プリンセスティアーズ第2禁書庫 - 設定:生活

光身浴


強い魔法の力によって、全身の穢れを洗い落とす魔法です。
自身の足下に、光のサークルが出現し、そこから強い光が発せられます。
本来、この魔法のみによって、完全にお風呂の代わりを果たすことができますが、
気分的な問題から、エルシーはできるだけお風呂に入りたいと思っています。

この魔法の使用にはいくつかの制約があり、それを守る必要があります。
もっとも大きな制約は、この魔法が着衣状態では、力を発揮しない事で、
このため光身浴の際には、必ず衣服を脱いで全裸になる必要があります。
また、魔力の消耗が激しく、使用中は発せられる光によって、とても目立ってしまいます。

このため、野宿などで夜間、光身浴を行うと
例え、森の奥などに隠れていても、その明かりですぐに気づかれてしまうため、
服を脱ぐ前に、周囲に十分気を配る必要があります。
また、通常、数十秒ほど光を浴びれば、その効果は十分に発揮されますが、
エルシーはお風呂の代わりという気分的な意味もあり、いつも、かなりの長期間、
裸身のまま光を浴びています。

光身浴自身に、人間を含めた生物、魔物や野獣のオスを引き寄せるような効果は
ありませんが、エルシーの場合は、もって生まれた能力によって多くのオスから、
生殖すべき交尾対象と認識されている事、さらに聖位の矜恃の力や、
危険日強制告知などの呪いの力によって、図らずも様々なオスに自身の母胎としての
魅力をアピールしてしまうため、野宿などの際に、裸身のエルシーが光身浴を
行う事は、極めて高いリスクを負った行為となっています。

また、野宿などを行い場合でも、
やむを得ずに、お風呂のない宿屋などに宿泊した際も、
十分に戸締まりなどを行った上で、自室で欠かさず光身浴を行っています。
扉やカーテンの間からは、強い光が漏れるため、知識のある人間なら、
彼女がなにを行っているかは、すぐに察しをつけることが可能です。



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