希望亭wiki

出身国：ダーレスブルグ公国

容姿：本人曰く『一級芸術品』

性格：超自信家の高飛車

一人称及び二人称：俺/お前

社会的地位：貴族

職業：貴族の息子

信仰する宗教：ザイア

趣味：歌唱なおイルナの歌を聞いて屋敷の人すら褒めたことはないという

癖：昔負った傷跡を無意識にさすってること

ポリシー：他者より上へ

長所：自身に満ちて前向きなところ

短所：性格

知性：貴族の子弟なのでそれなりには

健康状態：良好

特技：馬術

その他の能力：自慢

戦法：騎馬兵らしく堂々と

弱点：天然

履歴(過去のトラウマ、重要な体験)幼いころに洞窟ではぐれたウルフに襲われた経験、いまだに傷が残てる（詳細はユリア回想編へ）

両親：貴族

親戚：同じ

兄弟姉妹：同じ

配偶者：居ない

恋人：居ない

子供：居ない

何に一番価値を置いているか？最も大きな欲望ベスト3
名声　賞賛　名誉
何が一番嫌いで、我慢ならないのか？
負け　他者より劣ること　馬鹿にされること

出身国：ダーレスブルグ公国

容姿：弓シューターなので和服っぽいところから巫女さんの服を着てます

性格：温和。ただし神を軽んじると怒る

一人称及び二人称：私/あなた

社会的地位：神官

職業：神官

信仰する宗教：ライフォス

趣味：茶葉の調合

癖：弦の張りを無意識に確かめてること

ポリシー：平和

長所：温厚

短所：信仰の話になると厳しい

知性：神官として必要レベル

健康状態：良好

特技：お茶の銘柄を当てること

その他の能力：

戦法：弓による遠距離攻撃

弱点：

履歴(過去のトラウマ、重要な体験)
近所の年上の幼馴染に恋をするも大失恋…

両親：神官

親戚：神学研究者

兄弟姉妹：神官

配偶者：なし

恋人：…いない…

子供：いない

何に一番価値を置いているか？最も大きな欲望ベスト3
友情　信頼　平和
何が一番嫌いで、我慢ならないのか？
闘争　差別　不幸

ユリア「はぁ……」
　
　―何度ため息をつけば前に進めるのか―
　
　何だかんだとあいつの事ばかり考えてる…
　でも好きなんかじゃない
　と思う、多分
　結局私はどうしたいんだろう

ユリア「はぁ……」
　また何度目とも分からないため息の後に考えてみる
　
　そういえばいつからだろう、あいつの事こんな風に考え始めたの



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10年前　ダーレスブルグ公国・ファイケンシュン邸（イルナ実家）

イルナ（７歳）「なあ、ユリア」

ユリア（７歳）「なに？イルナ君」

イルナ「裏の森に良い洞窟見つけたんだよ、行こうぜ」

ユリア「ダメだよ。また父君様（イルナの父）にもお父さんにも怒られちゃうよ？」

イルナ「大丈夫だって、日のあるうちに帰ってくれば父さんたちは王宮だって」

ユリア「うーん、本当に大丈夫？」

イルナ「大丈夫大丈夫、何かあったって俺がいるから！」

ユリア「本当だね？じゃあイルナ君についてく！」

イルナ「任せろ任せろ」


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　ちょっと離れた洞窟

イルナ「ここだよ、ここ」

ユリア「暗くない？大丈夫？」

イルナ「大丈夫だって、昼間はそんなに暗くなさそうじゃん」

ユリア「う、うん」

イルナ「よし！行こうぜ」

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現在　ユリア自室

ユリア「あー、そういえば洞窟なんて行ったんだっけかー」
　でもそういえばあの後どうなったんだっけ……


　あっそうだ、あれがあいつとのきっかけなんだ……


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10年前　洞窟


イルナ「結構深いな」

ユリア「もう帰ろうよ、入り口から遠いと危ないよ？」

イルナ「大丈夫大丈夫、もう少しだけだから」


＿＿＿そこから進むこと1時間＿＿＿


イルナ「案外何にもなかったな、帰るか」

ユリア「そうしよう」

イルナ「あれ……？」

ユリア「どうしたの？イルナ君」

イルナ「いやー、あはは…」

ユリア「もしかして…ぐす」

イルナ「いや、分かってる。分かってる帰れるから泣くな泣くな」

ユリア「うん」

＿＿＿迷うこと1時間＿＿＿

ユリア「イルナ君…ぐす」

イルナ「大丈夫、大丈夫だから泣くなよ。」

ユリア「あっああああああああああああ！」

イルナ「どうしたんだよ急に大声出して」

ユリア「う、後ろ後ろ」

イルナ「何をいきなり後ろってあああああああああああ！」

眼前に群れからはぐれたウルフが現れる

イルナ「だ大丈夫だ、任せろって言ったろ。ユリアは下がってろ…」（ガクガク

ユリア「う、うん…」

イルナ「よし、うりゃああああ！」

腰からショートソードを抜いて切りかかるイルナ
しかし、実戦経験の無いイルナの剣は空を切り、そのままイルナはバランスを崩して転んでしまう

イルナ「あっ！やばい…」

ユリア「イルナ君！」

声が届いた時

ウルフ「バウ！」
イルナにウルフが噛み付く

イルナ「ああああああああああああああああ！」
イルナは悲鳴とともに気絶ししまう

ユリア「イルナ君…？イルナくーーーーん！」

目の前が真っ白になる
ダメだ、イルナ君は意識がない…このままじゃイルナ君がやられちゃう…

―コツン―
その瞬間、足に何かが当たった

ユリア「あれ？」
足元にあったのはイルナのショートソード

やらなきゃ、私がやらなきゃイルナ君が

ユリア「うわああああああああああああああ！」


渾身の力でイルナに襲い掛かろうとするウルフに切りかかる


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次の瞬間目を開けるとウルフの急所を貫いていた

ユリア「はあ、た助かった？」
肩の力が抜けてその場に崩れこんでしまった

ユリア「はっ、イルナ君は。イルナ君！」

イルナ「でかい声出すなって、大丈夫だから」

ユリア「イルナ君、良かった…」

ユリア「あぁ！凄い血が出てる。早く帰らないと」

エトナ「あらあら、二人ともこんなところでってイルナ君凄い怪我」

イルナ「大したこと、ね、ねーから」

ユリア「エトナちゃんイルナ君がああああ」

エトナ「分かったわ、とりあえず神殿が近いからそこの私の部屋で手当てしてあげるから行きましょう」


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ライフォス神殿　エトナの部屋

エトナ「とりあえずはこれで大丈夫よ」

ユリア「はぁ、良かった…」

イルナ「これくらいへーきだし」

イルナ「…でもエトナありがとな」

ユリア「エトナちゃんありがとう、イルナ君帰ろう？」

イルナ「うん」

エトナ「ちゃんとおうちに帰ったらお医者さんに見てもうんですよ？」

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帰路

ユリア「良かった、本当に途中でイルナ君が死んじゃうかと」

イルナ「良くない」

ユリア「そりゃ、ケガしちゃったのは大変だったけどそんなｋ」

イルナ「ちげーよ」

ユリア「えっ？」

イルナ「俺に任せとけって言ったのに、俺はお前を守ってやれなかった。それどころかお前に助けてもらった」


ユリア「そんなの、無事に帰ってこれたんだから気にしなくても」


イルナ「ダメなんだよ！それじゃダメなんだよ」


ユリア「イルナ君…」


イルナ「だから、出来なかったから、俺は」



イルナ「俺はお前を」

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イルナ「これからは俺がお前を守ってやる！」






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ユリア「はぁ…」
　
　あの時、下向いてた私の肩を掴んで言ってたけなぁ
　自分の腕痛かったはずなのに

　あんなの…

　あんなの…

　

　かっこいいじゃないのよ…
　


　私こんなことからあいつの事…
　

　いつもあいつに言ってるのに馬鹿は一体誰なんだろ、本当に…
　

　泣いてるのか私…何でだろなぁ



ユリア「はぁーあ、さて今日も頑張りますか」

ガチャ
イルナ「おい、今ちょっと良いｋ」

ユリア「いきなり開けるなあああああああああああ！」

end