殴ることしかできないために、
顔面に石がある場合のこのセルリアンは石でフレンズ達を釣って無力化し、サーバル以外の攻撃がまるで通らず1人で処理せざるを得ない強敵になっている。
腹部側面は頭部のものよりも高度が低く、スピンアタック等の地上攻撃でもヒット可能。しかしながら正面からは遠いため回り込むのには手間が生じる。
また、後述の攻撃「渦潮」との兼ね合いにより、右側面よりも左側面に石がついている時の方が攻撃を当てるのが難しくなっている。
背上は頭部と同じくサーバルしか攻撃できない上に正面から遠く、そしてこのセルリアンは対空攻撃を多く持っているために最も面倒な位置となる。
石を攻撃したとしてもスクリューアタックを1ヒットさせた程度では攻撃を止められないノックバック耐性があり、ジャンプ攻撃やボルトアタックといった単発威力の高いものをしっかり当て続ける必要がある。
また、攻撃モーション中はその巨体を大きく動かすために石の位置も激しく動き、そのまま殴り合おうとすると攻撃が届かず押し負け必至であるため一度攻撃を避けてからの石狙いが望ましい。

攻撃を石へ当て続けてノックダウンまで持っていくと石を別の位置に移動させてくる性質があり、ノックダウン前の石の位置に対応した別の位置へ石が移動する。
具体的には「顔面(左)」→「顔面(右)」→「腹部側面(右)」→「背上」→「腹部側面(左)」→「顔面(左)」→…といったようにこのセルリアンを時計回りしていくような法則で石の位置が移動する。
フレンズ側から見てノックダウンさせる度に少し左回りしていくクセを付けておけば自動的に追いかけることができる。
ノックダウンモーションはレベル1の時点ではそれなりに長いので冷静に位置変更後の石へ追い打ちを入れたいところ。
逆に、この法則を知らずにいると石が腹部側面に現れる際に左右のどちらかを判断し間違えてノックダウン時の猶予を棒に振ってしまうことになるため注意。

レベルが2→3→4と進むにつれてノックダウンモーションの全体時間が短くなることで硬直時間も短くなり、連続で石を攻撃するのが難しくなる。
全身壁破壊属性


このセルリアンは全身の当たり判定そのものに地形破壊属性が備わっており、身体のどこかが掠っただけで壁が破壊される。
索敵中は通路に沿って移動するがその巨体故に狭い通路を曲がる際は内側の壁を破壊してしまうことが頻繁に起こり、発見前からもそのSEで存在を察知できる。
フレンズとの戦闘中は攻撃技を向けてくるがこの時も近くに壁があれば破壊してしまい、壁の付近で戦えば周囲を更地にしていく。
破壊させ過ぎて部屋と部屋、通路と通路を繋げた場合、別のセルリアンを呼び寄せてしまって不利な多人数戦に持ち込まれる可能性が高くなるためなるべく壁から離れた場所に誘導して戦いたいところ。
攻撃熾烈化
このセルリアンは残りHP割合が少なくなるにつれ、攻撃を繰り出した後に別の攻撃を繰り出すまでのインターバル期間が短くなり、攻撃頻度が上がっていく。
HPがあまり減っていない段階ではParantica sitaTyrannosaurus rexと比べるとかなり緩やかな変化であるが、残りHP割合の少なさに応じて漸次的にその度合いを増していく性質を持ち、
残りHP割合が1/5を切ったあたりでは最初の状態と比べて明らかに違う攻撃頻度で暴れるようになり、石を攻撃するのも最初のようにはうまくいかなくなっていく。
HPが残りわずかの時ほどこのセルリアンを野放しにするのは危険であり、撃破にあたってはギリギリまで削るよりは一気にダメージを与えて倒しきるのが望ましい。
早い話が、とどめはジャッジメントで決めるように意識するのが一番安全。

攻撃

断顎
解禁レベルレベル1
威力110%
衝撃力
顎を大きく開けて急接近し、そのまま噛み付く打撃攻撃。
このセルリアンの攻撃の中では最も発生が早いが他のセルリアンの打撃攻撃と比べると遅めで、事前にSEも鳴るために察知は容易。
攻撃判定のリーチも口先までしかない…が、命中精度は決して低くない。
Amanita muscariaの「傘殴り」と同じように攻撃する寸前までフレンズ側へ接近し、距離が離れていれば突進攻撃並の追尾で一気に間合いを詰めてくるのが特徴。
距離が離れていてもしっかり動いていなければ被弾してしまいがちで、この手の攻撃としては威力倍率も高めのため意識の外にしてしまうと痛い目を見る。
恐いのは他のセルリアンの攻撃をドッジステップで避けた際の硬直時間中にこの攻撃で急接近して被弾を確定させてくる場面。
多人数戦においては「このセルリアンの攻撃の中では最も発生が早い」という特徴も決して侮れないものになる。

当時の甲冑魚の多くは顎を持たない魚類「無顎類」であったが、ダンクルオステウスは最初に顎を備えた魚類「板皮類」に属し、骨板質の顎を動かすことができた。
更にこの顎は一部が歯のような作りの鋭利な形状をしており、顎の可動性と併せて硬いものを噛み砕いたり獲物を食いちぎったりの捕食面での武器にもなり、
他の甲冑魚が身を守るために骨板を持つのに対し、ダンクルオステウスはその甲冑魚をも嚙み砕けるように対抗して骨板を発達させたといわれる。
なお「歯」そのものは備えていないため口に入れた後の咀嚼はできず、丸のみにした後に骨などを吐き出していたとされる。

渦潮
渦潮通常2回転
解禁レベルレベル1レベル2
威力100%
衝撃力中+
SEとエフェクトと共に約0.6秒間の溜め動作の後、全身ごと回転させながら尾を振り回す打撃攻撃。振り回す瞬間にフレンズ側へ少し接近する。
ボスセルリアンに迫るほど巨体をそのまま攻撃判定にし、それを360°振り回すためにとにかく攻撃判定が大きい。アミメキリンの「ネッキング」以上の攻撃判定の塊を一瞬で発生させる。
周囲で戦っているフレンズはこの攻撃1回でほぼ全員まとめて巻き込まれ、使われるたびに回避力の消費か被弾を余儀なくされる。
また、「全身壁破壊属性」であるこのセルリアン自身が激しく動き回る攻撃でもあるため最も壁破壊範囲が広く、壁際で使わせ続けると周囲のセルリアンを呼び寄せやすい地形を作ってしまうことになる。
別のセルリアンを先に撃破しに行く際もこの攻撃の範囲内に入ってしまっていないか気を付ける必要があり、多人数戦において特にプレッシャーをかけてくる攻撃となっている。
レベル1の時点では1回転のみのものを使うためドッジステップでも回避可能。上手くジャストドッジを決めれば他のフレンズの被弾をある程度抑えられる。
攻撃後の後隙は「断顎」よりも長いので避けた後はしっかり石を狙いに行きたいところであるが、側面に石がある時についてはポジショニングを徹底しなければまるで石を攻撃できない使い得攻撃のようになる。
具体的にはこの攻撃を終える際はフレンズに対して身体の右側面をこちらに向けるようになっているため、左側面に石がある場合は自然に石を反対側に隠してしまう。
そのため、左側面に石がある場合にこの攻撃を付かれた際は攻撃自体をジャンプで飛び越えるか、十分に距離を取りつつ右方向に大きく動いて裏回るという手順を取らなければならない。
空中にはサーバルのジャンプで超えられる高さまでしか判定が届いていないため、ジャンプで避けると同時に背上に石があればそのまま狙いに行くチャンスにもできる。



レベル2からは同一の溜め動作から2回転版のものを使ってくることがあり、1回転のものよりも持続時間と移動範囲が強化される。
この時の攻撃判定は回転ごとに別々となっており、ドッジステップで避けようとすると1回転目は避けられてもその直後に来る2回転目でヒットし、回避不可能。
(黄色文字のジャストドッジであれば無敵時間延長で凌げる)
こうなると確実な回避はジャンプかクイックエスケープで行わなければならず、ドッジステップを使う際はジャストドッジの成功が必須となる。
鰭鉈
鰭鉈通常3連続
解禁レベルレベル1レベル2
威力115%
衝撃力中+
SEを鳴らすとともに背びれをブレード上に変形させ、全身を縦回転させながら叩きつける打撃攻撃。
このセルリアンがレベル1で使用する攻撃の中では最も発生が遅く、叩きつけきるまでに丁度1秒ほどの猶予があるが、その分リーチは「渦潮」よりも更に長く威力倍率も高い。
横方向への攻撃判定は見た目の通り細いものの、叩きつける直前までこちらに方向転換し続けるため最高速度で走り続けるか引き付けてのドッジステップでなければ捕まる程度の命中精度を持つ。
長いリーチは上方向にも及び、サーバルの空中ジャンプの最高点にも届く高さで、空中に居ればほぼ被弾確定。
背上に石がある場合にそれを妨害してくる攻撃の一つで、この攻撃のモーションが見えたら速やかにジャンプ攻撃で降り、地上に逃げる必要がある。
攻撃後の後隙は叩きつけ後の起き上がり時間も含むためにこのセルリアンの攻撃技の中で最も長い。
攻撃中は縦回転することもありとても石を狙える状態ではないため使われたらひとまずは回避に専念し、それからじっくり石へ接近を狙おう。



レベル2になると叩きつけ後に反動で飛び上がって再度叩きつけという方法で3回連続繰り出すパターンを混ぜて使うようになる。
再度叩きつけまでの猶予は連続攻撃としては遅めでドッジステップ後にドッジステップがまた間に合う程度。回避に専念すれば依然としてやり過ごしやすい。
…やり過ごしやすいのだが、問題はそこではなく、攻撃の全体時間が非常に長くなり、その間はこちらも手が出せないためにとてつもない時間稼ぎ性能を獲得する。
この3回連続パターンが脅威となるのは周囲に別のセルリアンが居た場合。回避を強要されている間は周囲のセルリアンも攻撃できず、そちらの攻撃も許してしまい状況が不味くなる。
また、難易度CRにおいては単体であっても自身のヤセイカイホウゲージの進行を助長する行動にもなっており更に嫌らしさが増す。
撞木
解禁レベルレベル1
威力125%
衝撃力
巨体を宙へ押し上げ、フレンズめがけて地面に強烈な頭突きを炸裂させる打撃攻撃。攻撃判定は頭部にあり、空中でも直撃すれば被弾する。
ジャンプ(プレス)攻撃系統の攻撃であるが、他のセルリアンのそれと比べると色々と高性能にまとまっている危険な攻撃。
まずは威力と衝撃力。このセルリアンの中では最大威力倍率かつ「衝撃力:大」設定で、当たってしまうと他の攻撃よりも更に更に痛い。
次に上昇高度と落下速度。サーバルが既にジャンプ1回の最大高度に達していても飛び越えて命中させる高度まで上昇しつつも落下までの時間は遅くない。
そして最後は上昇中に追尾性能を有していること。他のセルリアンのジャンプ(プレス)系攻撃は方向転換も減速も効かない単純なジャンプ軌道であるのに対し、
このセルリアンの場合は落下開始までフレンズの真上を追尾し続けるタイプで、こちらが途中で方向転換しても振り切ることができない。
これと上昇高度が合わさることで、こちらのジャンプ中に使われれば「頭上ど真ん中を陣取られ、ゼロ距離で落下開始」という被弾確定の状況が出来上がり、回避がまず不可能。
「鰭鉈」と同じく背上に石がある場合にそれを妨害してくる攻撃の一つで、こちらは発生が遅くないためにジャンプ攻撃で降りる時間も無く問答無用で被弾、しかも威力も上という究極のジャンプ狩り攻撃。
地上であればドッジステップなり走行なりで回避可能。とにかく立ち回りの時点で空中にいないことが一番の対策。
背上に石がある場合はこちらからしかけるとこの攻撃に返り討ちにされるリスクがあるため、まずは攻撃させてその後隙で石を狙うカウンター戦法が望ましい。
化石
解禁レベルレベル3
威力100%
衝撃力
飛び道具生成SEと共に若干浮遊、その下で自身の骨板部分の分身体を生み出して発射する飛び道具攻撃。フレンズが近くに居れば攻撃前に間合いを取ってくる。全セルリアン中屈指の高性能攻撃その1。
後退→生成→発射のそれぞれに待ち時間があるために発射されるのは「鰭鉈」よりも更に発生が遅いが、分身体の攻撃判定は発射前の時点で存在しており近づき過ぎると問答無用で被弾する。
この分身体はまずはフレンズ側へ直進していくが通り過ぎた後、方向転換をしてもう一度こちらへ向かってくる。地形も貫通する。
先に被弾したり無敵時間による回避を行った場合も攻撃判定が復活しており、全く回避しない場合は2度ダメージを受ける羽目になる。ジャンプができないフレンズは2度被弾しやすい。
分身体は発射から5秒経つと消滅するため長距離であれば1度避けるだけで済むが、中〜近距離では消滅前に戻ってくるためもう一度避けなければならない。
この分身体は上下方向への軌道変更にも対応しているためジャンプのタイミングが早すぎると空中で被弾する。
かつ、画面外の後ろ側から飛んでくる形になるため目視による回避が非常に困難。

…と、つまりこの攻撃は水辺地方のボスセルリアンであるGlaucus atlanticusの「雷分身」の互換技で、それを狭いフィールドの中で使ってくる。
ボス戦でもない場で使ってくるということはフロア構造的に遠距離まで逃げる方法は取れず、ほぼ確実に戻ってくる分身体への対処をしなければならない。
その分身体に気を取られている間にこのセルリアンは「渦潮」等で遠慮なしに波状攻撃を仕掛けてくる。その上別のセルリアンが居ればそちらも更に攻撃を重ねてくる。
対策はかばんを呼び出してこの手の追尾飛び道具に有効な紙飛行機を投げてもらう他なく、そうでなければただ使われるだけで被弾確定に近い状況になる凶悪な攻撃。
そしてこれをどうにか回避しようとするならば攻撃を止めて移動に時間を割かねばならず、時間稼ぎ性能についても「鰭鉈(3回攻撃版)」に匹敵するものであり隙が無い性能。
これほどの高性能攻撃であるため、一度使うと約10秒間は再使用してこない制限が付いている。使われたら回避に徹するしかないが、その後は次を使われないよう勝負を早めたいところ。

ダンクルオステウスの化石は骨板質の前半部しか見つかっておらず、復元図後半部の鰭や腹などは当時の他の甲冑魚に基づいた推測上のものに過ぎない。
化石として保存されるのは硬い組織によって構成される部位に限られ、
ダンクルオステウスの後半部は現存のサメと同じく軟骨質であることから化石として発見することができないと言われる。
古代のサメ(メガロドンなど)の化石についても見つかっているのはそのサメの歯の部位のみである。

噴火
噴火本体火柱噴石
解禁レベルレベル4
威力125%125%100%
衝撃力
レベル4になってから「撞木」の代わりに使う強化版の大技。全セルリアン中屈指の高性能攻撃その2。
「撞木」と同じモーションで飛び上がって頭突きを繰り出し、この頭突き部分の性能は発生、追尾性能、威力倍率諸々が据え置きだが炎のようなエフェクトとSEを伴う。
そして、地面に着地してからワンテンポ置いて火柱と噴石による超強力な追加攻撃判定を発生させる。
火柱は360°全方位かつに半径の長い攻撃判定で、それを空中ジャンプの最高地点でも命中するほどの高度まで巻き上げる、「渦潮」と「鰭鉈」の両方のいいとこ取りをしたような巨大な攻撃判定の塊。
かつ、火柱の攻撃判定は頭突きとは別扱い&ワンテンポ置いての発生であるために頭突き部分を避けるためにドッジステップを使ってしまうと無敵時間が持たずに被弾が確定する。
その上で威力倍率及び衝撃力は頭突き部分と同じ。つまり広範囲に大ダメージを同時に浴びせる危険極まりない攻撃。
逃れる方法は炎のSEが聞こえたらなんとしてもその場から逃げ去ること。自滅にしかならないドッジステップは絶対に使わない。走行かクイックエスケープを使う。
(安定してジャストドッジを決められるのであればこの限りではないが)
可能なら他のフレンズも「引き寄せる」で救出したいところ。



火柱を何とか回避したら(被弾しても)まだ終わりではなく、今度は上空から噴石が降ってきて、これも攻撃判定を持っている。
噴石は火柱と同時に十数個巻き上げられ、火柱が消えて少し経ったところで地面に落下予測地点を知らせるパーティクルが表示される。
その近くにいると落下してくる噴石に直撃してダメージを受ける。威力倍率こそ100%で火柱よりは痛くないがレベル4の攻撃力自体が高いのでそれでもかなりのダメージを貰う。
パーティクルから離れれば直撃を受けないため回避可能。この噴石を回避すること自体は難しくない。しかし、このセルリアンは噴石が着地する前から次の攻撃を開始してくる。
火柱を避けた次に待っているのはこの噴石とセルリアンの別攻撃により強制波状攻撃という2段階構成。周囲に別のセルリアンが居れば更にきっつい状況に陥る。
この噴石も加えて、ボスでもないセルリアンが持つには有るまじき凶悪な性能となり、しかも使用制限等は特にないので運が悪いと連発までされて最早手出しさえできない。
実際に連続で使ってきた場合、噴石の同時出現個数に制限があるため2回目に発生する噴石の数が半分以下になるという仕様こそあるが、それも焼け石の水にしかならない地獄の状況が出来上がることは間違いない。
幸い、現時点ではこのレベルで自然発生することは無いため普通の攻略上では意識の外でも問題ない。が、赤の結晶を使って挑む場合は、これまでのボスセルリアンも霞むレベルの強敵と考えての挑戦を覚悟しよう。

攻略

周囲のセルリアンの5〜6倍はある膨大なHPに攻撃モーションの長さ、石を狙うにも「装甲」がそれを阻んでくるなどとにかく延命性に特化したタンク役のような中ボスセルリアン。
石を狙わなければHPバー表示がほとんど変化しなければ仰け反りもしない。そして石を狙ってもなおHPの減りは遅い。そして攻撃が始まったら回避に徹さざるを得ない場面も多い。
上述の通りフレンズ達の攻撃の殆どは石に届かないどころか「装甲」に吸収され続けるため、ほぼサーバル単独での撃破を強いられる。
攻撃の発生はいずれも遅いが攻撃範囲や性能が高く、それを高いHPを以て試行回数を稼いで被害を蓄積させ、そしてしぶとく粘ることで時間を稼ぐ。
多人数戦においてはその耐久力と攻撃範囲がより恐ろしいものとなり、自身も他のセルリアンも急激に強くなる上、
時間稼ぎ性能による長期戦化と壁破壊によるおびき寄せ効果でそれを引き起こすのに向いた性能。ここまで含めて中ボスセルリアンに相応しい難敵。

まずは極力多人数戦の発生を避け、単体で相手にできる環境を目指す。
このセルリアンが要るフロアでは他のセルリアンを相手にする最中に乱入されないよう、壁破壊のSEなどでその存在を察知しておくことは重要。
ツチノコの「ピット器官」があればその巨体のおかげでほぼ確実に現在地を特定できる。
特定したら見つからないうちに周囲のセルリアンを片付け、単体で戦闘できるようになった状態で挑む。
戦闘開始になったらこのセルリアンの攻撃に気を付けつつも石は何が何でも的確に狙う。それ以外の部位へのヒットは装甲判定でも通常判定でも雀の涙。
何度かの攻撃は許すことになり、それらで壁を壊されまくると多人数戦の発生の危険性が高まるので戦う位置はなるべく部屋の中央に移したい。
背上に石がある場合は自分からジャンプしに行かず、一度攻撃を避けてからのジャンプを心がける。ジャンプ中に「撞木」が飛んでくると大ダメージ確定かつノックダウンをとられ撃破も遅れる。
石への攻撃はボルトアタックが最も確実だが、位置調整に自信があればジャンプ攻撃の連発もあり。ジャンプ攻撃は後隙が少なく、石に連続して当てれば仰け反りを解除させずに嵌め続けることが可能。
何度か石を攻撃するとノックダウンモーションになって石の位置を変えられ、これは撃破するまでに1〜2回は生じる。その時はこのセルリアンの周囲を一周して石を再発見しなければならない。
この性質によりジャンプ攻撃連打による封殺もHP0まではもっていけず、一旦は回避に回らざるを得ない。それを冷静に対処したらまた石を狙う。
単体でも時間こそかかるが多人数戦下よりははるかに安全に撃破しやすいのは確か。

多人数戦になってしまったらボルトアタックの衝撃耐性まかせに多少に被弾を覚悟してでもとにかく石を狙い、このセルリアンの石を利用してサンドスターゲージを補充。
難易度CR(絶滅寸前)でなければ一旦距離を取って、攻撃時間の差で密集状態を少し解除させてから攻撃しに行く手も考えられる。
3つ以上になったら即野生解放を発動し、至近距離でジャッジメントを2連発。「弱点優先ヒット特性」により巨体を貫いて石ヒット扱いにできる他、周囲のセルリアンも巻き込んでノックダウンさせられる。
ジャッジメントを2発も石に当てれば流石に撃破か瀕死の状態まで持っていける。但し、石に当たらなかった場合は生き残られてふりだしの状態に戻る。しっかり近付いてから繰り出すように。
最初から野生解放が使えるのであれば、このセルリアンを含んでの多人数戦になった時点で難易度関わらず野生解放は即使用→ジャッジメント連打が望ましい。
繰り返すがサーバル以外の攻撃ではまるでHPが減らず、その状態で他のセルリアンを交えて攻撃させ続けることはそれだけで不味い状況。
多人数戦下ではサーバルのHPよりも撃破時間を優先する。その方が結果的に全体の被害が抑えられる。

「装甲」の存在からほぼサーバル単独でダメージを与えていかなければならない強敵であるが、このセルリアンにも高い与ダメージを発揮するフレンズは存在しており、
ヒグマを連れていれば「最強クマクマスタンプ」を、このセルリアンの5パターンある石の位置全てに対応した命中精度で直撃を狙え、
決まればヒグマ単体でも5桁代のダメージ、レベルにもよるが1ヒットで撃破してしまうことさえも可能。ヒグマの中ボス特効性能の餌食となるのはこのセルリアンも例外ではない。
この中ボスセルリアンの存在を重く見るのであれば優先的に選出することをお勧めする。他にはヒグマほどではないがキンシコウも有力。
但し、多人数戦となっている場合はその渾身の一撃がこのセルリアン以外の方へ流れていってしまう可能性もあるため、このセルリアンを含んだ多人数戦の発生は依然として絶対に避けたい。

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