- 「知識」:「しる」「わかる」ということ。書籍、DVD、ネットでもある程度のレベルまでは得られると思います。しかしネットで見かける一部の間違った知識は上達の妨げです。
- 知識は常に更新されるものなので貪欲に学び続ける姿勢が重要です。
- つねに学び続ける姿勢が大事です。
緊縛に求められる知識は大きく4つ
- 縄や道具に対する知識
- 縛り方(結びや留めなど)に対する知識
- 身体に対する知識(神経やリスクなど)
- 受け手の心理に対する知識
以上(知識と技術)は「形式知?」とも言われ、マニュアル化できる知識です。誰でも意味を理解出来る内容です。
一般的に「わかる」としても「できる」までには鍛錬が必要です。
自動車の運転でも、学科ができても運転はできません。実技をする必要があります。
一般的に「わかる」としても「できる」までには鍛錬が必要です。
自動車の運転でも、学科ができても運転はできません。実技をする必要があります。
- 「技能」:辞書的な意味は「物を作る仕事などに関し、それを巧みに(見事に)してのけることができる腕前。」
「技能」は「暗黙知?」になります。
簡単に言えば、「できる」というだけでなく、「うまくできる」のが技能と言えると考えています。
- 「心」:知識・感情・意志などの精神的な働きのもとになると見られているもの。また、その働き。「心構え」(知識的)あるいは「情熱」(感情や意志)。マナー。気持ちを受け取るのも、伝えるのも「心」があるからこそです。揺さぶり翻弄し、支配し制御し導くS性の「心」も、基本は相手への敬意があってこそと考えています。
- 世界観といわれるようなもの。思想という場合もある。
- センス(物事の微妙な感じをさとる心の動き。微妙な感覚)
精選版 日本国語大辞典
〘名〙 (sense) 人それぞれの内面にある感覚的なもので、感じ方、理解の仕方、あるいは表現の仕方に現われ出るもの。特に、ちょっとした行為や微妙な事柄についていう。「センスのある服装」「音楽的センス」など。
- センスの一部は、濡木痴夢男氏がいう「わり」
SMペディア
正しい知識を十分に得たとしても、その知識を「活かす技術」がなければ持ち腐れです。実践を何度も繰り返し「やり方、方法の見直し」によって完成度を高め、「コツ」として「無意識にできる」ようになってこそ「技能」となると考えています。あるいは、知識・技術を「どう使うか」という「心」の部分、「それを活かそう」という情熱があってこそ、その人の「技能」となり、縛り手それぞれの目的に活かされるものなのでしょう。
クルマの運転教習で言えば、学科が「知識」、運転の基本操作が「技術」。実際に路上で運転して身についていくのを「技能」と呼ばれますが、ちなみに教習所における「技能講習」は技能を身に着けていく取っ掛かりであり、そんな短時間で技能が身に付くわけではありません。運転時の優しや荒っぽさとして現れるのが運転マナーであり、その人の運転する車に同乗した際に心地よく感じるものが、さまざまな気遣いや心遣いとしての「心」だと言えるののではないでしょうか。
「心」に関しては、何にこだわりを持つか、何を大切にするかが重要なポイントだと感じています。
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