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tensuishou 2023年04月06日(木) 08:30:26履歴
・#1 上巻 本編
*本書p6(葛飾北斎伝では2ページ毎が1ページ)に、『勝川は訓みてカチカワなり』とある。
*以下のDigital Humanities Center For Japanese Arts And Culturesでの読みは、土持仁三郎(どとくじんざぶろう)になっているけれど、本書には『土もちと称す』とある。
さらに文化デジタルライブラリーでの読みは、土持仁三郎(つちもちにさぶろう)となっている。
https://www.dh-jac.net/db/shumei/results-big.php?f...
*同じくDigital Humanities Center For Japanese Arts And Culturesでの読みは、不染居 為一(ふりょうきょ いいつ)になっているけれど、以下の文化デジタルライブラリーでの読みは、不染居為一 ( ふせんきょいいつ )になっている。
https://www2.ntj.jac.go.jp/dglib/collections/searc...
*同じくDigital Humanities Center For Japanese Arts And Culturesでの読みは、 群馬亭(ぐんまてい)になっているけれど、文化デジタルライブラリーでの読みは、群馬亭(ぐんばてい)になっている。
*本書によれば、『為一は実名にして、ためかずなるべし、されど訓み来りて、いいつという』とあるので、本名でタメカズ、画名としてはイイツと訓むことにする。
*是和斎の訓みは、CiNiiでは是和斎(ゼワサイ)になっており、浮世絵文献資料館では、是和斎(コレワサイ)になっている。
しかし本書p5中に、『案ずるに、是和斎は、訓みてコレハセイ、伊勢音頭の囃に、ヤットセイ、コレハイセイ、コノナンデモセーといえる、コレハセイを、漢字にはめたるなり』とあるので、訓みは是和斎(コレハセイ)とする。
https://cir.nii.ac.jp/crid/1390567172585565568
http://www.ne.jp/asahi/kato/yoshio/aiueo-zenesi/ko...
*可侯の訓みは、本書p14中に、『この頃よりして錦絵を描かざりしか、よく狂歌摺物を描き、また草双紙を描き、また自戯作をなす、作名を時太郎可候という、案ずるに、時太郎は、幼名を用いたるなり、可候は、当時ソロベクソロという通言ありて、すべて、おかしきことも、まじめにベクソロとかきながすという意にて、もと書簡文の文字なり』とあるので、可侯(ベクソロ)と訓むことにする。
・#6 上巻 本編
*橘雫(きってき)の訓みは、『小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)』によるが、その訓みの典拠は不明。
https://kotobank.jp/word/%E5%B8%82%E5%A0%B4%E9%80%...
*寧一の名の訓みは分からず、明治22年出版の戯作者畧伝を見ても、漢字しか載らないので、仮にネイイチと訓む。
*p22・けだし北斎の及ぶ所にあらずと。(誰も北斎には及ばないという意味)
*p34・画学斎(日本の作家には洒落のきいた筆名が多いので、もしかしたらガガク斎ではなくエガク斎と訓むのかもしれない)。
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