メモリアル�� 
会話
| − 街角 − | |
|---|---|
| P | （可愛らしい女の子が歩いている……） |
| P | 【スカウトする】 |
| 日菜子 | え、アイドル……？アイドル！？日菜子がアイドルですかぁ〜？ |
| P | 【はい、アイドルです】 |
| 日菜子 | むふっ♪アイドルと言ったら……つまりドレスですよねぇ。ドレスってことは……お姫様ですよねぇ。 |
| P | 【アイドルですが……】 |
| 日菜子 | むふ……むふふふ♪つまり日菜子の前に王子様が現れちゃうわけですよぉ。そうですよねぇ？ |
| P | 【自分次第】 |
| 日菜子 | なるほどぉ……。日菜子がアイドルになって有名になれば……むふふふ♪ 王子様に日菜子がここにいるってことが伝わって、白馬の王子様が迎えに来てくれるはず。これは運命ですねぇ♪ 日菜子とあなたが今日ここで出会ったことも、日菜子がアイドルになることも、王子様に迎えにきてもらうために必要なこと……。 それなら、日菜子はアイドルになるしかないじゃないですかぁ♪むふ……むふふふ♪ 誰よりも可愛くなった日菜子をさらって……。あん、日菜子にはちょっと過激かも……むふぅっ♪日菜子をとびっきりのお姫様にしてくださいねぇ……。 |
| P | 【アイドルですが……】 |
| 日菜子 | むふ、むふふ……。むふふふふ……♪ |
| P | 【もう聞こえていないようだ……】 |
メモリアル��
会話
| − レッスンルーム − | ||
|---|---|---|
| 日菜子 | 今日は初めてのレッスン……。レッスンなんて、何だかイケナイ響きですねぇ……。むふふ……何をする気なんですかぁ……？ | |
| P | 【ビジュアルレッスンを】 | |
| 日菜子 | イケナイことじゃなかったんですねぇ……。ビジュアルレッスン……つまり、お芝居ですねぇ。なるほどぉ……。 日菜子はお姫様になるんですから、どんな役だって演じられないといけませんよねぇ。任せてください〜。それで、どんな役を……？ | |
| 選 択 分 岐 | P | � 撻ぅ献錺襪覆�姉さん】 |
| 日菜子 | えぇ……？日菜子にはイジワルなお姉さんなんて似合いませんよぉ。そんな役を演じろなんて……プロデューサーさんのほうがよっぽどイジワルですぅ……。 | |
| P | �◆擴�子様】 | |
| 日菜子 | 王子様を……日菜子が……？だめ、絶対にだめです。だって、それは日菜子の役目じゃないですから。 | |
| P | 【つまり、できない役がある】 | |
| 日菜子 | むぅ……。どうして、そんなふうにイジワルを言うんですか？ もしかして、日菜子の反応を見て楽しんでるとか……？それって、つまり……。そういうことで……むふっ、むふふ……。 | |
| P | 【今のままではお姫様にはなれないよ】 | |
| 日菜子 | えっ……！！そ、それは……困りますぅ。日菜子は、王子様が現れたときに、選んでもらえる子じゃないとぉ……。 わ……わかりました。イジワルなお姉さんも、王子様も……どんな役だってできるようになって、日菜子は立派なアイドルに……お姫様になります。 そうしたら、王子様が迎えに……あ、あれ？でも、そうしたら、王子様は日菜子だから……？ ……まぁ、いいです。王子様はどこにいるかわかりませんからねぇ。 日菜子は王子様に出逢えるその日まで、レッスンをたくさんして、自分の可能性を広げ続けます。 そうしたら、いつかきっと……役じゃない、ホンモノのお姫様に……♪ | |
メモリアル��
会話
| − 撮影スタジオ − | |
|---|---|
| 日菜子 | おはようございまぁす。今日は宣材写真の撮影ですねぇ〜。日菜子、ちゃーんと練習してきたんですよぉ♪ |
| P | 【何を？】 |
| 日菜子 | それは〜キメ顔です♪うまくいくイメージトレーニングもばっちりですぅ。じゃあ、いってきますね〜。 |
| P | （撮影が始まった……） |
| 日菜子 | この写真が街中に貼られるんですね……。日菜子は一気に有名人に……。そして……王子様が見かけて……むふ……♪ |
| カメラ | あの、日菜子ちゃん……？ |
| 日菜子 | むふ、むふふ……。むふふふふ……。 |
| P | 【おーい】 |
| カメラ | あの、どうします……？ |
| P | 【そのまま撮ってください】 |
| − 撮影後 − | |
| 日菜子 | あ……あれ？撮影は？ |
| P | （写真を差し出した……） |
| 日菜子 | これは……いつの間に撮ってたんですかぁ？日菜子、全然キメ顔できてませんね……。せっかく練習してきたのに……。 |
| P | 【これも可愛いよ】 |
| 日菜子 | えっ？そ、そんな、いきなり何を……。 |
| P | 【もっといろんな顔も見たい】 |
| 日菜子 | 日菜子のいろんな顔を見たいんですか？今、胸があふんって……こ、これはもしかして……あの……その……素敵な妄想が広がる……わーるど……。 |
| P | 【おーい】 |
| 日菜子 | ……っは！あぶない……。撮影の二の舞になってしまうところでしたぁ……。 妄想は楽しいですけど、妄想のせいで、現実の楽しいことを見逃しちゃったらもったいないですね。このままだと、王子様が現れても、見逃しちゃうかも……。 そんなの絶対にいやですぅ。お仕事のときの妄想こんとろーるは、日菜子の課題かも……。 でも、さっき、プロデューサーさんが呼んでくれたときは、ちゃんと声が聞こえて……。もしかして、プロデューサーさんのことを考えていたから……？ |
| P | 【もしもし？】 |
| 日菜子 | お仕事中は、プロデューサーさんのことを考えればいいのかも……。そうしたら、緊張感を持って、お仕事も妄想も楽しくできて……♪ |
| P | 【おーい】 |
| 日菜子 | 日菜子のいろんな顔を見たプロデューサーさんは……。それで……あぁ、これ以上は……むふ……むふふふふ……。 |
メモリアル��
会話
| − 控え室 − | |
|---|---|
| 日菜子 | 朗読会のお仕事ですね。子どもたちに囲まれて、絵本を読む日菜子……。 そんな日菜子を「なんて素敵な子なんだ！」って王子様が見つけてくれるかも……むふふっ♪それじゃあ頑張ってきますね、プロデューサーさん♪ |
| − イベント 午前の部 − | |
| 日菜子 | みんな〜、こんにちは〜！今日は、日菜子と一緒に楽しい時間を過ごしましょうねぇ〜。今日、読むのはこの本！「シンデレラ」ですよぉ〜。 日菜子も大好きなこの物語ですけどぉ〜。みんなは知ってますか〜？ |
| 子ども | 知ってるー！ |
| 日菜子 | わぁ、知ってる子がたっくさん♪じゃあ、読んでいきますね〜。 むかしむかしあるところに、シンデレラという美しい娘がおりました。娘はお城の舞踏会へ行くことを夢みていました……。 でも、シンデレラのお洋服はボロボロで、舞踏会へ行くことは叶いません。涙を流すシンデレラ。そこへ現れたのは……。 むふっ……それはもちろん王子様ですよねぇ♪お姫様が困ったときには、王子様が現れるんです♪ そして、手を差し伸べて、魔法みたいな言葉で、日菜子のハートをぎゅっとして……はぅん♪むふ、むふふふふ……♪ |
| 子ども | あれー？「シンデレラ」ってそんな話だったっけ？ |
| − 控え室 − | |
| 日菜子 | 妄想こんとろーるが課題だって言ってたのに……。すみませんでした……。 |
| P | 【子どもたちにも謝らないとね】 |
| 日菜子 | あ……そうですよね。せっかく聞きにきてくれた子どもたちに申し訳ないことしちゃいました……。 今度こそ、ちゃんとやりたいです。妄想に入らずに、ちゃんと……！ |
| − イベント 午後の部 − | |
| 日菜子 | みんな〜。こんにちは〜！ |
| 子ども | あ！さっきのへんてこなお姉ちゃんだ！ |
| 日菜子 | もう一回来てくれた子もいるんですね〜。さっきはごめんね。次はちゃんと読みますから、聞いてください〜。 ……むかしむかしあるところに、シンデレラという美しい娘がおりました。娘はお城の舞踏会へ行くことを夢みていました……。 でも、シンデレラのお洋服はボロボロで、舞踏会へ行くことは叶いません。涙を流すシンデレラ。そこへ現れたのは……魔法使いです！ 魔法使いはシンデレラに魔法をかけます。すると、可愛いドレスに、キラキラのティアラ。ドカンッ！と、おっきなカボチャの馬車まで出てきて！ |
| 子ども | 可愛いドレスってどんなのー？ |
| 日菜子 | そうですねぇ……。きっと、ふわふわしていて、花びらみたいで、とってもきれいなドレスなんです。おっきなリボンに、ひらひらフリル♪ |
| 子ども | わぁ〜……私も着てみたい！ |
| 日菜子 | 日菜子もです〜♪うふふ♪そんな、みんなが憧れる素敵なドレスを着たシンデレラは馬車に乗って、舞踏会へ向かいます。 そこでシンデレラは運命の出会いを果たします……。その運命の相手は、もちろん王子様♪ 王子様にエスコートされ、シンデレラは素敵な時間を過ごすのでした……♪ |
| P | （日菜子も子どもたちもとても楽しそうだった……） |
| − イベント終了後 − | |
| 日菜子 | 日菜子、気づきました。物語に夢中になれたのは、そうさせてくれる人がいたからだったんですね。 日菜子は子どもたちにそうさせてあげられなかったです。自分が妄想わーるどへ行っちゃって、夢中になっちゃったから……。 |
| P | 【でも、今日は帰ってこられたね】 |
| 日菜子 | そうですね。楽しませなくちゃって思って、そっちに夢中で〜。みんなが楽しんでくれて、よかったです♪ それに、日菜子も楽しかったですぅ〜♪今日は妄想じゃなくて、現実がちゃんと楽しくて！現実の楽しいこと、見逃さないでいられましたぁ〜。 |
| P | 【物語はここからだね】 |
| 日菜子 | 日菜子の物語は、ここから……はい。現実の世界にも楽しいことはたくさんありそうで……。きっと、王子様も本当にいるから♪ 楽しい物語になるように、エスコートしてくださいね、プロデューサーさん。むふ……むふふっ♪ |
メモリアル��
会話
| − 中庭 − | |
|---|---|
| 日菜子 | スランプなんです！ |
| 日菜子 | あ、すみませんっ。 日菜子ったら、急に大きな声出しちゃって……恥ずかしい〜。 でも、それくらいの緊急事態なんですよ〜。 |
| P | 大丈夫だよ。 それで、スランプって？ |
| 日菜子 | はい……。 実はですね、はかどらないんです。 妄想が。 |
| 日菜子 | もう小一時間も胸のときめくような妄想が出来なくて……！ テスト中やレッスン中でもないのにですよ？ これは間違いなく、妄想スランプなんです！ |
| 日菜子 | だから芝生に寝転んで、地球のえなじー的なものを もらったりしようと思ったんですけど……チクチクしただけで。 そんなときに、プロデューサーさんが通りかかったんです！ |
| 日菜子 | ここで出会ったのも、きっと運命です！ プロデューサーさんっ、どうか日菜子を…… 日菜子を助けてくださ〜いっ！ |
| P | � 攬貊錣鳳撚茲� 観に行こうか】 |
| 日菜子 | 映画……ですか？ 確かに妄想の参考になるかもしれませんねぇ。 じゃあ……お願いしてもいいですか？ |
| − 映画館前 − | |
| 日菜子 | 到着しました〜♪ あ、映画のポスターがいっぱい貼ってありますよ。 えっと、今上映している作品は……ふむふむ。 |
| 日菜子 | あぁ……王子様が出てくる作品はやってないみたいですねぇ。 でも、こっちの恋愛映画は「胸キュン間違いナシ☆」って、 書いてありますよ。じゃあ、この映画を……。 |
| P | 【アクション映画の ポスターを指さす】 |
| 日菜子 | えっ……？ プロデューサーさん、その映画は……。 すごく、その……力強さが約束された作品って感じですね……。 |
| 日菜子 | うなる筋肉、吠えるバズーカ…… 近年まれに見る火薬量に全米が泣いた……？ 詳しくないジャンルですけど、なんだか本格的ですねぇ。 |
| P | 詳しくないなら、得られるものが多いかもしれないよ。 |
| 日菜子 | はっ……！ そ、そうですね……そうかもしれません。 観たら、こんな視点が！という発見があったりするかも……！？ |
| 日菜子 | ……わかりました。日菜子、挑戦してみます。 ちょっとどんな内容なのかドキドキしますけど……プロデューサーさんが一緒ですからっ。 |
| − 映画上映中 − | |
| 荒くれ者 | クソったれェ！ コイツで地獄に落ちやがれェェエエ！！ |
| 主演俳優 | ……フン、安っぽい豆鉄砲だ。 それに腕も悪い。 公園のハトだって驚かないぜ。 |
| 日菜子 | はぁ……！ |
| − 映画終了後 − | |
| 日菜子 | …………。 素晴らしい作品でしたね、プロデューサーさんっ！ |
| 日菜子 | 日菜子、わかりました……！ 世の中には戦闘ヘリでやってくる王子様もいますよね！ 盲点でした！これはいい刺激をもらえましたよ〜♪ |
| P | 【それなら よかったよ】 |
| 日菜子 | はい！おかげさまで、スランプもすぐに脱却できそうです〜！ 助かりました…… いいや、助かったぜ。なーんて……。 |
| P | 【水くさいことは 言いっこナシだぜ？】 |
| 日菜子 | へ？ お……おうよ、です。 …………むふ♪ むふふふふ……♪ |
| − 選択肢�� END − | |
| P | �◆攀佞北兪曚�ら 離れてみようか】 |
| P | 今の日菜子は、妄想しようと考えすぎているんじゃないかな？ |
| 日菜子 | はうっ……！？た、たしかに……そうかもしれません。 妄想とは、もっと自由なもの。無理したり、強制して見るなんて もってのほか……。そんなことも忘れていたなんて……。 |
| 日菜子 | 日菜子はとんだうっかりさんです……！ ……おかげで目が覚めました。日菜子、思い切って妄想から 離れて、そして待ちます！妄想が自然と浮かぶ瞬間を！ |
| P | 【その意気だよ】 |
| 日菜子 | はいっ。 ありがとうございます、プロデューサーさん。 あの、今さらですけど忙しくなかったですか……？ |
| P | 大丈夫。 ちょうどお茶でもしようと思っていたところだから。 |
| 日菜子 | そうなんですかぁ？ じゃあ、日菜子もご一緒します〜。 いろいろと考えてたら、喉が渇いちゃって〜。 |
| − カフェテラス − | |
| 日菜子 | はぁ……ココア美味しい〜♪ それにお天気もいいですし、お散歩日和ですねぇ。 なんだか気分がのんびりしちゃいます〜。 |
| 日菜子 | あっ……見てください、プロデューサーさん。 鳥さんが飛んでますよ。 仲良さそうに2羽、並んで……。 |
| 日菜子 | 家族かな？ それとも友だち……。 ううん、もしかしたら恋人同士かも。 いいですねぇ、こんなに広い空を自由に飛べるんですから。 |
| 日菜子 | きっと……許されない恋をしている人たちには輝いて見えますね。 たとえるなら、そう、自分たちは籠の中の鳥……。 想いが通じ合っていても、一緒にはいられない……。 |
| 日菜子 | なぜなら日菜子の国と、王子様の国は敵国同士……！ 結婚はおろか、会うことすらも許されない……！ ふたりで言葉を交わすのは、人目につきにくい新月の夜だけ……。 |
| 日菜子 | ああ、王子様。あなたと太陽の下で語らえたら……！ ああっ！でも同時に怖くもあります。 新月が隠してくれた、この身を焦がす想いを知られることが……！ |
| 日菜子 | だけど、明るいところであなたの姿を見てみたい……！ お茶の時間をともにして、他愛ない言葉を交わし、 お互いの気持ちを確かめ……はっ！？ |
| 日菜子 | プ、プロデューサーさんっ！ どうしましょう……日菜子、うっかり妄想を……！ 自然と妄想できる瞬間まで、妄想から離れると決めたのに……！ |
| P | 今のは、自然に妄想できてたから、いいんじゃないかな？ |
| 日菜子 | え？ ……あ、そうですね。そうでした！ 思ったより早くその瞬間がきて、びっくりしちゃいました！ |
| 日菜子 | は〜、よかったぁ。 とにかく、お騒がせしました。日菜子、たぶんもう大丈夫です。 プロデューサーさんのおかげで助かりましたよ〜♪ |
| 日菜子 | それにしても、これだけ的確なアドバイスができるなんて…… プロデューサーさん、妄想のプロデュースも得意なんですねぇ。 はっ……！もしや相当な妄想遍歴の持ち主……とかっ？ |
| P | 【そそくさと逃げ出す】 |
| 日菜子 | ああっ、待ってくださ〜い！ 誰にも言いませんから、日菜子だけにっ。 日菜子だけに教えてくださ〜い、プロデューサーさ〜んっ♪ |
| − 選択肢�� END − | |
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