本ページはネタバレの嵐です。まあ本編を読み終わった後にまた読むとよかろう。色々と後書き要素もあるぞ。

主要登場人物の紹介



Name:斑虎(ぶちとら)



※社長作イメージ図

異名白き虎豹
年齢20代中盤
所属たけのこ軍兵士
身体的特徴短く刈り込んだ黒髪、黒い瞳、武人らしい肉体
性格真っ直ぐ、悪いことは許せない、隠さない、綺麗好き
好きなもの鴎(鳥全般は好きだが特に)
嫌いなものレモン(前に791に飲まされたレモンビールを機に苦手になった)
趣味/特技鍛錬、昼寝
武器両手剣

カスケードssの実質的な主人公。熱い情熱を胸に宿したたけのこ軍兵士。地頭は良く機転がきき度胸もあるタイプ。だが、あまり策謀は得意ではない。
若年ながら卓越した戦闘力は眼を見張るものがある。これまであまり表舞台に出てこなかった理由は尖った性格ゆえ上の者に噛み付いてしまうからで、凡庸な人間からは疎まれており頭角を現すことはなかなかなかった。しかし、【会議所】重鎮はしっかりと彼の存在を認知していた。

仲間には好かれやすく、両軍問わず【会議所】の中で幅広く交友関係がある。その中で、3年前に出会ったsomeoneとは唯一無二の親友となっている。
元々オレオ王国の出身だが、若気の至りからか退屈とした日常を打破するために単身で【会議所】に飛び込んだ。戦いに身を投じる中で戦闘の素質を当時の教官のΩ(おめが)に見出され、本人も武道に傾倒していった。

しっかりとした意志を持っており、someoneから相談を受けた際には“正義の火”理論で彼を暗闇の中から救い出した。
竹を割ったような性格で、あまり隠し事はせずに思ったことははっきりと口にする。そのため慕われもするし恨まれたりもするがその度に本人は実力で黙らせている。
魔法は人並みに使えるものの、戦闘では両剣を携え魔法に頼らない肉弾戦で他者を圧倒する。

たけのこ軍を選んだ理由は特になく、当時“きのこ軍より少し強そうだから”という理由で選択した。結果として斑虎の加入によりたけのこ軍は最盛期を迎えるようになった。

チョコ戦争時は、滝本の策謀により“強いし優秀だが単純で与し易そう”という理由によりオレオ王国の使者に任命される。ナビス国王の下で粉骨砕身して働くが戦争は防げず、滝本の静止を振り切りカキシード公国との戦乱に身を投じる。
王都決戦では指揮官として急増のオレオ王国軍を率い善戦した。最終決戦では陸戦兵器<サッカロイド>の戦いを抜け、首謀者の滝本を捕らえることに成功し終戦へ導いた。終戦後は一躍その名は轟き、世界から“白き虎豹”の名を以て英雄と持て囃された。

:第一章時から最終決戦で復活させることは決まっていたものの、長く時間が空きすぎてしまい、それでかえってその間設定を深く掘り下げることができました。少年漫画の熱血主人公的な人物像を目指しました。JOJOでいうところの“黄金の精神”というやつですね。
斑虎さんを主人公にしたのは、リアルで斑虎さんとsomeoneさんの二人で“初期カスケード”のカードゲームを完成させたらからです。そのため、この物語を考え出す上で二人をメイン主人公にすることは決めていました。
知らずのうちに滝本と791の思惑に巻き込まれてしまうも、結果的にその“純粋さ”ゆえに彼らの策謀を打ち破り戦争を終結させたという、紛うことなき英雄です。

Name:Tejas(てはす)


 
※原作者、社長作イメージ図

異名マイスター
年齢20代前半
所属きのこ軍兵士
身体的特徴浅葱(あさぎ)色気味の長髪、グレーの瞳、ひょろりとした身体
性格習慣化、自分の好きな領域で本気を出す、孤独を好む
好きなもの機械弄り全般
嫌いなもの迷信、自分を縛る存在
趣味/特技こそ泥(ピッキング含む)
武器拳銃、呪術(ロープ等紐状のものを駆使する)

第二章の主人公。会議に出入りする兵士としては最年少ながら落ち着いている。興味を持つ領域については全力で取り組むが、興味のない分野にはとことん興味を持たない気難しい職人肌。
定期的に長期休暇を取得し【会議所】を抜け出しているのは全国各地でピッキングを行うため。物盗りが目的ではなく、ピッキングそのものが目的な変人。とはいえ、ピッキング成功の報酬として中の物品を一つ拝借するのが彼の中のルールとなっている。
魔法力はほとんどなく、戦闘力もそこまで高くない。どんなに暑くてもいつも長袖の服を着ており、彼自身も孤独を好むため、周りからは“【会議所】きっての変人”と囁かれている。

彼の右腕には幼少期、無口が誤って仕込んだ儀術“キュンキュア”の紋章が刻み込まれている。呪いのため洗っても削っても落ちることはない。その能力は、“右腕で手に触れた有機物と精神上で繋がり、思いのまま操れる”という強力なもの。
実は決して趣味でピッキングを行っているわけでもなく、彼の腕の呪術の制約で“覚悟を持ち、自ら課した課題に必ず応える”ことを定期的にしなければ、腕の紋章が彼の生命を吸ってしまうという呪いがある。
そのため、彼は自らの生命を永らえるために、“生命を賭す覚悟”を持てる行為でギリギリ許容できるピッキングという犯罪行為を選んでいる。彼自身も暫くはこの制約に気づいていなかったが、ある日理解してからは、故郷を離れ最終的に自由に行動できる【会議所】に移り住んだという経緯がある。
腕の秘密は両親にすら話さず自分だけの秘密にしている。ただ、そのことに絶望しているわけでも悪用するわけでもなく比較的前向きに生きているのは彼の強さゆえだろう。

チョコ戦争前では、彼の正体を知った参謀たちにより陸戦兵器<サッカロイド>完成のために知らずのうちにその身を狙われていたが、someoneの計略により人知れず【会議所】を抜け出し危機を脱した。そして、日課のピッキングのためにオレオ王国へ旅立つ。
チョコ戦争時では、リゾート地のカカオ産地で家を物色していたところで、someoneの使い魔の霊歌(偽名:オリバー)と出会う。丁度、カカオ侵攻を始めたカキシード公国軍を振り切り、いつの間にかメイジ武器庫にたどり着き、そこで霊歌から真相を知らされた。
その後、陸戦兵器<サッカロイド>に右腕で自爆の意思を上書きさせ、決戦までひたすら武器庫内で身を隠していた。

上記の事情があるためか、森羅万象を超える霊歌の存在を見ても驚かず、すぐに意気投合できた。最終決戦時には霊歌とともに武器庫を脱走し、王都へ向かった。彼の能力がなければ陸戦兵器<サッカロイド>を止めることも、滝本や791も止めることができなかったことを考えると一番の功績である。だが、彼自身はこの能力の公表をよしとしないため、公表時に彼の存在は伏せられて発表された。
終戦後は【会議所】に残りつつも、霊歌と一緒に世界一周の旅を始めた。各地でもピッキングを繰り返すだろう。

:一番設定がブレたキャラです。Tejasさんがkeyキャラとなるのは決まっていながら、構想段階ではあまり“キュンキュア”の設定が練れておらず苦労しました。当初は“ハッキング”という言葉を全面的に押し出す予定でしたが世界観に削ぐわずこのような回りくどい設定となりました。目指したのは伊坂幸太郎の「ラッシュライフ」に出てくる、理想を持った泥棒・黒崎のような人物像です。そのため年不相応の落ち着き様とひねくれたような言い回しを覚えました。個人的に2章のコンパクトな感じを全ての章で展開しようと考えていたのですが、結果としては長くなりごらんの有様です…
トランペットの設定を最終章で活かせなかったのは残念。

Name:加古川(かこがわ)かつめし


 
※原作者、社長作イメージ図

異名赤の兵<つわもの>
年齢50代前半〜中盤
身体的特徴赤みがかった黒髪で短く刈り上げたオールバック調、赤い瞳、老いを感じさせない逞しい肉体
性格落ち着いている、探究家、親身
好きなもの甘いもの、ココアシガレット
嫌いなもの筋の通らない人間
趣味/特技バー通い
武器マスケット銃、魔法

第三章の主人公。【会議所】本部の事務方兵士で、趣味はバー通い。お気に入りの店はTABOO。若い頃は“赤の兵<つわもの>”という異名で恐れられた程の戦闘に長けた兵士でもある。その異名に違わない実力は、30代後半になり参戦した【大戦】でも遺憾なく発揮された。
家庭を持ってから丸くなったが、心の奥底では自分の持つ本質(探究心、戦闘意欲)を枯らすことなく持ち続けている。
若い頃はかなりのヤンチャだったようで、その影響もあり故郷に戻るつもりはなく【会議所】に永住する覚悟を固めている。
事務処理能力も非常に高く、そのスマートな対応、部下への気遣いから【会議所】上層部だけでなく下の人間からも理想の兵士として尊敬を集めている。そのため、交友関係も広く自治区域内外に知己も多い。

甘いもの好きで、特にココアシガレットが嗜好品。本物と間違えられがちだが、本人は一切煙草を吸えない。趣味はバー通いだが、実は酒もあまり得意でない。身だしなみには一定の拘りがあり、ブラウンのチェスターコートと中折れ帽のセットがお気に入り。多少暑くても身に着ける。

子煩悩な父親としての一面もあり、子どもたちから貰った贈り物を肌身離さず持ち歩いている。
物語上では一度も出てこなかったが、マスケット銃の名手でもある。本人は魔術師を目指していたが早くに挫折し、その後は戦闘力を高め近接戦と遠距離戦をどちらも熟せる万能型として極めていた。

チョコ戦争前では、本部の市民課の課長を務めており、その後異動でチョ湖支店の支店長へ“栄転”となる。のどかな町での急な人口増加に謎の新興宗教・ケーキ教団の影響があること、チョ湖ほとりに噂で聞いた“きのたけのダイダラボッチ”を実際に目にしてしまったことで、加古川の人生は狂っていく。
封印していたはずの探求欲に抗えず、徐々に真相へと近づいていくと、ケーキ教団と巨人の裏には【会議所】重鎮の影があるということを突き止めてしまい、脅迫も受けてしまう。
だが、それでも屈せず【会議所】と教団が繋がっている決定打を目撃し、そこに居合わせた¢と戦闘になる。最後は¢の前に敗北し、意識不明の重体となる。
その際に、彼が事前に用意していた“告発文書”はsomeoneの手に渡り、戦争終結を確実にする確かな動きとなった。
終戦後は意識を取り戻し、リハビリの後に【会議所】に復帰。酷い目に合わされはしたものの重鎮へ特に復讐心は抱いておらず一発殴ることで清算しようと考えているようだ。

:書いていてワクワクしたキャラです。個人的にダンディなおじさまは好みです。
この第3章が前半の折り返しなので、程よく謎を残すように心がけました。
当初、この章の主人公は魂さんにしようと思っていましたが渋いおじさんが好きなので(と、warsで魂さんが活躍したので)今回は加古川さんになりました。


Name:791(なくい)


 
※社長作イメージ図

異名魔術師
年齢30代中盤
身体的特徴ワンカールした黒髪、藤紫色の瞳、紫紺のローブを常時着用
性格穏やか、目的のためには手段を選ばない
好きなもの甘いもの、ネギ、雨、賢い生き物
嫌いなもの辛いもの、愚かな生き物、自分に逆らう存在
趣味/特技おやつ、魔術の伝承
武器杖、魔法

第四章の主人公。【会議所】の所属するたけのこ軍兵士でありながら、祖国のカキシード公国では宮廷魔術師の職に就く、世界で知らないものはいない“魔術師”である。
幼い頃から病弱で、原因不明の風土病に因り殆ど寝たきりで外へ出歩くことはなかった。その後、進学した魔法学校の中等部では高い魔法の潜在能力を発揮するも、周りからの妬みにより友人もできず孤立していた。
その最中に、世界放浪の旅を終え故郷に戻った無口に師事し、本格的な素質を開花させることとなる。

師・無口の死までの二年足らずで彼女は魔術研究を極めるだけでなく魔術の持つ残虐さ、酷薄さに心を打たれ、師の思いとは裏腹に“魔術師”を志すようになる。
魔術師となるために自分に必要な行いを逆算し、通常の大学校を経ることなく有能な配下を揃えるための魔法学校を設立、そして禁忌とされていた【大戦】への参加を経て名実ともに名声を押し上げて“宮廷魔術師”となった。また、腐敗した国家の建て直しのために特権貴族の追放を含めた政権転覆を計画し、ライス家によるオレオ王国侵攻計画を逆手に取りクーデターとオレオ王国の領土制圧を同時に目論むなど、かなりの策士でもある。

表向きの性格は穏やかで茶目っ気もあり【会議所】や公国内のどちらでも圧倒的な人気を誇るものの、その実は非常に残忍で冷徹。必要のない人材は容赦なく切り捨て、目的のためには手段を選ばない性格でかなりの強欲家。その性質を知る人間は実効支配されているライス家を始め、No.11やsomeoneなどの極一部に限られている。

チョコ戦争前では、特権貴族の追放作戦を計画していた最中、“武器商人”¢からの突然の武器提供の申し出に渡りに船とばかりに提案を快諾。軍部改革で近代兵装によるオレオ王国侵攻の計画と密かにクーデターの準備を同時に進める中で、最もお気に入りのsomeoneへ“試練”として【会議所】潜入を指示する。
チョコ戦争時は、滝本たちの策略で使者に選ばれたsomeoneに便乗し公国へ帰還。クーデターの最終確認とsomeoneからの成果を心待ちにしていたが、彼からの裏切りにあい彼を幽閉する決断を下す。
その後、戦争勃発もずっと公国内に籠もっていたが、クーデターを察知されたカメ=ライス公爵により強襲を受ける。それすらも利用し、“民の声”という名目で返り討ちにしライス家他特権貴族を全て駆逐。無事、クーデターを完遂し臨時の元首に就く。
戦争は陸戦兵器<サッカロイド>の登場により王都制圧は阻まれ、最終的にはsomeoneの“提案”を呑む形で王国から手を引いた。
終戦後は、カキシード帝国の樹立を宣言。初代皇帝として君臨した。主人公たちの中で唯一、物理的な痛手を追わずに目的を完遂した人物でもある。

:書いていてノリノリになったキャラです。この章まであまり魔術師の話をしないようにしたのは、“魔術師”という名称自体が既に強者を示す単語なため、それを秘匿したかったからです。魔術師という生き物がいかに強大で残忍かを示していくように努力しました。見た目はニコニコ、中身は残忍というキャラはとても狂気感に溢れておりとても満足しています。


Name:滝本スヅンショタン



※原作者、社長作イメージ図

異名黒ネズミ
年齢30代中盤
身体的特徴ボサボサで腰まで伸びた青髪、蒼の瞳/真紅の瞳、ひょろりとした肉体
性格慇懃無礼、無愛想、本心は語らない
好きなもの辛いもの
嫌いなもの甘いもの、ネギ
趣味/特技業務処理、会議、昼寝
武器弓矢、魔法

第五章の主人公。会議所自治区域の二代目議長を務めるきのこ軍兵士で、実質的な区域内の元首である。
5年前、初代議長・集計班の死去に伴い彼の遺言により突如議長に就任した。

それまでの彼といえば【大戦】でもろくに活躍できず、定職にもつかず外をフラフラしている冴えない兵士だったが、就任するとそれまでの性格は鳴りを潜め、表情を消し日夜黙々と事務処理をこなす人物となった。異常なまでの仕事好きでもあり、自宅には全く帰らず本部内の議長室で寝泊まりをしている。また、会議好きでもあり特に何かなくても会議を招集する癖がある。集計班の時よりも会議の数は倍増し、結果として他の所員の仕事時間を圧迫している。

【大戦】は好きだが、戦闘力は高くなく特段魔法力も目を瞠る(みはる)ものはない。
深紫のアオザイを常時着用して生活しており、何着も同じものを揃えている。
青髪はカットする時間もほとんどなく手入れもほとんどしていないため伸び放題となっている。

記憶喪失を患っており、5年前より以前の記憶が一切ない。そのため、滝本自身には議長に就任した当日からの記憶しかなく、心の何処かで思い起こされる“別の記憶”を頼りに生活している。今まで出入りしていなかった【会議所】に馴染み、業務処理も最初からできたのは偏にその記憶の御蔭でもある。

普段は表情を変えることなく、口調も抑揚がなく覇気がない。ただし仲の良い人間には多少打ち解けた態度を見せることもあり、勿体ぶった性格が垣間見えることも多々ある。
目的のためには手段を選ばない気質ではあるが、791や¢と違い甘い性格のため油断やすきがある。

実は、物語上では一度も明言していないが、集計班の儀術“うまかリボーン”を最初に受けた被害者である。集計班が抜き出した自身の魂を滝本の身体に埋め込み“第二”の集計班を創るための被験体とされた。魂を取り出した瞬間に集計班は死亡したため、実際に実行に移したのは化学班と95黒たち科学者集団。“うまかリボーン”により実体化した彼の魂を無理やり詰め込まれたため、それまでの自身の記憶と彼の記憶が混在し拒絶反応を起こした結果、自身の記憶だけが破壊され彼の記憶も完全な定着はできず、集計班に成りきれない今の滝本が出来上がった。彼の記憶のことを前任者の“遺志”と呼んでおり、夢や心の深層心理では彼の影響を未だに多く受けている節がある。
自宅には戻らないのではなく正確にいえば帰る道を忘れてしまっており、家族の顔と名前すら忘れてしまっている。
元々はだらけきった人間であったが、議長という重職に就いたことでかえって素質が開花し業務処理に没頭するようになった過去を持つ。

大のネギ嫌いとして有名。元々ネギ嫌いではなかったが、記憶の混在により集計班の記憶と趣向の一部を引き継いでしまいネギ嫌いになったという裏設定がある。

チョコ戦争前は、議長として表向き職務をこなす傍らで裏では集計班の“遺志”を引き継ぎ、陸戦兵器<サッカロイド>計画を進めるために¢、参謀と暗躍を続ける。5年かけて12体の陸戦兵器<サッカロイド>を製造し準備を整え、一方では¢を使い公国をけしかけ、また一方では話を持ちかけてきたsomeoneを利用だけしてあっさりと切り捨てる。
チョコ戦争時は、ナビス国王の要請にともない両国への使者の派遣を決定。斑虎とsomeoneを充てがい、一方では計画の最終段階を進める。予定通り、カカオ産地に公国軍が侵攻した後は静観。最終盤の王都決戦では12体の陸戦兵器<サッカロイド>を起動し王都を強襲。あと一歩のところで王都と公国軍を壊滅させるところまできたものの、斑虎一行の妨害にあい最終的には敗北。戦争の終結とともに捕らえられた。
終戦後は、世界動乱を招いた罪としてネギ首長国内の国際刑務所に収監されている。一般の報道では、あくまで滝本を主犯とした計画と報じられ、集計班の儀術や魂の話は一切公になっていない。

:哀しきキャラです。書いている途中で当初よりもだいぶ悲壮感を増す形になりました。元々は最終盤においても“遺志”に何の疑問も抱かず遂行しようとする冷徹な人形のような人物像で考えていましたが、いつの間にか自我と遺志の狭間で葛藤する設定に変更になりました。最後には初めて自我が勝り、自分を信じてくれた仲間のために生きて帰還するという決意を持って斑虎と対峙し敗北します。
斑虎やsomeoneも物語を通して大きく成長しましたが、彼もまた成長した人物なのかもしれません。
ちなみに重要な場面で瞳の色が真紅に変わっているのは、“遺志”が身体を支配しているという描写であったりなかったり。

Name:someone(のだれか)



※原作者、社長作イメージ図

異名トロイの木馬
年齢20代前半
身体的特徴サラサラとした赤髪、ヘーゼルカラーの瞳、小柄で童顔
性格冷静、孤独、口数が少ない、笑わない
好きなもの甘いもの、フルーツジュース
嫌いなもの苦いもの、強欲な人間
趣味/特技魔法開発、パイプ
武器本、魔法

カスケードssの実質的な主人公。寡黙なきのこ軍兵士。3年前に【会議所】に加入して以来、期待の若手有望株として将来を有望視されている。
持ち前の魔法力は眼を見張るものがあり、既に【大戦】では何度か撃破王も手にしている。会議でも【大戦】の新ルールを考案しており、¢以来のルールクリエイターとしても期待されている。日常的にも夜な夜な魔法研究を進めており、若年ながらその魔法力は並の兵士を遥かに凌駕している。

冷静で論理的思考力も備わっているため頭もキレるが、思ったことを口にするのが苦手なタイプで交友関係は非常に狭い。それを正当化するために孤独を良しとしているが、斑虎と出会いその考えを改めるようになった。その斑虎とは親友の間柄で互いに信頼しあっている。意外とズボラで自室は汚い。

実は魔術師791の一番弟子で、【会議所】に加入したのも彼女の指示によるものである。元々カキシード公国の出身だが、【会議所】への加入時には彼女との関係性を隠すため、シロクマ皇国で育ったと嘘の経歴を述べていた。
彼女からは魔術継承の一番手として可愛がられているが、本人は魔法学校卒業時に彼女の見せた“本性”に深く傷つき以来心を閉ざしてしまっている。元々、彼女へは憧れや好意にも似た感情を抱いており、裏切られたという思いが彼を極限まで追い詰めてしまい、結果として“魔術師”791に対し深い恨みを抱く原因となってしまった。だが、その後も彼女には愛憎入り乱れていた複雑な感情を持っている。

喫煙家で斑虎から貰ったパイプを愛用品として持ち歩いている。当初は目の前の出来事から逃げるために吸っていたが、“正義の火”を意識してからは自分を誇示するためにも愛用するようになった。

【会議所】に加入するまでは、師の791を毛嫌いしながらも逆らうこともせず、彼女の命じるがまま動くしかなかった。【会議所】に加入し斑虎から“正義の火”の話を受けて意識が変わり、この時から彼の考えは他人のために働くのではなく、自らが正しいと信じる行動を起こす方へと変貌を遂げた。
彼は、自らを縛る791と訣別した上で平和な会議所を護り続けるということを望んだ。
そのため、791の野望を挫き滝本の計画も破綻させるために二重スパイとなった。
791ですら召喚に時間のかかった【使い魔】を僅か半分足らずの時間で呼び出しに成功し、呼び出した霊歌との追加契約を交わし儀術“エクスチェンジ”の準備を整えた。この段階では既に滝本への計略が失敗し八方塞がりの状態であったため、あくまでsomeoneの身を脱出する際の緊急手段として編み出した策だが、最終盤において終戦のための必須手段となった。
但し、霊歌との追加契約により彼との精神を共有させるために常時魔法力を消費しながら生活しなければいけないため、大きなハンデを背負っている。


チョコ戦争前では、開戦3ヶ月前に瀕死間際の加古川が放った告発文書を偶然手にし【会議所】の秘密を手に入れる。その後、791への報告義務について斑虎へ相談した際に「自分の過去に縛られる必要はなく、心の中の正義の火が消えてない限り、自分の考え、起こした行動が全て正しい」という“正義の火”理論をアドバイスされたことで、恩師である791から手を切り【会議所】側に付くことを決める。その後滝本に与するものの、会議所を【国家】にするために二国の共倒れを狙う彼の考えと相容れず、結果的に彼から切り捨てられてしまう。
チョコ戦争時時は、滝本の策略により公国使者として公国へ送還されてしまう。791への協力を拒否したことで幽閉されてしまうが、王都決戦時に霊歌よりテレパシーで連絡を受け儀術“エクスチェンジ”で戦禍の王都へ現れる。そして、斑虎と協力し陸戦兵器<サッカロイド>、滝本を撃破した。最後には未だ王都侵攻を狙う791と対峙し打ち勝ったことで終戦を決定づける動きをした。
終戦後は、斑虎とともに終戦に導いた英雄として崇められ師の791を更新して最年少“魔術師”となった。


:一番主人公らしい主人公として書きました。最初から斑虎と最終決戦で共闘する展開は決まっていたので、その間にキャラの掘り下げをすることができました。最初から斑虎とは対比的な性格で考えていたので、モデルはwarsのオニロとなります。当初は滝本と791の二人を出し抜く程の策士になる予定でしたが、最終的にはその二人には敵わない少しの“甘ちゃん”として、様々な幸運を掴み取り斑虎と二人で“裁き”を下すというコンセプトに代わりました。構想中の際に、リアルの¢さんが発表したsomeoneカードの技名「エクスチェンジ」が最後のピースとなり、最終技として採用することができました。

その他登場人物の紹介


Name:霊歌(れいか) or オリバー




異名掟破りのジョーカー
年齢不明
身体的特徴白い毛並みの小型テリア
性格情熱的で直情的、口調が乱暴、よく笑い怒る
好きなもの甘いもの、チョコ
嫌いなもの苦いもの
趣味/特技食べ歩き
武器噛み付く、魔法

第二章から登場。カカオ産地のチョコ屋の地下で食い逃げの罪で店主に捕まり縛り上げられていたところをTejasに助けられた。
見た目は小型のテリアだが、言語を喋ることができ人間らしい振る舞いを多々する。

その正体はsomeoneによって召喚された【使い魔】である。
オリバーという偽名を用いたのは、真名を明かしてしまうと相手に支配されるという魔術的な思想に基づいていたためである。
性格が術者のsomeoneと大きく異なっているのは、召喚時に彼が“自らには無い情熱的な性格を宿す”ように望んだためである。
魔法力は術者ほど高くはないが、平均的な魔法使いよりは高い。

召喚された時点では術者のsomeoneの記憶を共有していたが、“術者と使い魔の精神を共有させる”という追加契約を交わした代償で記憶を失い粗雑な性格に拍車がかかった。追加契約後に改めて事情はsomeoneから説明されたが、彼の説明が不十分だったか霊歌の反骨的な性格からか完璧な引き継ぎはできなかった。そのため、当初Tejasに会っても彼が“鍵”であると認識できなかった。
また、カカオ産地で捕まった際も後ろめたさからか、someoneと連絡を取らなかった。

開戦1ヶ月前にsomeoneが公国で捕まった際には、791の判断により共に捕らえられることなくオレオ王国へ赴き内部煽動のための地下活動を行っていた。その後、開戦に備え拠点を引き払い王国を去る際に、好物のチョコの匂いに誘われカカオ産地でタダ食いをして間抜けにも捕らえられてしまう。
しかし、ひょんなことからTejasと行動を共にすることになり、その後カカオ産地で予定通り公国軍の攻撃が始まった際には偶然メイジ武器庫に繋がる入り口へ到達。その後、Tejasが“鍵”だと分かると事情を説明した上で、someoneと連絡を取り陸戦兵器<サッカロイド>の自爆計画を発案し実行に移した。

終戦時にはsomeoneと入れ替わりで公国宮廷の牢屋に収まっていた。その後は791の温情により釈放され、【会議所】に帰還した。
終戦後は世界放浪の旅に出るTejasに同行し自由気ままに暮らしているようだ。たまにsomeoneに連絡をとっているらしい。

:名前をオリバーにしていたのは、最初から霊歌にしてしまうとメタ要素としてsomeoneさんとの関係がバレてしまうため苦肉の策でした。。じゃじゃ馬キャラを目指しましたが、思いのほか従順でsomeoneの味方というポジションに落ち着きました。

Name:¢(せんと)




異名深緋<こきあけ>の首謀者
年齢30代後半〜40代前半
身体的特徴垂れ下がり薄くなった金髪、餅のように垂れ下がった皺とたるみ顔、すらりとした肉体
性格寡黙、保守的な性格、冷徹な判断を下せる
好きなものお菓子全般
嫌いなものマヨネーズ
趣味/特技大戦ルール作成
武器二丁拳銃

議長、副議長に次ぐ実質的な【会議所】のナンバー3に位置するきのこ軍兵士。集計班、参謀とともに【会議所】設立時から支えてきた“きのこ三古参”の一人にして、今日までに至る【大戦】のルールをほぼ一人で創り上げた英傑として讃えられている。
戦闘力も指折りで、接近戦で彼に勝てる人間はいないと言わしめるほどに敵味方より恐れられきのこ軍の勝利に大きく貢献してきた。
主要武器は二丁拳銃だが、全ての武器を高水準で使いこなす器用さを持ち、また魔法とあわせて独創的な戦いを展開する。

あまり口数の多い方ではなく、寡黙で受動的な性格。泣き虫でやや流されがちな一面を持つ。本人は裏方業務を望んでいるが、黎明期は甘いマスクの顔立ちで【大戦】の広告塔に担ぎ出された。太陽のように輝く金髪と眉目秀麗な顔立ちに白い歯と、全国の女性を虜にして一躍【大戦】人気を押し上げた実績を持つ。

【会議所】を興す前は某国で傭兵稼業を営んでおり、世界放浪をしていた集計班に目をつけられた。その際は、任務失敗による心労がたたってかお菓子の過剰摂取でとても肥えており、彼から厳しい食事制限を課せられようやく痩せた過去を持つ。物語開始時には当時の姿からは見る陰もなく老けてしまっているのは、集計班の死による諸々の疲労と再び菓子を大量摂取していることによる不摂生からである。

集計班、参謀と長く【会議所】の重鎮として、国家推進を望んできたがその願いを果たすことはできなかった。5年前、集計班の【国家推進計画】の全貌を聞き、彼の狂気と底知れない闇に驚き恐怖するも、すぐに計画に賛同。儀術“うまかリボーン”を用いた陸戦兵器<サッカロイド>製造の総責任者として、5年の間に12体の兵器を製造した。あわせて、単身で公国に乗り込み武器商人としての働きを終えれば、仮初のケーキ教団を立ち上げ角砂糖の錬成と武器工場を作り上げるなど、完璧な業務遂行能力で計画推進の要となり暗躍し続けた。
陸戦兵器<サッカロイド>製造の際の飴錬成による硬度強化理論を考案したり、、巨人用の魔法大筒の設計を行うなど科学者としても一流であることが伺える。但し、実証実験や構想を具現化する段階では化学班、95黒ペアに軍配が上がる。

集計班の死後は代わりに議長となった滝本を支え、純粋に一人の友人として接し続けた。
三人の重鎮の中ではひたすら【会議所】の暗部で動き続け、加古川と対峙した際には躊躇なく始末しようとするなど冷徹な一面も見せる。

終戦時は【会議所】におり、滝本捕縛の報を聞き参謀とともに逃走せず自ら出頭した。
終戦後は世界動乱を招いた罪としてハリボー共和国内の国際刑務所に収監されている。

:最強のキャラを目指しました。全盛期を過ぎてもその力は健在です。あまり語らないキャラゆえ自分から発信する力は弱く、そこは集計班と参謀の協力を必要とします。この三人はいつも一緒だったということです。
教団の立ち上げから武器兵器製造を一手に担っているのは伊達ではありません。その心労で老けてしまったとも言えます。

Name:参謀B'Z(ぼーず)




※社長作イメージ

異名渦まく知識
年齢30代中盤
身体的特徴黒い短髪に長いもみあげ、鋭く細い目つき、がっしりとした肉体
性格責任感が強い、思慮深い、世話焼き
好きなもの読書、熱いお茶
嫌いなもの特になし
趣味/特技蔵書整理、旅行
武器木刀

副議長として【会議所】ナンバー2に位置するきのこ軍兵士。集計班、¢とともに【会議所】設立時から支えてきた“きのこ三古参”の一人にして、自治区域全般の内政を取り仕切ってきた英傑として讃えられている。
比較的大雑把な集計班、凝り性の¢の間に立ちバランサーとして【会議所】を支えてきた紛うことなき大黒柱。持ち前の明るい性格と喋りの上手さで【大戦】の広報全般を務め、黎明期の発展に大いに貢献した。世話焼きで細かな気配りで兵士から大変な人気と信頼を集めている。街作りにも精を出し、【会議所】本部の発展や自治区域内の速やかな整備発展は実質彼の功績である。
現在は図書館長も務め、若者の利用率の低さを嘆いている。

戦闘力は¢程ではないもののきのこ軍の中でもかなりの実力者。
元々は農村の出身で、世界放浪で立ち寄った集計班との稽古試合では彼を完膚なきまでに打ち崩すほど。彼の喋りの訛りはその地域独特のものに因る。
それでも村の事情から丁稚奉公に向かおうとしていたところを、彼に見初められ【会議所】設立に参加することとなった。
責任感の強い性格から、設立仕立ての頃は大分年の離れていた集計班や¢を叱りつけ鼓舞し続けていた。
後を就いだ滝本のことを支え、純粋に一人の友人として接し続けた。

予てより国家推進を望んできたがその願いを果たすことはできなかった。5年前、集計班の【国家推進計画】の全貌を聞き、彼の狂気と底知れない闇に驚き恐怖、迷ったものの計画に賛同。¢の陸戦兵器<サッカロイド>製造計画のためにツテを頼り引退した化学班と95黒を呼び寄せ製造計画に加担させた。
その後はどちらかというと、計画全般の補佐として積極的な加担をしてこなかった。

滝本や¢は「三人とも配管下を這いずり回るネズミになる必要はない。一人ぐらいは地上から空を眺め、たまに地下に情報を届けてくれるだけでもいい」と許容していたが、参謀本人は倫理観の欠片もない計画にずっと疑問を持っていた末の葛藤だったと吐露。それでも二人を親友と思い、最後は覚悟を決め滝本を王都決戦の戦場に送り出した。

終戦時は【会議所】におり、滝本捕縛の報を聞き¢とともに逃走せず自ら出頭した。
終戦後は世界動乱を招いた罪としてペッツ皇国内の国際刑務所に収監されている。

:味の出るキャラを目指しました。滝本、¢ほど目立ちはしないものの皆をまとめ上げるオカン的なキャラですね。ただ、狂人の多い今作ではあまり前に出せなかったことが若干の反省ポイントです。当初は滝本に反目するキャラとして結果的に裏切り、someoneに全てを自白するという設定を考えていましたが、あまりにも哀しいのでやめました。その分、本を貸したり最後は送り出したりと友情要素を強めにしました。

Name:集計班




※原作者、社長作イメージ

異名黒幕<マスターマインド>
年齢50代前半(5年前)
身体的特徴黒の短髪、糸目のような細い目、すらりとした肉体、老いを感じさせない見た目
性格穏やか、受動的、目的のためには手段を選ばない、何も感じない
好きなもの特になし
嫌いなもの自分を邪魔する存在、ネギ
趣味/特技会議所の継続
武器本、魔法

【会議所】の初代議長として活躍したきのこ軍兵士。5年前に亡くなっているため本編開始時では既に故人。
参謀、¢とともに【会議所】設立時から支えてきた“きのこ三古参”の筆頭格にして、20年前に戦乱後の“空白地帯”に【会議所】設立を宣言し【大戦】で自治区域を発展させるよう仕向けた英傑である。

戦闘力はあまり高くないが、魔法力は大変高く【会議所】設立の数年後に魔術協会から“魔術師”の称号を授かっている。

穏やかかつ温厚な性格で様々な人材を自治区域内に引き寄せ、稀代の人格者として知られている。
【大戦】と【会議所】を愛し、進んで雑務を引き受けていたことから熱狂的な人気と信頼を集めた。
急成長を遂げていた当時の自治区域を危険視し内部的に瓦解させようと各国は密かに手を回したが、集計班を頂点にした体制が強固なものでどれもうまくいかなかったと言われている。事実、彼が地方行脚で街へ訪れると、その度に大変な人だかりができた程である。

だが、その実は今回のチョコ戦争を引き起こした真の元凶である。
彼の心は幼少期からの壮絶な経験を経て完全に壊れきっており、感覚や痛覚は希薄になりほぼ持ち合わせなくなっていた。
青年期に出会った無口を師として仰ぎ、魔法の素質を開花させると、世界のほうぼうを旅し¢や参謀といった優秀な人材を集めた。そして、心の安住の地として【会議所】を興した。その後、意見の違いから師と別れても特段悲しみの感情を持たず全てを“許容”し生きてきた。

だが、いつまで経っても国家昇格を果たせない現状を憂慮。自分の安住の地を脅かそうとする世界に対抗するために【国家推進計画】を発案した。その内容は自らの儀術“うまかリボーン”を用い【会議所】内の英霊の魂をかき集め、それを兵器に埋め込むことで最強の兵隊として運用。オレオ王国とカキシード公国を争わせ王都に攻め込んできた公国軍ごと最強兵器で粉砕し王国領土を実効支配。その後、世界に【会議所】の国家昇格を事実上認めさせるという、およそ血の通わない計画内容だった。人の生死に何の感慨も持たない彼だからこそ考えられた計画だといえる。

“うまかリボーン”を用いて12人の英雄の魂を集めた後に、二代目の議長として滝本を指名し¢と参謀の二人に自らの死期が近いことと、“うまかリボーン”で取り出した自らの魂を滝本に埋め込むよう指示する。滝本の人格を消し自らの魂を上書きさせることで他人の身体で生き永らえようとしたのだ。結果的にはうまくいかず、集計班と滝本の霊があわさり別の人格となったため想定通りとはいかなかったが、滝本の心の中には今も集計班が生きているフシが随所にある。
彼を選んだ理由は、同じツリ目で目元が似ているからという、凡そ人の心を通わせない理由からだった。

チョコ戦争時には、滝本を介して斑虎と対峙するものの、斑虎の放った「鬼斬閃冥」によって斬られ他の英霊とともに消滅した。
終戦後には彼の思想、行動は封印され、someoneや斑虎を始めとした一部の人間しか知り得ない情報となった。

:黒幕感を出したキャラです。完全に悪役なのですが、中盤までは正体を隠していたので良い評判ばかり出すようにしました。
791さんもそうでしたが、個人的に集計班の過去回想でいかに狂人となっていくかを描く過程はワクワクしていましので、私は狂った人が好きなんだなあと思いました。


Name:No.11(いれぶん)




※社長作イメージ

異名沈着冷静な腹心
年齢20代中盤
身体的特徴薄い緑髪を後ろでまとめ上げている、マリンブルーの瞳、すらりとした肉体
性格他人には冷徹、気が強い、感情を表に出さない
好きなもの791先生、マッサージ
嫌いなものsomeone
趣味/特技791のためのおやつ作り
武器体術、魔法

第四章から登場。カキシード公国出身の魔法使いで宮廷魔術師791の最側近。彼女の魔法学校出身でsomeoneの先輩にあたる。
常に沈着冷静で滅多なことでは取り乱さず表情を変えることもない。師の791の前では唯一気を許し表情を和らげ年頃の女の子らしい態度を取ることもある。気が強く半端な他人とは相容れない芯の強さがある。元々孤児で彷徨っていたところを791に見つけてもらい引き取られた経緯がある。そのため、彼女への敬愛っぷりは全弟子の中でも最も大きく深い。
名前の由来は791の“11人目”の弟子であることから。真の名は別にあるが、敢えてこの名を名乗るのは彼女への義理立ての他に、11番目から791の寵愛を“1番”に受けるための決意と周りへのアピールという意味合いもある。
学校時代から秀才で本人も努力を怠らない性格。卒業後は師の下で彼女の世話を行い、その信は厚い。

師の不在時には宮廷魔術師としての業務も代行するほどにある程度の裁量を任されている。また動けない師の代わりに、裏では特権貴族を追放し政権転覆を狙うための暗部組織を指示している。
誰であろうと冷めた眼で射抜く冷徹な態度と彼女の羽織っているベージュのローブが遠目では整体師に見えることから、“氷の指圧師”という異名とともに恐れられている。

嫌いなものはsomeoneで、彼とは相性が最悪なほどに悪い。元々、魔法学校時代には努力で首席を勝ち取ったが、喜びも束の間で後輩のsomeoneが入学すると、すぐに“才能”の彼に首席の座を奪われてしまう。この時から一方的に彼を嫌い始めた。
在学中は幾ら勉学を重ねても終ぞ彼には敵わず、“二番手”という位置で卒業を終える。そして、師の791の寵愛を受ける彼を見て嫉妬するばかりか、彼自身は師に反目し反抗的な態度ばかり取る姿を見て内心で怒りが頂点に達する。敬愛する師の一番のお気に入りになるはずだったのに叶わぬばかりか、代わりの彼の幸せを一切感受していないような姿勢を許すことができなかったのだ。

チョコ戦争前では、“武器商人”¢と相対し彼女の指示の下で公国軍の武装配備を推し進める。
チョコ戦争時には公国に留まり、師の傍で戦争の推移を見守った。同時にカメ=ライス公爵からの強襲を跳ね除け、予定を早めてクーデターを実行した。
終戦後は、皇帝791の下で引き続き最側近を務める。

:一番好きなキャラです。どんなに頑張っても報われないツリ目の女の子キャラっていいですよね。終戦後もsomeoneとは犬猿の仲で、彼が“魔術師”になってしまったことも嫉妬の炎をさらに激しくしています。結果的にsomeoneが791と縁を切り繰り上がりで自身が“寵愛”を受けられるようになってもその炎は収まらず、寧ろ師を悲しませた彼を絶対に許さないという思いを強めています。恋は盲目。

Name:無口



異名悪意なき呪者<じゅしゃ>
年齢60代中盤(14年前)
身体的特徴老人、深く皺の刻まれた顔、高身長
性格無口、世話焼き
好きなもの自然
嫌いなもの
趣味/特技魔術研究
武器杖、魔法

第四章に登場。カキシード公国出身の魔術師。真の名は別にあるが、若き791と出会った際にはほぼ無口であったことから通称でそう呼ばれている。791の師匠として晩年に祖国に戻った際には彼女の成長を見守った。

若い頃は稀代の実力を持った魔術師として有名だったが、当時から寡黙な性格で世間へ向けた発信よりも魔術の研究に勤しんでいた。
壮年期に小間使いとして雇った若き集計班と出会い彼に魔法を教える。その後メキメキと実力をつけた彼を後押しし、「【会議所】を興す」と夢を語る彼とともに20年前、“空白地帯”に【会議所】を興し定住する。この頃は、一番弟子である彼を深く信頼していたようだ。

だが、その後数年以内に議長となった弟子の集計班との意見の相違から、独り【会議所】を去ることになった。口論となった理由は定かではないが、恐らくこの頃から弟子の“狂気”さに気づいていたのかもしれない。積極的に周りを味方に付けることに長けていた弟子は、いつしか寡黙な師を孤立させるようになっており、彼が【会議所】を去る際には誰も見送りはなかった。
その後、すぐに祖国へは戻らず彼は世界を旅し自らの魔術研究を進めた。某国の山中に籠もり“再生の儀術”キュンキュアを研究していたある日、悪戯で家に侵入してきた悪童にカッとなり、キュンキュアの紋章を手にしたその内の一人に咄嗟に防衛魔法をかけてしまう。魔法は暴走し、紋章は消え悪童は苦しみの悲鳴を上げながら姿を消していった。その悪童こそがTejasだった。

自らが犯した許されざる愚行にいよいよ絶望した無口は、全ての研究を放棄し失意の中で祖国に帰還した。15年前のことである。出立前の名声は地に落ちるどころか世間から忘れ去られ、彼のことを受け入れた人物は791以外にいなかった。
そして、弟子を志願した791を失意のまま受け入れ彼女の成長を見守ることになった。積極的に彼女に魔術を教えることはなかったが、彼女の熱意と成長は感じていたようで、魔術伝承の重要性と恐ろしさを伝えていた。そして、彼女の行く末を若干心配しながら、帰国して1年足らずで失意の内に死去した。

悪意がないとはいえ、チョコ戦争の黒幕であり底なしの悪意を振りまく集計班、791の師匠であり、Tejasの右腕に呪いをかけたことから本物語の遠因を作り出した重要な人物である。
魔法力は確かで、“再生の儀術”キュンキュアの魔法原理を未だに誰も解き明かせないほどに独創的で難解な術式である。

:重要な脇役です。登場自体は回想のみですが、カス本編に様々な影響を与えています。元々は791さんの師匠のみという設定でしたが、キュンキュアの設定変更によりTejasさんとの関係性が追加され、ついでに集計班の師匠になりました。791さんに強い影響を与えましたが、まさか彼女もここまで強大にかつ狂気にまみれるとは想像していなかったことでしょう。

Name:95黒(くごくろ)、化学班



異名狂科学者たち<マッドサイエンティスツ>
年齢40代後半、70代
身体的特徴白猫、白衣を着た老人
性格探究家、倫理観の欠如、実験大好き
好きなもの化学、科学
嫌いなものまやかし
趣味/特技生体実験
武器不明

ともに【会議所】に属した元会議所兵士で、ふたりともきのこ軍兵士。
黎明期は【大戦】に参加していたが高まる研究意欲に抗えず、13〜14年前までには二人とも【会議所】を去った上で研究所を立ち上げ生体実験を行っていた。この間に行われた実験結果を記した論文は幾度か学会に提出されたこともあるが、あまりにも人道を無視したもので危険視され、軒並み相手にされなかったという。それでも他人の評価など気にしないとばかりに二人は研究を継続しており、骨の髄まで科学者であることが伺える。

そして5年前に参謀経由で【国家推進計画】のために集計班に呼び出され、陸戦兵器<サッカロイド>計画のために協力する形となった。¢の提唱した飴錬成での硬度強化理論の実証に加え、英霊を兵器内に留めての動作実験などを主導して行い計画の肝を担った。あわせて、陸戦兵器<サッカロイド>用の巨大武器の開発実験を行い巨人部隊を完成させた。
実際のところ、彼らは別に【会議所】を【国家】にすることなどどうでもよく、興味深いテーマであれば非人道的な内容でも解き明かすという狂気を持った科学者である。
化学班は70代を過ぎた老人だが未だに衰えを見せず元気である。95黒は白猫の姿になっているが、これは過去の実験の失敗で自らの身体と白猫が融合してしまったためである。意識は人間のままなので人語を介し振る舞いも人間時代と特に変わらない。存外、猫の体を気に入っているらしく集計班と同じ儀術“うまかリボーン”を使った肉体転移はしなかった。

終戦後は二人ともメイジ武器庫を放棄し、その後の所在は不明。

:化学班さんは正に研究者という形ですが、95黒さんも白衣が似合いそうなので採用しました。

Name:抹茶


※社長作イメージ

異名緑の叡智<えいち>
年齢30代前半
身体的特徴濃い緑髪のマッシュヘア、穏やかな顔つき、中肉中背
性格理知的、苦労性
好きなもの熱いお茶、ボードゲーム
嫌いなもの残業
趣味/特技ネギ農園の栽培
武器湯呑を改造した槌

“きのこ三古参”に次ぐ実質的な【会議所】のナンバー4に位置するたけのこ軍兵士。30代前半の若さながら【大戦】企画部の責任者を務め、議長の直接的な補佐も行うなど要職を担っている。
15年前に初めて参加した【大戦】に魅了されて以来、単身で会議所自治区域に移住し今に至っている。

利発的な若者であり、【大戦】における戦場の分割化や複数のルールをローテーションで実施するよう提言したりと過去の【大戦】の歴史に多く携わってきた。その気取らない性格と妙な拘りを持つ凝り性の性格から人気者かつイジられやすい人間性であり、本人もそれを許容しているため【会議所】で働いている部下からは加古川に次いで人気のある兵士である。

【国家推進計画】には一切関与しておらず、【会議所】が他国家と不平等合意を強いられていることも把握していない。
ナンバー4とは言いつつも、【会議所】の根幹に迫る内容については共有されていなかったようだ。

滝本とは年齢も比較的近いのか軽口を言い合う中で、わりと良好的な関係を築いている。
終戦後はトップ3が全員捕縛され【会議所】を去ったため、正式に三代目議長に就任した。

:きっと彼は苦労人なんだと思います。困った顔が似合う人間だと思います。

Name:筍魂(たけのこたましい)


※原作者、社長作イメージ
異名路地裏の請負師
年齢40代前半〜中盤
身体的特徴銀髪のオールバック、清潔な身なり、スーツの似合う肩幅
性格飄々としている、仕事人
好きなものお酒全般
嫌いなもの賭けで負けること
趣味/特技身辺調査、偵察
武器拳闘

【会議所】本部近くの繁華街“ポン酢町”にて探偵稼業を営んでいるたけのこ軍兵士。私立探偵のため、普段はポン酢町内の浮気調査や家賃を滞納しているパブオーナーの動向調査など、本人曰く“シミッタレた”仕事が多い。元々は【会議所】本部で働いており、会議でも積極的な発言や的確な指摘、持ち前の飄々とした性格で人気を集め、望めば要職につけるだけの実力もあるが、本人はのんびりとした仕事を好むため敢えて【会議所】を離れている。
BAR“TABOO”がお気に入りの店で、加古川とは飲み仲間。

チョコ戦争前では、加古川の依頼を受けてケーキ教団の調査を行う。
完璧な調査報告は加古川を唸らせる出来栄えだった。

終戦後は動乱の【会議所】を支えるため、事務所をたたみ【会議所】本部に復帰したようだ。

:当初想定していたより大分ダンディな感じになりました。当初目指していた加古川さん像はこうだったのかもしれません。
warsで大分活躍したので、今回は控えめにいしています。

Name:ナビス国王


※原作者、社長作イメージ

異名賢主
年齢30代後半〜40代前半
身体的特徴リーゼント調のような金髪、逞しい髭
性格真面目、親しみやすい
好きなものチョコの食べ物全般
嫌いなものわさび
趣味/特技乗馬、射撃
武器レイピア

オレオ王国を統べる王様。本名はMt(マウンテン). ケイプ・ナビス。
先代の父が大戦乱の中で国を護り抜いた偉業に大変な感銘を受け、幼少期より不戦の誓いを立てている。

父が築き上げたカカオ産地でのチョコ生産体制を盤石なものとし、チョコを錬成した事により“資源化”することをいち早く発見。
世界に先駆けてその事実を発表し、“チョコ革命”の先頭を走る覇権国家としての地位を確かなものにした。
それまで“三大国”の中でも最弱の経済規模であったが、“チョコ革命”により一躍トップに躍り出たことで国民から信頼される賢主としての評価も多い。

王でありながら庶民的な感覚を持ち合わせており、民からも親しみやすいと評判。斑虎のことを一番に気に入っていて正式に王国文官への打診をしたこともあるほど(斑虎には丁重に断られた)
ただし、成功体験しかない甘やかされた坊やだと世界から過小評価されることも多く、事実カキシード公国のカメ=ライス公爵は彼に対し嫌がらせとも取れる圧力を何度もかけていた。

チョコ戦争前は791の指示により事あるごとに難癖をつける公国の対応に苦慮していた。遂に一触即発の事態になると、かつてのツテから【会議所】に仲介役として協力を要請する。
チョコ戦争では、斑虎の提言に従い自らの信念を曲げてでも王都決戦に備えるために武装化を決める。王都決戦では王宮から戦いの行方を案じていたが、突如として介入してきた陸戦兵器<サッカロイド>部隊により窮地に陥る。
その後、斑虎の機転により窮地を脱しsomeoneの力を経て王都壊滅間近で公国軍が撤退したことにより和平を締結。

終戦後は、王都復興のために尽力している。

:民ともフレンドリーに話せる王様を目指しました。終戦後も斑虎の大ファンでしきりに王国へ呼びつけているほどです。
元ネタはナビスコ。

Name:カメ=ライス公爵


※原作者イメージ

異名愚爵
年齢50代前半〜中盤
身体的特徴薄い頭髪、でっぷりと肥えた身体
性格自己中心的、保身に走る
好きなものステーキ、高価なアンティーク品
嫌いなもの汚らしい貧民、791
趣味/特技音楽鑑賞
武器拳銃

カキシード公国を治める領主。初代領主モチ=ライス伯爵の正当な血筋にして、ライス家の現当主として公国内だけではなくほぼ属国と化しているネギ首長国とミルキー首長国も実質的に統治している。

領主としての評判は決して高くなく、強きに屈し弱きを挫く典型的な特権貴族のような性格をしている。自己中心的で保身に走る節もありながらプライドは人一倍高いため、自らの周りをイエスマンで固めている。宮殿内で791が台頭するまでは“腐敗した宮殿”と揶揄されていた。
ライス家自体が伝統的に公国を統治しているという理由だけで領主に就任しただけで決して本人の能力が認められたからではない。

当初は国民の声に応える形で791を宮廷魔術師と認めたが、その本性と実力を知りすぐに彼女に頭を垂れるようになる。内心では彼女を良く思っていなかったものの、仕方なく彼女に従う形で“見かけ上の”領主を演じるようになる。

だが、最後は791のクーデターにより事前に察知し動くも返り討ちにされて斃れた。彼の最期を見た者も死体を見た者もいないと言われている。公式には“市民の怒り”により彼を打ち倒し、絶望の逃走の最中で落馬して死去したとされている。
彼だけでなくライス家の関係者は尽く処断されている。

:いかにもな貴族を目指しました。元ネタは亀田製菓より。カメ(亀)=ライス(田)。



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