緊縛に関する集合知Wikiサイトです。技術・知識情報、および最新の話題などをお送りします。セーファー緊縛(safer kinbaku)を推奨します。

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人によって緊縛をする目的は違うと思います。
大きく分類すると
  • 責め
  • エロやセックスなどの性的なこと
  • 緊縛美と呼ばれる美しさ
  • 癒し
どれかというよりは、様々な要素を含まれることが多いと感じています。

ここでは管理人が思うところを書かせて頂きます。

当Wikiを訪れる多くの人が、最初は「縛る技術」を求めていらっしゃると思います。
そしてまずは「動けないように拘束して、なんやかんやする!」
そんな思いを持っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?
もちろん、それもまた楽しいことです。

人を縛るということ

まず最初に連想することは、「(肉体の)自由を奪う」-つまり拘束です。
時代劇で罪人が縛られてたり、折檻などの責め絵の世界で、目覚めた方もいるのではないでしょうか?

さらに拘束に加えて辱め-羞恥を与える。これは縛られること自体のほかに、その姿や姿勢による部分も強い要素だと思います。M字開脚がその代表格ではないでしょうか?AVを例にすると開脚のパッケージ写真がとても多いです。(もちろん、あられもなく広げられた姿は「みっともないだけ」という感じ方もあります。)

あるいは、ギチギチに縛り上げてしまいたい-苦痛を与えるという方もいらっしゃると思います。SMだからというイメージもあるでしょう。そしてAVなどにあるように、電マで責める-快楽責め、相手の性感帯を刺激する。そのための拘束って言う方もいらっしゃるでしょう。
梱包の技術
ここでイメージしている「縛り」はいわば「梱包」に近いものです。
つまり、「動けなくして自由を奪う、そしてやりたい放題」、「恥ずかしい姿勢で固める」「厳しい(キツい)縛りで苦痛を与える」、そのための緊縛。
キレイに縛りたい
○○縛りを覚えたい
梱包する技術(スキル)を上げたい
人を縛る技術 1(肉体)
「私はモノじゃない」「人形(マネキン)じゃない」
受け手の方からそんな話を聞くことがあります。どういう事か一言で言えば乱暴(雑)な縛り(=不快)を受けた時に多いようです。詳しくは人を縛る技術?参照ください。
人を縛る技術 2(心)
縛ることは抱きしめること」とは有名緊縛師:有末 剛(ありすえ ごう)の言葉*1
さらに、
「緊縛とは肉体の拘束と精神の解放」を意味する。緊縛は、縛る方と縛られる方がお互いの理解の上に立つ高度に洗練された駆け引きである。
と、続きます。前述のとおり、「肉体の拘束」は梱包のスキルアップで、ある程度は上達可能かと思います。では、「精神の開放」とはどのように行うのでしょうか?「カラダもココロも縛りたい」というセリフもよく耳に(目に)します。(ココロを)縛るにせよ、解放するにしても、そのテクニックがなければ、単なる言葉遊びにすぎません。

これについても、詳しくは人を縛る技術?参照ください。

このように、緊縛は「梱包のスキル」それだけではないのです。
緊縛をすることで、相手を新しい世界に導くことができると言っても過言ではないのです。
それは、
M性の覚醒であったり
新しい快感であったり
より大きな愛を感じたり
強く感じる絆であったり
SMや緊縛という行為のスキルがあってこそ

例えば「(縛るとき以上に)解くときの方が楽しい
これを初めから理解できる方は、あまりいらっしゃらないと思います。当Wikiでは、いままで語られることはあっても、その詳細がわからなかったことにまで言及していきたいと思います。

身体についての知識と、縛りの技術と相手の内側を感じる、そしてMを導くS性としての技能・あるいは心を伝える技能、これらがそろったとき、文字通り身も心も縛ることが出来ると考えています。

緊縛の講習で教えているのは、知識技術が主です。それ以上は「教わるものではない」とか「盗むものだ」と言われることが多いようです。考え方はそれぞれなので、間違っているとは言いませんが、もっともらしいこれらの言葉が「教えられない」「教えたくない」言い訳に使われるとしたら、「教わるものではない」とか「盗むものだ」と言う言い方に、私は賛成できません。人は今の自分のレベルでしか、モノを見れないし理解できないのですから、間接・直接を問わず「教わる」と言うことと「学ぶ」と言うことのバランスが大事です。「盗むものだ」と言う言葉の真意は、受身で「教わって」ばかりではダメで、自分で考えること、自分から「学ぼう」とする能動性が必要ということだと私は考えています。

ここで言う「緊縛のすすめ」は、梱包のスキル以上に、「縛りという行為のスキル」(技能)とそれを支える「知識」と「心」と「S性」についての「すすめ」なのです。かつてはアンダーグラウンドで、マニアの世界の楽しみだったものが、いまやよりカジュアルなプレイへとイメージを変えつつあると感じています。縄を手にする人もとても増えていると感じています。人や機会が増えた分、事故も増える可能性があります。数回の講習に行っただけで、「緊縛師に習った」と言って女性を縛ろうとしているのを見かけたことがありますが、非常に残念に感じます。縛る方も縛られる方も、拘束としか捉えていません。それならば、手錠や手枷、足枷の方がよっぽど確実なのにと思ってしまいます。

「縛りという行為のスキル」については、いくつかのヒントを提示させていただき、それをベースに様々なアレンジを試みて頂ければと思います。
「知識」については、解剖学的なところまで踏み込んで、相手の身体への理解を目指します。
「心」については、心理学的な発想をもって相手の心の探り方、アプローチの仕方を。
「S性」については人それぞれな部分ではあるので、すすめられたからと言ってどうこうなるものでもないかもしれません。ここでいう「S性」を性癖としてではなく、「能動性」と読み替えて頂いてもよいかもしれません。性癖としての「S性」と性格あるいは社会的な「能動性」とは異なるものだとは思いますが、しかし、これを機に自身のS性に気づいてくれる方がいらっしゃったら望外の喜びです。

2015/6/20 緊縛 Wiki 管理人

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