緊縛に関する集合知Wikiサイトです。技術・知識情報、および最新の話題などをお送りします。セーファー緊縛(safer kinbaku)を推奨します。

SMや緊縛に用いられる縄の種類は大きく2つに分けられます。
  1. 麻縄
  2. 綿ロープ

麻縄

麻縄には主に「ジュート麻縄?」(黄麻)か「ヘンプ麻」(大麻)が使われてます。
普及しているのは「ジュート麻縄」であり、この縄をなめして使用します。
※麻縄には他に「マニラ麻」「サイザル麻」などがありますが、繊維が硬く緊縛には適しません。

長さ太さ本数については後述。

お勧めの麻縄

綿ロープ

「綿」と呼ばれていますが、実際にアダルトショップなどで売られている多くは「アクリル製」です。
アクリル丸紐(スピンドル紐)


麻縄との違いは伸縮性の有無です。
麻縄伸縮性少ない負荷がかかっても太さが変わらない=より安全
綿ロープ伸縮性ある負荷がかかると細くなって食い込む


以下は「ジュート麻縄」について記します。

長さは?

もっとも市販品で使われているのは7mです。
8mの縄を使う人も多いです。
もちろんじぶんの好みの長さで使って構いませんが、最初は自分のリーチの長さに合わせて、考えましょう。

考え方として、「二尋(ひろ)と少しの長さ」が扱いやすいです。
(ひろ【尋】とは、日本の慣習的な長さの単位。両手を左右に伸ばしたときの、指先から指先までの長さを基準にし、1尋は5尺すなわち約1.515メートル、ないし6尺すなわち約1.816メートル)
7mの縄を二つ折にした状態では3.5m。2尋は約3mです。

低空吊りやグランドがメインの場合などは、吊り縄用に10mの縄があると便利です。
長さの選択は、自分の縛りスタイルと、自分のリーチ、主に縛る相手(パートナーとか)の体型に依存します。当然、体型が大きい方を主に縛る場合は長めの縄が継ぎ足しが少なくていいわけです。ただし、取り回しが大変です。

使うときは、縄を半分に二つ折りして使用します。
つまり7mの縄は3.5mとなるわけです。

太さは?

もっとも使われているのは6mmです。
そのほかには4.5mm、7mm、8mmなどがあります。

何本必要ですか?

初心者・初級者

決まった定義はありませんが、後手を練習中の方を「初級者」とするならば、長さ7m 太さ6mmを3本

中級者

後手は縛れて、さらに脚の縛りや吊りの練習などを始めている方は、6〜10本

上級者

吊りをされる方は10〜15本
10本あれば基本的な吊りに対応。
15本あれば複雑な吊りにも対応できる本数。

ワンセット何本?

緊縛をするために、だいたい何本の縄を揃えたらいいのでしょうか?
ワンセット(一揃え)の本数は、それぞれの方の考え方によるのですが、10本〜15本の方が多いと思います。
10本あれば、基本的な吊りに対応できます。
15本あれば複雑な形や飾りを施すことも可能。また、使っていくうちに縄が消耗します。その場合でも、縄の数に余裕があるのでワンセットとしての寿命は長いと思われます。

買い足す

例えば最初3本購入、その後少しずつ買い足していくという方もいらっしゃいます。
この場合、縄の色具合や状態がバラバラになるので、あまり好ましくないとする意見もあります。

半縄、短縄

あと少し足りない。そんなときに通常の7mの縄を足してしまうと長すぎることがあります。多くの余り縄の処理が必要になるなど無駄な場合は、半縄(1/2縄=7mなら3.5m)とかさらにその半分(1/4)などの縄を数本用意しておくと便利です。
新品の縄を短く切って使うという手もありますが、多少使い込んでから切る、あるいは、縄頭がダメになった縄を切るなどして用意することもあるようです。

その他の知識

縄の両端
詳細は縄尻参照
縄の中央
詳細は縄頭参照
緊縛用の縄を使いやすい状態にすること。
詳細はなめし参照

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